草刈民代
休日。朝日朝刊。紙面をめくっていたら、草刈民代の裸が現れて驚いた。幻冬舎から写真集を出す、その全面広告だった。これは僕らの世代だと、宮沢りえの「サンタフェ」を思い出す。考えてみれば、全国紙の全面広告に堪えられるヌードというのは、そうあるものではないんじゃないか。こんなヌードが毎朝朝刊に載っていたら、国民が全体的に早起きになるような気がしないでもない。草刈民代は1965年5月生まれ、44歳。バレリーナという肉体表現のエキスパートである草刈が、そこに表出するのはエロスではなく肉体美であろう。しかし、観るものは、肉体美のなかにもエロスを感じ取るし、エロスのなかにも肉体美を感じ取るものだ。ヌードについての身もフタもない二元論、“ヌケる/ヌケない”でこれを語ることはまったくのナンセンス。人間その気になれば、木魚を見たってなんとかするものなのだから。二度寝。午前中、睡眠。午後、日記更新。なんだかんだでどうしても更新が滞る。雨のなか、床屋へ。ひと駅隣りのQB HOUSE。今回は満足な仕上がり。テレビ、あれこれ。◆「徹子の部屋」、影絵作家の藤城清治。この番組でも話題に出たタモリ家の愛猫パトラは、藤城清治のところにいたクレオという猫と兄弟なんだと。細かい説明はなかったけど、どちらからもらわれたのか。このつながりは知らなかったなぁ。とても面白い。こういうことが「テレフォンショッキング」で語られることはなかなかないだろう。◆「お笑いさぁ~ん」サンドウィッチマン。今回は、コラボコントは面白かった。さまぁ~ずからの影響を公言しているサンドウィッチマンだけあって、すんなり文脈を共有している。それぞれに力量があっても、この擦り合わせがうまくいかないことはけっこうある。