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カテゴリ:おでかけ
さぁちゅんです~♪
先週、オトーサンと「ミホミュージアム」に行ってきました。 開館して15年ほどになり、一度行ってみたいと思いながら、なかなか機会がなく、今回が初めての訪問です。 この美術館は滋賀の信楽の山奥にあり、狭い山道の先のとても不便な場所にあります。 私たちは自動車で行きましたが、バスだとJR石山駅から50分だそうです。 宗教団体が持っている私立美術館ということで、正直言って、そんなに期待はしていなかったのです。 でもでも、行ってみてびっくり! そこには、ものすごいファンタジックな素敵な空間が広がっていたのです。 あまりに感動的で、今でも軽い興奮状態にあります。 建築設計はパリのルーブル美術館のガラスのピラミッドなどで世界的に知られるI・Mペイ氏によるものです。 設計テーマは「桃源郷=シャングリラ」。 そして自然の景観を保持するために、建物の80%以上を地中に埋設してあります。 一度山を削って、擁壁を作り、その中に建て物を作り、その上に土を盛り、山を復元するという手の込みようです。 一言でいうと「金に糸目は付けない」贅沢な作りです! そんなふうにいうと、非常にいやらしい感じがしますが、実際には、建築家が作ってみたいものを、思うがままに実現してあるという感じで、清々しささえ感じます。 こんな仕事を任された建築家はしあわせですね。 宗教団体の施設でありながら、美術館内には全く宗教色はなくて、好感が持てました。 では、ご案内いたしましょう~。 まずはこちらから→ 京都(市)情報ランキング ←クリック 駐車場近くにある「レセプション棟」。 まずはこちらでチケットを買います。 大人1000円ですが、JAFカードの提示で800円になりました。 「レセプション棟」には、レストラン「ピーチバレイ」とミュージアムショップ、クロークなどがあります。 レストランのみの利用だと、入場料は必要ないようです。 美術館棟までは無料の電動自動車の送迎があるのですが、散歩がてら歩いて行くことにしました。 美術館棟までの距離は500mです。 両側にはしだれ桜の林が続きます。 桜の時期に来てみたいですね~。 桜の林を歩いていると、突然、トンネルの入り口が見えてきます。 電動自動車が追い越して行きました。 トンネルの中部はステンレス製(もしかしてチタン製?!)の様でピカピカです。 時空を超えるタイムトンネルってとこですね~。 トンネルは出口が見えないように、うま~くカーブしています。 トンネルの先には何があるんだろうかと、ワクワク感と、ちょっとした不安感。 トンネルの先に、和風っぽい建物が小さく見えてきました。 トンネルを出ると、美しいアーチのつり橋がありました。 トンネルを抜け、橋を渡ることで、桃源郷への道を表しているのだそうです。 中国の古い水墨画の中の世界観です。 日本伝統の入母屋造を模したガラスの屋根のエントランス。 入り口の自動ドアの丸いガラスから建物の向こうがわが見えて、風景画のようです。 ロビーからの眺めは壮観です! ハイテクのガラスの屋根には、ウッド製のルーバーがつけてあり、やわらかい日差しが差し込みます 外気温との差でガラスが曇らないようにするために、全館二重ガラスになっています。 大きくて立派な枝ぶりの赤松が植えられています。 遠くに見える左の建物が三味線の撥に見立てたカリヨン塔(こちらもI.M.ペイ氏設計)、右は富士山形の礼拝堂。 今回の企画展「土偶コスモス展」の入り口のロビーには、岡本太郎さんの作品「若い夢」が展示されていました。 長くなってしまいましたので、ここらでいったん切り、次回に続きます。 「MIHO MUSEUM」 HP なにとぞ、クリックお願いいたします~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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