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カテゴリ:教えるお仕事
最近本当にあった話です。
すでに長く通って下さっている生徒さんのご紹介で、新しい生徒さんがレッスンに来ることになりました。 最初のレッスンの前に、私のHP内のレッスンについて注意事項を読んでおいて下さいとメールでお願いしてありました。 その中に勉強する上での心構えや、持ち物等が書かれていて、何も知らない方に毎回口で説明するよりも伝わりやすいため、力入れて書いたページです。 で、初回レッスンは滞りなく終了したのですが、最後にその彼女がお菓子を下さいました。 お中元お歳暮の時期等にお菓子などを下さる方はいないわけではないのですが、そういうお気遣いを下さるのは趣味の奥様だったり、旅行のお土産だったりそういう場合が多く、若い女の子がご挨拶がてらに最初にお菓子を持って来るというのはけっこうめずらしいことでした。 (でもクラシック音楽のレッスン経験のある子だったりすると、けっこういるかも。) 私としてもそういうのが慣習化すると若い生徒さんに負担をかけるため、そういう気遣いを「するべき」という雰囲気を作ることは避けていました。 それだったらその分を勉強に使いなさいねってことです。 (でもどーしてもくれるって言うものはいただきますけど~♪) で、ちょっとびっくりして「あらあらあら、こんなお気遣いしなくていいのよ?でもありがとう。いただきますね」と受け取ったのですが、どーもその子の反応がヘンでした。 「え。え!?」みたいな感じで、私も「ん?なんかヘンなこと言った?」と思ってビミョーな空気になりました。 あとからその紹介してくれた子に聞いた話です。 さっきの注意事項ページの「持ち物」という欄にはこうあります。 ●筆記用具 ●楽譜 ●録音機器 ●レッスンのお礼 この「レッスンのお礼」というのが彼女は意味がわからなかったらしく、あわててお菓子を用意したらしいです。 あはあはあは。 ええと、この「レッスンのお礼」というのは「レッスン代」のことです。 なんかお金っぽい言葉はなるべくオブラート的な感じにしたいじゃん? ってことでそういう表現にしたのですが、わかりにくかったみたい。w こういうのも何かしら個人レッスンを受けた経験のあるひとだと、普通にわかることなのですが、そうじゃないとわからないですよね~。 私のように「教える」ということを生業にしていると、生徒さんが何を知らないかということを把握すること自体が、教える前にまずしなければならない仕事であり、常々そこにアンテナを張っているつもりではあるのですが、抜かりましたね・・・。 私が悪かった! 余計なお菓子代を使わせて申し訳なかったです。ごめんねー。 でもおいしかったよ、ごちそうさまでした♪♪ いただいたものをEvernoteに記録してますので、↑ちゃんと写真がノートに入ってました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年09月06日 23時56分10秒
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