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のんびり、やさしく。

のんびり、やさしく。

ビギナーズVer.

★クリロズ誘導瞑想 ビギナーズVer.★


◆1.【浄化とリラックス】
それでは、アストラルトラベルへの準備をはじめましょう。

瞑想の途中で元の世界に戻りたいときは、いつでも自分の意思で戻ってくることができますから、安心してください。
ただ戻ることを意図して目を開けさえすれば大丈夫です。
そのときは、あなたはとても気持ちよく、すがすがしい気分で戻ってくることができます。

まず、あなたの周りに「レインボー・エナジー・フレイム」を呼び出しましょう。伝授を受けていない人は、虹色の浄化の光をイメージしてください。
この音声誘導を使う限り、どなたにでもレインボー・エナジー・フレイムは必ずきちんと呼び出されます。

召喚によって現れた虹色の光が、螺旋を巻いてあなたの身体を包みます。じっくりと、その暖かさを感じてみましょう。

さあ、ゆっくりと息を吸って……
そしてまたゆっくりと吐いてください。

一息吸うごとに、輝く虹、あるいは白い光が天から降りそそぎ、あなたの頭頂から入ってきます。
光はとても優しく美しく、触れるとほっとするかもしれません。
呼吸をするごとに、あなたはとてもリラックスして、深い瞑想状態に入ることができます。

ゆっくりとした呼吸を続けましょう。
優しい光が頭頂から入ってきて、頭の緊張がとれてきます。こめかみ、頬、後頭部……緊張がとれてゆるんできます。

次に首の筋肉がゆるんできます。やわらかな光が満ちて、普段力を入れている部分もゆるんできます。
そして肩へ……いつも負っている重い荷を、今は降ろしましょう。
光が内側から肩へ流れ、やわらかく力を抜いてゆきます……肩から腕へ、光は流れてゆきます。
ところどころの強張りを解きほぐし、優しい光を満たして流れてゆきます。
腕から手のひら、そして指の一本一本へ。光の流れたところが、じんわりと温かく、重くなってくるかもしれません。

指先まで光が満ちたなら、次は胸へむかって流れてゆきます。
優しく輝く光があなたのハートを包みます……胸からお腹へ、ゆったりと力が抜けて、温かくなってきます。
お腹から足へ……ゆっくりとした呼吸を続けてください。ひとつ息を吸うごとに、きれいな光があなたを満たしてゆきます。そしてひとつ息を吐くごとに、あなたの中にあった不要なものが、ふわりと光に溶けてなくなってゆきます。

太ももから膝へ……膝からふくらはぎ、足先、そしてすべての足の指へ。
光はすべてを満たしてゆきます。
そして光に触れた部分は、ゆったりとゆるんできます。身体が重く重く感じられるかもしれません……とてもとても気持ちがいいです。

ゆっくりと息を吸い、そしてゆっくりと吐くたびに、あなたは深いところに入ってゆきます。
ゆっくりと……ゆっくりと……そう、すばらしい。

全身を満たした虹色の光は、そのままあなたの尾てい骨、あるいは足先から七色の紐になって、地球の中心、または宇宙の中心へと伸びてゆきます。
紐は不動の中心にしっかりと結びついて繋がり、あなたにとって不要なエネルギーを吸収して浄化し、足りないエネルギーを補ってくれます。
地球、または宇宙の中心としっかり結びついたあなたはとても安定し、より高く魂を飛翔させることができます。

あなたはエネルギーに満ちあふれ、虹色の光がつねにあなたを守護しています。
安心して、旅へと一歩を踏み出しましょう。


◆2.【離脱】

では、あなたのガーディアン(守護存在)に、旅の先導と守護をお願いしましょう。
ガーディアンは誰にでも必ずいる存在です。姿が見えなくても構いません。
あなたの願いは聞き届けられ、輝ける光があなたのゆく道を守って、いっそうの安心を与えてくれます。

ガーディアンの光はあなたを包み、あなたはいっそう深い瞑想へと入ってゆきます。
ゆっくりと呼吸し、深く、深く入ってゆくごとに、魂は高く飛翔してゆきます。

高く、高く。
ガーディアンの力強い光に包まれて、あなたの魂は空を飛びはじめます。
今いる部屋を抜け、いくつもの雲を通り、ずっとずっと高いところまで。

自分を第三者として外から眺めている視点でも、自分が体験しているような視点でも、思い浮かぶ方でかまいません。
どちらでも大丈夫ですから、安心して進んでください。


高く高くあがったら、周りを見回してみましょう。
ガーディアンの先導にしたがってゆくと、大きな浮島が見えるでしょうか……

浮島の中央には、たくさんの美しいバラが咲き誇る広い庭園、そして二階建ての白亜の洋館が見えています。
それが、目指すクリスタル・ローズ・ガーデンです。

何も浮かんでこないと思っても、あなたのガーディアンが誘導文にそって、あなたの魂に必要な体験をちゃんとさせてくれています。

誘導文を内容を、「今、高く飛んで向かっているのだろうな」「庭にいるのだろうな」と、旅行先の家族から電話をもらったような気分で、ゆったりと聞いてもらうだけで大丈夫です。


