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星界の道~航海中!~

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元顕正会員の告白(2)

【大石寺を詐称する顕正会からの脱出(5)】 慧妙平成28年9月16日号
【次々と不幸が続いた顕正会時代 正法に目覚めて、ようやく救いが】
総本山塔中・理境坊所属妙観講 伊東○○


【顕正会で味わった地獄の日々】

 私は、平成三年に異流義の顕正会に入会し、平成二十一年に妙観講の堀井さんから折伏を受けるまでの十八年間を、顕正会ひとすじで生きてきてしまいました。そして、心底から正信に目覚めることができた本年三月まで、顕正会の害毒をイヤというほど味わってきたのです。
 顕正会時代は、夜遅くまで無謀な活動をしていために、朝起きられず仕事に遅刻し、さらに、職場で強引な勧誘をしたことによって解雇される、ということを繰り返し、常に会銭苦に陥っていました。しかも、幹部になると、毎年十五パーセント増しの『顕正新聞』の購読が要求されますので、辞めた会員の分も減らすことが許されず、その購読料まで負担させられます。そのため、様々な金融機関からの借会は百万円を超えていて、返済の目途も立たない状態でした。やがて私は全てを失い、車の中で生活するという、浮浪者そのものの生活になりました。
 そのような状況の中で、顕正会女子部だった現在の妻と結婚しました。しかし、顕正会の活動に頑張れば頑張るほど、仕事はままならず、借会苦も解消されません。妻とは毎日のようにケンカを繰り返し、やがて妻はウツ病になってしまったのです。まさに地獄のような泥沼状態でした。

【正信を妨げた顕正会の呪縛】

 そのような時、顕正会小田原会館の周辺に妙観講の人がたびたび現われる、との情報がありました。顕正会からは、「妙観講は相手にしてはいけない、絶対に近づかないように」と釘を刺されていましたが、私は、顕正会に対して不信が募っていたこともあり、どちらが大聖人様の仏法を正しく実践しているのか、確認してみたくなり、小田原会館周辺に折伏に来ていた堀井さんに声をかけ、近くのファミリーレストランで話を聞きました。
 そこで堀井さんから、顕正会では教えられていない内容や御金言を聞き、それがじつに筋の通った話でしたので、「日蓮正宗のほうが正しいのではないか」と思いました。しかし、その時はまだ、顕正会のマインドコントロールを振り切れず、帰伏することはできませんでした。
 一方では、超低体重で生まれた長男(第二子)が、二歳になった頃から高熱による熱性痙攣(けいれん)のようなテンカン発作が起きるようになり、真夜中に救急車を呼ぶことが増えていきました。
 その長男のことで悩んだ私は、再び堀井さんと会い、長男の障害が治るのなら、との思いで、御授戒を受けさせていただきました。最初に折伏を受けてから三年後の、平成二十一年のことでした。
 しかし、御授戒は受けたものの、長年、顕正会で宗門誹膀をしてきた罪障でしょうか、何の根拠もないのに宗門に対する不信感が湧き上がってきて、堀井さんとの連絡を拒絶し、勤行もしなくなってしまったのです。
 一方の妻は、相変わらず顕正会の活勣にどっぶり浸(つ)かっており、夫婦ゲンカも絶えません。そのようななか、長男が急性脳症になって入院し、それを機に家庭不和がさらに悪化して、別居状態になっていきました。
 そして七年が過ぎた今年の初め、今度は、妻の身体にも罰の現証が現われました。自己免疫性肝炎という難病にかかって緊急入院し、一生、薬を飲み続けなくてはならなくなってしまったのです。

【家族全員の御受戒に涙】

 
 黄疸が出て眼も黄色くなり、薬の副作用で顔がむくみ続けている妻の顔を見たとき、私は、あまりの不憫(ふびん)さに、ずっとサボっていた勤行を始めました。すると、今まで日蓮正宗の話を全く聞こうとしなかった妻が、本音を漏らすかのように、顕正今に対する不満を言い始めたのです。
 私は、これは千載一遇のチャンスだ、と思い、日蓮正宗の正しさを話していきました。そして、妻も理解しはじめてきましたので、今年の三月、久しぶりに堀井さんに連絡を取りました。
 その後、堀井さんの計らいで、元顕正会女子部で現在は妙観講員の青木さんが、妻と会って話してくれることになりました。青木さんの話を真剣に聞いていた妻は、今の状態が罰であることに気づき、顕正会を辞めて本物の日蓮正宗で信心をしていくことを決意することができました。
 そして、その一週間後、四月の御講の時、理境坊において、妻と長女と病気の長男と、一家全員が御授戒を受けることができたのです。
 私は、七年前に御授戒を受けた時はまだ不信や不安が残っていましたが、この時やっと、全てが吹っ切れて、本物の御本尊様と正しい信仰に出合えた有り難さ、顕正金で積んでしまった罪障を消滅できることの有り難さが込み上げてきて、感激の涙を抑えることができませんでした。

