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サックス吹きに悪い人はいないらしいよ

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2010年06月17日
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カテゴリ:サックス その他
楽器というのはなかなかうまくならないもので。

特に学生さんとかは毎日練習しているけれどもちっとも上手くならないって方意外と多いのでは?
それに基礎練習ってうっとおしいと感じますよね。曲吹いているほうが楽しいし、難しい連符あれば基礎なんてやっていないで、さっさと連符の練習したいと思いますよね。


はっきり言いますが


基礎を怠る人は絶対に上手くなりません。


当たり前ですよね。



それと



意味の無い基礎練はやらないほうがマシ




そう。意味の無い基礎練を繰り返してもなんの意味がありません。一向に上達しないし、むしろ下手になる可能性すらあります。

学生には多いと思いますが、この基礎練の意味(効果)は解らないけど先輩がやれ(やっている)から私もやっている。

そんな練習1時間やっても意味がありません。ロングトーンでも


意味のある10分のロングトーン>>>>意味の無い1時間のロングトーン


くらいの差があります。


周りにいませんか?あまり練習していないけど上手い人。その人は練習効率がいいのでは?決して才能があるからというパターンは少ないと思いますよ。


例えばロングトーン


ただ音を伸ばしているだけじゃないですか?先輩に言われずーっと音を伸ばしているだけ。

これではダメです。ローングトーンは音を形成する大事な練習。逆を言えばダメな練習方法を続けていればダメな音を形成してしまします。こうなればそう簡単に癖はとれませんよ。

意味のあるロングトーンを。チェックするところは沢山あります。

まず始めに腹式呼吸の確認をしておきましょう。ちゃんとコントロールできているか。様々な腹式呼吸を練習しておきましょう。基本曲中のブレスは一瞬ですよね。ですので1拍で吸って8拍で出し切る、半拍で吸って1拍で出し切るなど、様々なシチュエーションを想像して練習しておきましょう。


さてロングトーンの内容ですが

1 きちんとしたアンブシャが出来ているか。「む」や「も」の発音のマウスピースに均等に圧がかかるよう(優しく包み込むように)なアンブシャです。これをロングトーンの間ずっと意識し続けキープする。当たり前で簡単なことかもしれませんが、出来ていない人には結構つらいと思います。高音になれば噛んでしまう人はアンブシャと喉が上手く使えていない証拠です。


2 チューナーは使っていますか?サックスはキーによって音程が違います。ですので、音程の違いを体で覚えて演奏中に無意識レベルで合わせれるようになっていなければいけません。それにはロングトーンの時にチューナーとにらめっこし、どのキーがどのくらいなのか把握しておきましょう。毎日続けてれば耳もよくなります。


3 メトロノームは使っていますか?頭の中で1、2、3なんて数えていても、それにはかなりのズレがあります。ですのでメトロノームは必須。それに60のテンポでロングトーンをするなら120でメトロノームをかけて8分音符を意識しながらロングトーンをしましょう。これによりブレスのタイミングやリズム感の練習にもなります。


4 音量のコントロールは出来ていますか?最初は吹きやすい音量でロングトーンしてもいいでしょう。その次にはmpでのロングトーンをしてみましょう。弱音のコントロールです。そしてppからffまでクレッシェンド、デクレッシェンドするロングトーン。すくなくともこの3種類のロングトーンをして音量のコントロールができるよにしましょう。


5 「響き」を意識していますか?音には響きがかなり重要です。この響きを意識するには、音を遠くに飛ばす意識をしながら練習しないといけません。例えば教室で練習する場合、壁に近づいて壁に向かって吹くのではなく、教室の端に行き、対角線上の壁の上に向かって吹く。こうやって遠くに音を飛ばす練習を意識して吹いてください。


6 ロングトーンは全音域で。全音域を音量にムラ無くだせるようにしましょう。低音が大きくなったり、高音が細くなったりしないように。これは息や喉の使い方でかなり変わってきます。喉は基本開いたままで、後は声と同じです。たっぷり吹きたいときは喉が下にいきますし、高音の時は裏声をはっきり出すイメージです。


7 発音がきつくならないように。ッベー!なんていう音の出だしにならないように。どうしてもそうなってしまうと言う方は、いっそタンギングしないで発音してください。そうやることで息の使い方などが見えてくると思います。


とまあ大雑把に言ってもこれだけチェックする部分があります。

ただこれを全てやって当たり前のロングトーンです。

あなたは当たり前のロングトーンをしていましたか?この当たり前のロングトーンを無意識でも出来るようになったときあなたの音は変わっています。ただ1年はかかると思います。ローマは一日にして成らずです。



凄い連符がふける。すごい高音が出る。そんなのは音が出来てからの話です。
音が出来ていないのに凄い連符吹かれても、ペラペラな高音出されても、聞いてる側には鼻で笑われますよ。


どうせやるなら意味ある練習をして上手くなったほうが絶対に楽しいですよ。


さあ今日から意味ある10分のロングトーンを。



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Last updated  2010年06月17日 12時33分30秒
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