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カテゴリ:食の危機
農水省によると、食品製造業、卸業、小売業を合わせ、06年4月~07年3月の1年間に廃棄された食料品は1135万トン。そのうち800万トンがまだ食べられるのに捨てられた「食品ロス」だ。その多くは売れ残った商品だが、それだけではなく「賞味期限」や「販売期限」、「商慣行」がロスに拍車をかけている。厚労省・農水省の「食品期限表示の設定のためのガイドライン」では、食品の賞味期限を、客観的な指標に基づき設定された期限に、食品の特性に応じて「1未満の係数」(安全係数)をかけると定められている。安全係数は製造業者によって異なるが、全日本菓子協会では、平均で0.6~0.7を採用しているという。つまり、まだまだ大丈夫なのに、期限が早く来てしまう仕組みなのだ。更に、製造日から12か月を超える賞味期限は殆んど設定されておらず、製品の質では1年もつが、敢えて半年にしているのだそうだ。だから商品の多くがまだ食べられるが、賞味期限をつけ直すことはできないので廃棄される。又、農水省の調べによると、家庭から出る食品ロスは約1100万トンで、前述の800万よりも多いとの事。(2/9 J-CASTニュースより)
日本の食料自給率は39%で、多くを輸入に頼っているのが現実なのに、これだけロスが発生しているのは問題だよね。世界には飢えに苦しんでる国もあるのだから、企業も消費者も捨てる前に考え直そうよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.10 22:09:14
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