昨晩はメール来ねえな日記を書いたところ、あわてて5件くらい生徒さんたちからのお誕生日メールが届きました。
みんなありがとうね！！
これからも仲良くして下さい。

せっかく誕生日なので、おピップ様との出会いを忘れないうちにつづっておこうかと思います。
これは自分用日記なので、他人が読んだらケッてなもんかも知れませんが、
わたくしマジで書いてます。

最初は去年の12/10でした。
西新井アリオの中にあるカルチャーセンターのコミュニティーアリーナから依頼を受けて、正式開校となって初のレッスンの日でした。

その2週間前にも体験レッスンがあって足を運んだため、アリオ1階にあるペットショップにはカワイイ仔犬がたくさんいるのを知っていました。
12/10の前の晩は明日は犬たちにたくさん会えると思い、わくわくしてたのでした。
その時はガラス張りのプレイルームでわんこたちが戯れるのをしばし見るだけで満足できると思ってたんです。

ところが当日、じゃれあって遊ぶたくさんのチワワの中に、ひとりだけヘンな柄の子がいるのを見つけてしまいました。
他の子は茶色ベースだったり黒かったりするんですが、その子だけは白ベースに茶色のブチ模様。
目も耳も他の子たちよりもひときわ大きくて、まるで三毛猫のような子でした。
その瞬間からその子に目が釘付けになってしまいました。

記念に写メール。と携帯で写真を撮り始めたら、いつの間にかその子ばかりを10枚くらい撮ってる自分がいました。







それでも、その日は「あの子かわいいなぁ」と思うだけで、帰ってからは液晶テレビと、テレビ台のカタログを見たりして、テレビ買い換え計画を着々と進めていたのでした。
いま使っているテレビもさしあげる先が決まってました。

ところが次の日くらいから、携帯の例の写真を見る度に胸がきゅーんするようになってしまい、そこから数日悶絶しました。
だんだんと「犬を飼う」というそれまでそんな希望もなく、想像すらしていなかったことを、妄想し始めるようになってしまいました。

そして数日後。
弟とネットでチャットの最中、
「あのさぁ、万が一なんだけどね、万が一なんだけど私が犬を飼ったら、たまに散歩行ったり私が仕事で出てるときにご飯あげたりしてくれる？」
と聞いてみました。

弟は仔犬の写真を見せると興味深そうで、しかも「別にいいけど？」と賛同が得られたので、翌日ショップに電話して、写メールを見ながらあの子がまだいることを確認して、その日の夜に早速ふたりで会いに行ったのでした。

そして弟の、最初の感想は
「・・・っっかっ、がわいぃぃぃぃ～！」
でした。

まだ650gの両手のひらに乗るようなわんこは、知らないひとに抱かれてがたがたと震えていました。
寒い季節のため、ちょっと風邪気味で鼻水がたれていました。

そしてそれから3日間。
気が狂いそうに悩みました。
悩みすぎて夢にもあの仔犬が出てきました。

私、動物飼ったことないし、親もペットを飼うことに反対してて協力を得られなさそうだし、仕事しながらちゃんと面倒見れるのか自信ないし、病気でもしようものならすごくお金かかるし、死んだときに悲しい思いをするし・・・。
そしてなによりも、この子ヘンな柄なのにけっこうなお値段ナノヨ。リアルに。

けれども、次にカルチャーのレッスンに行ったときには、もうあの子はいないかも知れないと想像してみたら、とてもとても悲しくなりました。
ある日決意して電話で仮予約を入れ、すぐに契約と支払いをしに行きました。

こうしてちっちゃな猫のようなわんこは私の家族になったのでした。
実際にお迎えに行った日のことはまた今度。

あれから10ヶ月。無事に1歳を迎えられたことを神様に感謝です。
協力しないと言っていたのに、かわいがってくれているおかーさんもありがとう。
皆様、これからもピップをどうぞよろしくお願いします。


余談。

ちなみに、西新井アリオのペットプラスはすごくいいお店だと思います。
動物病院とペットホテル、美容院も併設されたわりと大型店です。
清潔で広くて犬同士で充分遊ばせているので、運動不足にならず健康で、性格がのびのびして、ある程度の社会性もある子に育っています。
このお店を知った後に都会の小型店を見ると、1匹ずつ閉じこめっぱなしで見てて悲しいです。
わんこをお探しならば遠くても足を運ぶ価値はあると思いますよ。

あと、マイクロチップを強制的に最初から入れてます。
捨て犬は許さないというお店の意志が感じられます。
他のペットショップよりちょっと高いけどね！おすすめです。