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カテゴリ:食の危機
日本の食料自給率を主な先進国と比較すると、フランス130%、アメリカ119%、ドイツ91%、イギリス74%であり、日本は40%と最低水準です。昭和40年には73%有りましたが、食生活の変化により、国内で自給出来る米消費が減少し、畜産(肉、乳製品、卵)や食用油の消費が増えたからです。だから大部分を輸入に頼らざるを得ない訳です。(各品目別の自給率は農水省の「食料需給表」をネットで調べて下さい。) 世界人口の2%しかない日本が、世界の農産物輸入の11%(金額ベ-ス)を輸入しています。1位EU18%(人口比3倍)、2位アメリカ14%(人口比2倍)に次ぐ世界第3位なのです。農業は天候に左右されやすく、異常気象による大洪水、旱魃、寒害等、食料危機はいつ来るか分りません。この国で捨てられる残飯の量は世界一だそうです。食べ物に対する感謝の気持ちは大切にしたいものですね。
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