丹波産のマツタケ
日曜日、大分からの帰り道、日曜夕方のルーチンである『ちびまる子ちゃん』と『サザエさん』を見ました(移動中は画面が映らないから「聴きました」が正解だけど)。『ちびまる子ちゃん』にマツタケの話。「マツタケって秋の食材じゃないの?」と思ったけれど、「そうか声優さんが決まらないから、これまでの傑作選だったのか」と納得。後で調べたら、2014年の9月放送のものでした。「うちでは丹波産のマツタケを七輪で焼いてかぼすを絞って食べるんだ」と花輪君が言い、「マツタケはやっぱり丹波産が一番。それを七輪で焼いてかぼすを絞って食べるのが最高だよ」と佐々木のじいさんが教えてくれる。まるちゃんは佐々木のじいさんにもらったマツタケをサンマの臭いの染み込んだ金網に載せてコンロで焼いてポン酢で食って、「エリンギの方がおいしかった」と思った。という話。で、で、丹波産のマツタケのことは良いとして、何度も出てくる『かぼす』ですよ。やっぱり、京都産のマツタケを静岡で食うのに、ゆずでもすだちでもなく『かぼす』なんだな、と独りで感動したわけですよ。「そんな贅沢なもんはないからポン酢で食べなさい」とお母さんが言うのもなんか嬉しかったりする。「あなたを含めて、大分県民の『かぼす愛』は異常よね」と妻がからかって笑うが、地元でもないメジャーアニメで『かぼす』が出てきて(きっとこれを見ている日本人の大多数が「かぼすって何?」とまるちゃんと同じ感想を抱いたであろう)嬉しくない大分県民(私はもう熊本県民ではあるけれど)などおりましょうや?