クリスタル・ローズ・ガーデンには、光の糸で守護の結界が張りめぐらせてあります。
悪いものが入ってくることはありませんから、どうぞ安心してください。
結界の周りに、あなたの周囲に展開しているのと同じ、虹色の光が舞っていることに気づきましたか?
そう、害なすものはここで炎に清められてしまうのです。

さあ、では結界を抜け、クリスタルのバラが咲き誇る庭へと降りてみましょう。
バラ達はあなたを歓迎し、そして抱えている哀しみを癒してくれます。


◆3.【庭~サロン散策】

庭に降り立ったあなたの周りには、美しいクリスタルローズがたくさん咲き乱れています。
そのバラ達を、まずゆっくりと感じてみましょう。
なんとなく花が咲いているようだ、それだけでもかまいません。

もしも色や形がわかるようならば、よく見て、触れてみましょう。
どんな色をしていますか? 花びらはどんな手触りですか?
どんな香りがするでしょうか?

普通のバラと違ってもバラに見えなくてもいいのですよ。あなたの心に浮かんだとおりを追いかけてみてください。
想像のようでも、アニメや絵のようでもいいのです。どんな感覚であっても否定せずに、それを受け入れてみてください。

バラ園を通って、庭をゆっくりと散策してみましょう。
周りに何があるかを感じてみてください。

洋館のテラスが見えるかもしれません。
小鳥の歌や、川のせせらぎが聞こえるかもしれません。
人々の談笑の声が聞こえるかもしれません。
どこかから美味しそうな匂いが漂ってくることもあるかもしれません。
または、何も感じられないと思うかもしれません。

感じても感じなくても、それでいいのです。
今あなたに必要なことが起こっているだけですから、気を楽に、リラックスして、ゆっくりとした呼吸を続けましょう。

庭をひととおり散策したら、白い洋館に入ってみましょう。
玄関のドアを開けてサロンに入ると、小さなテーブルに花瓶があり、花が生けてあります。
その横を通り、サロンの奥に行ってみましょう。
誰かいそうですか?
クリスタル・ローズ・ガーデンには、あなたの旅をサポートしてくれるスタッフのドラゴンたちがたくさんいます。彼らはそのままドラゴンの姿かもしれませんし、人間の姿になっているかもしれません。

誰かがいそうならば、勇気をだして「こんにちは」と挨拶してみてくださいね。
きっと挨拶を返してもらえます。

それがお手伝いのドラちゃんならば、お茶をすすめられるかもしれません。
そうしたら、日当たりのいいサロンのテーブルに座って、ゆったりとお茶をいただきましょう。

あなたの前に、ドラちゃんが香りのいいお茶とお菓子を出してくれます。

お茶はどんな香りですか?
温かいですか、冷たいですか?
どんな入れ物に入っていますか?
どんな味がしますか?

お菓子はどんな形をしていますか?
香りはどうでしょうか? どんな食べ物でしょうか?
どんな歯ごたえや舌触り、味がするでしょうか。

食べたとき、どんな気持ちになりましたか?

どんなものでもけっこうです。イメージに浮かんだままをよく覚えておいて、その記憶を今日のお土産に持ち帰りましょう。

美味しいお茶をいただいて、あなたはとてもいい気分になりました。
出してくれたドラちゃんにお礼を言って、テーブルを離れましょう。


◆4.【帰還~グラウンディング】

それではクリスタル・ローズ・ガーデンを後にして、元の世界へと帰りましょう。
行きと同じように、あなたのガーディアンやパワーアニマル達とともに、今度は下を目指します。

クリスタル・ローズ・ガーデンのどこからでも、あなたは自由に元の世界へと帰ることができます。

今度は上から雲を通って、部屋の屋根を抜けて、下へ、下へ。
虹色の光に守られたあなたの身体が、魂の帰還を待っています。

背中から重なるように、身体に戻ってみましょう。
魂が身体に重なったら、最初と同じように尾てい骨から、あるいは足の先から、七色の紐が地球、あるいは宇宙の中心に向かって伸びてゆくさまを想像してください。

紐はどんどんと下へ伸びてゆきます。どんどんと下へ。そしてしっかりと不動の中心に繋がり、あなたを安定させてくれます。
重なりきっていなかった身体と魂がぴったりと重なり、あなたは肉体へと戻ってきます。
あなたにとって不要なエネルギーが紐を伝って中心へ流れ、かわりに必要なエネルギーが、木の根っこが栄養を吸うように補われるでしょう。

あなたは気持ちのいいエネルギーにたっぷりと満たされ、とても気分よくこの瞑想を終わらせることができます。
ゆっくりとした呼吸を続けながら、少しずつ自分の肉体へと戻ってきます。

あなたの意識は、気持ちよく現実世界へと帰ってきます。

手や足をゆっくりと動かしてみましょう。

さあ、気持ちよく戻ってきます。

あなたのペースで目をあけてください。




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※著作権について※
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