テーマ:パンのある愉しい食卓(1029)
カテゴリ:関西方面のパン屋さん
そこは、現実から切り取られた場所。
本当に京都市内!? まるで、物語の中の世界に紛れ込んでしまったような不思議な感覚。 ザワザワザワ。 木々の葉のゆらめく音が心地いい。 そう、ここが『はちはち』。 2年ぶりの訪問。 ソロソロっと扉を開けると、シンと静まりかえった空気が出迎えてくれる。 奥からは誰も出てこない。 人の気配もない。 靴を脱いで、そのまま奥へと進む。 古民家を改造したカフェ。 大きな窓の外に広がるのは、ただただ緑。 部屋の片隅には無造作にゴロリと並べられたパン達。 肌電球に照らされ、非現実的な空気をより一層際だたせる。 人の気配のする方へ「すみませーん」と声をかけると、 「ちょっと待っててね」と返事があり、約10分後にようやくご主人登場。 どうやらパン作りの途中だったみたい。 ここへ来たら、時間なんて気にしちゃダメなんだろうな。 だって店内には時計が1つも無いんだもん。 【サンドイッチセット】 (\950) 使うパンは、その時々で変わるみたい。 この日は カンパーニュ生地が多かったかな。 試作段階らしい、人参入りのライ麦パン。(写真奥) クリームチーズが塗ってあります。 ライ麦とクリームチーズの組み合わせ、大好き。 カンパーニュを使ったサンドイッチ。 マヨネーズ等の調味料はほとんど入ってないのでは!? 素材の味だけの素敵なハーモニー。 手前は、カレー味の炒め物。 カンパーニュとカレー、意外な組み合わせだけど合うの! そして。 いちじく&クルミ入りのカンパーニュ。 これがホントに美味しかった。 かなり強めの蜂蜜が塗ってありました。 カリッとトーストされてて、薄いのにムチッとした噛み応え。 スープはヨーグルト風味の冷製スープ。 さっぱりした酸味があって、夏にピッタリ。 パンがあまりにも美味しかったので、持ち帰り用に購入したライ麦パンの袋をガサゴソ。 【ライ麦パン・ひまわりの種】 (1/2 \600) これがまた、ヤバイ程旨い!! 私のツボ・ドストライク。 酸味が一切なく、ムチッと詰まった生地。 ライ麦の旨味が口の中いっぱいに広がるの。 前来た時も、ライ麦パンが美味しかった覚えはあるんだけど、 まさかここまで美味しいとは。。。。 ライ麦好きになって、色んなお店のライ麦パンを食べてきたからこそ、 はちはちのライ麦パンの美味しさが改めて解った気がしました。 お皿に残ったハチミツとか、スープとか付けて食べると最高! 満腹だけど止まらない!! 【ライ麦パン・プレーン】 (1/2 \400) で、感激した私は、プレーンも追加で購入。 こっちもまたホントに美味。 ムチッとしてて、ライ麦の旨味がガツンと味わえるに酸味がないの。 ライ麦率は80%だそうです。 ご主人は、ドイツでドイツパンを勉強したわけじゃないんですって。 それなのに、こんなに美味しいドイツパンを焼けちゃうなんて! すごすぎです。 ドイツのお客様が多いというのも納得。 素敵な空間に美味しいパン。 そして熱い気持ちで黙々とパンを焼くご主人。 完全に惚れました! 絶対にまた伺います。 □■□ はちはち Infinity cafe □■□ 住所:京都市上京区山王町506 電話:075-451-8792 時間:12:00~20:00 定休:水・木 行ってみたいと思ったアナタ。 私の興奮が伝わったよというアナタ。 ぜひともワンクリック応援お願いします! ↓ ↓ 京都パンレポ、まだまだ続きます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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