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カテゴリ:Aviation History
昨日(9月1日)のブログで、零戦の操縦席内部の色について触れたが、そのうちの一部の色について、疑問をもたれないだろうか・・・? 4番目(7.5Y6.8/2.2)と5番目のFS*4373(10GY6.5/3.5)の色見本である。これらは、それ以外の見本が、ほぼ同系色であるのに対して、あきらかに違っている。たとえば、カナダのBlayd Corp.で調査された色は、いずれも中島製零戦二一型から確認されている。同じシリーズでは、海軍での公式色のM1(1は、下つき)と同系色も確認されてもいる。これらには、あきらかに矛盾がみられるが、『海軍機の塗装とマーキング 戦闘機編』の中島系色見本は、琵琶湖から引き揚げられた零戦五二型丙型(中島第82729号)から得られたデータを元にしている。この機体は、30数年間湖底に沈んでいたもので、その間の変色・退色も著しい。Chalking(チョーキング、白化現象)したものから得られたデータと、元々の色と推定される色との違いは、つぎに示す実例で検証されている。 5Y6.5/9(187/159/36) 木製落下タンク(400立) Chalking した色(乾燥時) 5Y4.5/1.5(115/109/92) 木製落下タンク(400立) 同一のものを濡らして現れた色(元の色に近い) 1~1 陸軍 飛色第7号 黄緑7号色 7.5Y3/1.5(77/74/59) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.02 09:06:25
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