【功徳を実感し、折伏に立つ】

 御授戒の翌日から、さっそく、長男の身に功徳の現証が現われました。
 長男は、生まれつきの障害と脳症により肢体不自由で、毎週一回リハビリの治療を続けておりますが、常に発作や手足の緊張があります。ところが、御授戒の翌日、リハビリの先生から「手足の緊張が無くなっています」「自分の意志で手足を勣かせるような傾向になってきましたね」「表情がとても良いですね」と言われたのです。
 さらには、いつも利用しているデイサービスの施設でも、「最近、息子さんがとても良い表情に変わっている」「自分の意志が出てきた」といって、不思議がっていました。
 私は、第三者の目から見ても変わってきた息子の姿に、御本尊様の御力を実感でき、正しい信仰に付かせていただいた有り難さで、胸がいっぱいになりました。
 妻も、正しい信仰に出合えた感激を顕正会時代の知り合いに伝え、救っていきたいと、すぐさま折伏に立ち上がり、数日後、元・顕正会総班長であった石澤さんとそのお母さんを折伏したところ、お二人とも納得し、感激の中で御授戒を受けることができました。
 さらに、講中の会合で御金言を通して、「日蓮正宗に真っ向から刃向かい、御法主上人を誹謗してきた異流義団体は、きわめて罪が重い。その罪障を消滅するためには、過去において犯した謗法を心から御本尊様に懺悔申し上げて唱題に励み、周囲の人達をことごとく折伏することである」と教えていただき、私たち夫婦は、一刻も早い罪障消滅を願って、かつての顕正会仲間を折伏してきました。
そして、妻が御授戒を受けてからわずか三週間足らずで、二十名の折伏ができました。なお、石澤さん親子をはじめ、入信できた眷族の方達も、一緒になって折伏に励んでおります。

【なおも広がる折伏の輪】

 私達法華講員の折伏攻勢に恐れた顕正会は、「妙観講に関わった者は全て除名にする」との方針を打ち出し、それを会員に徹底するため、私の眷族の所にも一軒一軒訪問してきました。
 御授戒待ちだったSさん宅にも幹部が来たので、Sさんが「自分は日蓮正宗の話を聞いた。宗門に付こうかと思っている」と言ったところ、それだけで、何の説得もないまま、即、除名にされました。この一事をもってしても、顕正会員はいかに宗教的確信が薄いか、会長の浅井昭衛はいかに法華講からの折伏攻勢に戦々恐々としているか、が浮かび上がってきます。
 また、他の人達も、上層幹部が除名を言い渡しに来た際、「ついでに、夫と子供三人の除名もお願いします!」と逆に宣告したり、開ロ一番、「除名、有り難うございます!」と喜色満面で応対したり、「私は二十数年間、顕正会で信心してきたけど、顕正会は間違っていることに気づいた。やはり日蓮正宗のほうが正しい」と相手を諭したり、皆が皆、動揺するどころか、笑顔で迎え打ったのです。
これには、通告しにきた上層幹部も予想外だったらしく、最後は身心共にボロボロになった様子で、すっかり生気を失ったヤツレ顔で帰っていったそうです。
 中心的な眷族の一人である守本さんは、顕正会でも不仲で有名だったお姉さんを正法に導き、さらに、同じく顕正会員だったお父さんと甥ごさんも御授戒を受けさせることができました。
 そのお父さんは、癌を患い、余命いくはくもないとの宣告を受けていましたが、正法に帰依して勤行唱題に励むなか、医者が首を傾げるほど奇跡的に腫瘍マーカーの数値が下がり、入信から四ケ月ほどが経過した現在も、自宅から通院しながら普通に日常生活を送っており、毎日御本尊様に感謝申し上げております。
 私と妻から始まった顕正会員への折伏は、この四、五ヵ月の間に三十名の入信をみておりますが、罪障消滅を願い、勤行に折伏にと頑張っている皆さんの姿に、私自身も大いに励まされております。
 こうしたなか、妻も精神的に安定してきており、私自身も毎日、張りのある生活か送れるようになってきました。そして、私の仕事ぶりを評価してくれる方が現われ、それまでの職場よりも好条件で転職することができました。
 顕正会では、熱心に活動すればするほど、どんどん悩み苦しみが重なっていく、という状態だったのが、正法正師のもとに付いてからは、だんだん良くなってきているのです。この歴然たる違いに、顕正会は人々を不幸にする邪悪な教えであり、日蓮正宗こそが一切の人々を救う正しい宗教なのだ、と実感せずにはいられません。
 私自身、顕正会で積んだ罪障は非常に重く、まだまだ罪障消滅の途上ではありますが、正法正師のもとで仏道修行に励んでいけば、必ず罪障消滅できるものと確信しております。今後も、講中の皆さんと共に、眷族の人達とも励まし合い、救いの手を待っている多くの人達を折伏し、一分でも広宣流布のお役に立っていきたいと決意しております。






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