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あー、、、、もう、こんな事態になるとは。一番恐れていたことが起こってしまって、グイン読者はみな一様にガックリしてると思うんですけど、大袈裟ですけど「これからどうしよう」って、本気で思ってます。26日に、栗本薫という小説家が亡くなりました。ほんとに、どうしよう、これから。本屋さんに入ると、とりあえず早川のグインのコーナーに行くというのが、20年以上も習性となってるのに。もう、グインの新刊が・・・出る?出ない?127巻って出るのかな。最後(126巻)がイシュトとリンダで良かったなぁ感もあるけど、そんなこと言ってる場合じゃない。続きがないんだから。長編小説(とか漫画とかも)作者が亡くなって未完のままのものってあるじゃないですか。読者はガッカリですよね。グインまでもが、こんなかたちで読めなくなってしまうなんて。わたしは20巻くらいから栗本さんの心配ばかりしてました。頼むから書き上げるまで死なないでね、って。しかも読者はあとがきで栗本さんのお子さんが生まれて、小学校に入学して・・・と、成長をずっと見守ってきたんですよ。30年も書き続けいるからこそ、そういうのもありなんですが。あー、、、グインのことを考えると、言葉がないです。栗本さんのご冥福をお祈りしますが・・・古代機械で帰ってきて!グインも魔界も、ぼくらも、全部読み返しだー!
栗本薫さん「グイン・サーガ」129巻出版へ…絶筆130巻も (読売新聞) 膵臓 ( すいぞう ) がんのため26日に56歳で亡くなった作家の栗本薫さんが、一作家が書いた小説では世界最長とも言われる代表作「グイン・サーガ」(早川書房刊、本編126巻)を130巻途中まで執筆していたことが分かった。夫の今岡清さんによると、栗本さんは闘病中も、原稿を書き続けた。「多い日は50枚も書いていたのに、最後は1日数枚がやっと。思い通りにならず、とても悔しがっていました」129巻までの原稿は既に書き上げ、130巻も書き進めていたが、先月23日を最後に筆が止まり、病状悪化のため今月7日、都内の病院に再入院。闘病中の心境をノートにつづり始めたが、2ページほどで文字がうまく書けなくなり、断念していた。早川書房は129巻までの出版を決めており、絶筆の130巻途中までの原稿も公表したいとしている。 ということは、130巻の途中まで読めるということか!? 栗本 薫(くりもと かおる、1953年2月13日 - 2009年5月26日)は日本の女性小説家、評論家。日本SF作家クラブ会員、日本推理作家協会員、日本ペンクラブ会員、日本文藝家協会員、日中文化交流協会員。 代表作は『グイン・サーガ』、『魔界水滸伝』、『伊集院大介』シリーズなど。『グイン・サーガ』は序盤が英、独、仏、伊、露の各国語に翻訳されている。 また、中島 梓(なかじま あずさ)名義で評論活動や作詞作曲、ピアノ演奏、ミュージカルの脚本・演出なども手がけた。本名は今岡純代、旧姓は山田。夫は元「SFマガジン」編集長の今岡清(現・天狼プロダクション代表取締役)。母方の又従兄弟(祖父の姉の孫)に 梶原一明(経済評論家)がいる。 2009年5月26日、膵臓癌のため死去[1][2]。享年56。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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