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Pum’s Life

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 「ボードウォーゲームとはもうすぐ絶滅するホビーである。」と自嘲気味に語られることがよくある。いや、それどころか「昔、ボードウォーゲームというホビーが存在していたが・・・」と既に絶滅してしまったかのように書かれることもよくある。
 ここ10年間は全くの新人がこのホビーを始めたという話を聞いたことがない(中にはいらっしゃるのでしょうが:例外としてコマンドジャパンの編集者の女性がいますけど)。つまり、ウォーゲームプレイヤーの平均年齢は確実に上昇し続けており、今後その人口は確実に減少し続けるだろうということである。アメリカでも事情はあまり変わらない。先日、オリジンズに行ったのだが、20歳代のプレイヤーは見つけることができなかった。若そうに見えても確実に30歳以上だっただろう。
 しかし、僕としては今後もしばらくはウォーゲームという趣味を続けていきたいと考えている。そして、新作が今までどおりのペースとは言わないまでも、かつてこの世にアバロンヒルしかゲームメーカーがなかった時代程度には(すなわち少なくとも年に3~5作)供給され続けて欲しいと思っている。やはり新作というのはそれだけで心が躍るものだからである。新作が供給され続けるためにはユーザーの新陳代謝が欠かせないだろう。新作が供給されない限り、新たな参入者はなかなか現れないとも言える。新作の供給と新規参入者とは原則として表裏一体の関係にあると思う。
 しかし、現実にはかなりのハイペースで新作が市場に投入されているにもかかわらず、新規参入者はまったくといっていいほど現れない。なぜだろうか? 僕の結論は簡単である。ウォーゲーマー予備軍にボードウォーゲームの存在がまったく知られていないからである。その存在を知らなければ、決してプレイすることはない。プレイしない限り好きになることもない。サンセットゲームズの古角代表が常々「とにかく、大きなお店に置いてお客さんの目に触れてもらわないことには決してウォーゲーム人口を拡大することはできない。」と言っている。まっとうな意見だと思う。しかし、実際にはそれもなかなか難しいようで、彼はまた別の方策を模索しているようである。
 今、僕が考えているのは地道な方法だが、口コミという方法である。とにかく若者にプレイしてもらい、その何分の一かでもいいから面白いと思ってもらった人に口コミで広げてもらうのである。これは最初の一歩が難しいのだが、僕はひとつの可能性があると思っている。それは僕らの子供たちの世代への普及である。日本では1980年代のわずか10年足らずの間だけボードウォーゲームが流行った。当時、コアな層を形成していたのは中学生から高校生であったと思う。まさしく僕の世代だ。彼らは今30代後半から40代前半という歳になっている。彼らの子供はちょうど幼稚園から中学生といった年頃に分布しているはずだ。父親から息子(娘でもいいのですが、それは一般的には少々難しそうだ)へとうまく伝えることができれば、彼らの友達の中にゆっくりとでも浸透させることはできないだろうか?

 僕はそういう意味も込めてまだ6歳の息子と週末によくゲームをする。まだ本格的なウォーゲームは無理だが、(AH)Battle Cry と(Days of Wonder)Memoir 44 はとても熱心にプレイする。こちらが真剣にプレイしても時々負けることがあるくらい一生懸命考えてプレイしている。あまりに熱心なので時々こちらが閉口するくらいにプレイをせがむことがあるくらいだ。
 棚に並ぶ僕のウォーゲームの箱を見ては「大きくなったら、この戦車のゲームで遊ぶんだ!」と勇ましいことも口にする。各地の生き残りウォーゲーマーたちがその子供たちから布教していくというアイデアはとてもよいと思うのだがどうだろうか。親子の会話という意味でも良いと思うのだが。

 ちなみにその6歳の息子だが、3歳の頃、大阪ミドルアースの例会に連れて行ったところ、某SG部長にあまりに可愛がってもらったおかげで「もうゲームの会には絶対に行かない!」と言っていた。3歳のチビにはあの場の雰囲気は少々刺激がきつすぎたかもしれないと反省しきりである。しかし、日本に帰ったらまた連れていこうかな。






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Last updated  Oct 13, 2006 11:29:41 AM
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