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2009.08.03
テーマ：旅のあれこれ(9938)
カテゴリ：旅日記
＜３日目前編はコチラ＞
ひとまず、予定していた観光は全て終了。 時刻はまだ昼前。 帰りの飛行機は夜の便だから、まだまだ時間はある。 さて、どうしましょう。 とりあえず、近くに 『カオサン通り』 という、 ブラブラできそうな場所があるので、そこまで歩く事に。 めっちゃ暑いし疲れたし。 地図を片手にダラダラ、グダグダ歩いていると、 現地のオッチャンに声をかけられた。 やたらテンション高く、グイグイ話しかけてくる。 やぁ、今から何処へ行くんだい？ カオサン通り？ あそこは、午後から行った方が賑わってて楽しいよ。 まだ時間があるから、それまで観光するといい。 ワット・プラケオは行ったかい？ そうか、行ったのか。 他にも、バンコクには素晴らしい仏陀の像がいっぱいあるんだよ。 ここはどうだい？ 巨大な仏像があるんだ。 こっちもどうだい？ 「ラッキー仏陀」 と呼ばれてる、素晴らしい仏像があるんだ。 どちらも入場無料だよ。 近くに、観光客に大人気の宝石を売ってる免税店があるんだ。 そこも行くといいよ。 家族や友達のお土産にピッタリさ！ その後でカオサン通りへ行けば、時間的にちょうどいい。 仏像を見に行くなら、徒歩じゃ遠すぎるな。 そうだ、トゥクトゥクを使うといい。 お、あそこにちょうど止まってる。 おーい、お兄さん。 （と、トゥクトゥクのお兄さんを呼び、何やらタイ語で交渉） 大仏２つ行って、お土産屋さんへ行って、カオサン通りへ連れて行ってくれるそうだよ。 キミが大仏を見てる間、待っててくれるそうだから。 料金は、全部で４０バーツ （日本円で約１５０円） でいいってさ。 さぁ、乗りな乗りな。 表情こそはニコヤカなものの、 私に一切口を挟む隙間を与えないマシンガントーク。 大仏プランをグイグイ進めてくる。 え、え、え。 ちょっと待って！ なんだこのオジサンは。 親切すぎて、なんかウサンクサイんですけど。 当たり前の事だけど、個人旅行は全て個人の自由。 好きな所へ行けるし、好きな事をやれる。 でも。 その反面、全て自分の責任において行動しなければならない。 自分の身は自分で守らなければならない。 こういう時の判断、めっちゃ迷う。 行こうか、行くまいか。 警戒心が強すぎると、その分旅の楽しさを失う気がする。 でも、どこまで信用して良いものか。。。 うーーーん。 えーい、女は度胸だ。 虎穴に入らずんば虎子を得ず！！！ かなり迷ったけど、オッチャンの話しに乗る事に。 まだ時間に余裕もあったし、 運賃もあらかじめキッチリ決めてくれてたし。 野生のカンと、 大丈夫だと結論を出した。 ただ、宝石を買えるという免税店は、 絶対に観光客狙いの “ぼったくり店” だと思ったので断りましたけど。 ということで、トゥクトゥクの旅にレッツらゴー。 トゥクトゥクというのは、バンコクではポピュラーな三輪タクシー。 至る所で見かけます。 色がカラフルで可愛いし、一度乗ってみたいと思ってたんだ。   このオッチャン、やる気無いなぁ。。。 この日、お世話になったドライバーさん。 テンガロンハットが良くお似合いで。  ナイススマイル☆ トゥクトゥク、すごいです。 車と車の間を縫うように進む。 強引に割り込む。  こんなギリギリのスレスレも、強引に進む。 ごり押し。  おーおーおー。 すごい！！ そんなこんなで、最初の目的地のデッカイ仏像に到着。  うん、確かにデカイ。 顔が微妙に面白い・・・なんて言ったらバチが当たりますか？  足の爪にお供え物をするみたいです。 当然ながら、足もデカイ。 すみません。 こんな感想しか言えなくてスミマセン。 で、次。 私をキャッチセールスした、あのオッチャン イチオシの仏像。 オッチャンはひとしきり、「ラッキー仏陀 ・ シッティング仏陀」 と連呼してたなぁ。  ・・・・へー。 とりあえず拝んでおこう。 すみません。 こんな感想しか言えなくてスミマセン。 このラッキー仏陀、超穴場スポットらしく、 私以外には観光客も地元民も誰もいませんでした。。。。 で、次。 カオサン通りへ行く予定だったのですが、 その前に、ドライバーさんイチオシのスポットに連れてってくれる事に。 ドーンと到着。  ここに上ると、景色が綺麗みたいです。 で、階段を上る。 黙々と。  到着。  うむ、確かに良い見晴らしです。 すみません。 こんな感想sh．．．．（略）。 アッチコッチ連れてってもらって、時刻は２時。 お腹減った！ なのに、トゥクトゥクのお兄さんはテンションが上がってきたらしく、 さらに私を違う仏陀スポットへ連れていこうとする。 もういいよ。 仏陀はもういいよ (｡´Д⊂) お腹が減ったし疲れたし。 予定を変更して、船着き場の屋台街で降ろしてもらいました。 良い人で良かった～。 ありがとうお兄さん！ お礼を告げて別れる。 そしてウロウロとランチの場所探し。  川沿いにある、庶民的な食堂風の店に入りました。  「辛くて美味しい、お勧め料理は何ですか？」 って聞いちゃいました。 辛くて美味しい。 これは譲れません！ で。 レッドカレー  これがカレー！？ 水分も少ないし、なんかイメージと違いました。 ピリリとスパイスは効いているものの、辛さは控え目。 謎の野菜がいっぱい入ってて、中にはすごく硬くて噛めないものも ＾＾； ヤム・ウンセン  春雨の和え物。 タイ料理としてはかなりポピュラーなんですって。 ほどよく酸味が効いてて、サッパリ。 ピリピリっと辛さもあって、美味しいかった～。 さてさて、満腹。 ここから再び船に乗って、街へ戻る。 そこから、スーパーで最後の買い物をして、 前日撮影した、タイ衣装の写真を取りに行く。 こ・こ・で。 もう１つ気になってた乗り物に乗っちゃいました。 なんてったって、最終日なんですもん。 それは、モーターサイ！！ トゥクトゥクのバイクバージョンです。 ヘルメットを貸してくれ、後ろにまたがる。 バイクだから、そりゃーもう。 車の間をすり抜けて、走る走る。 ギリッギリのスレッスレ。 自分の足が、車に当たるんじゃないかとヒヤヒヤ。 こりゃもう、完全にアトラクションです。   うわー、こわ！！ 怖いんだけど何だか楽しくなってきちゃって、 ついにはカメラを取り出し、写真撮影。 いよっ、ブロガーの鏡っ！！ （※危険ですので真似しないで下さいね） ちなみに、バイクですからちゃんと捕まってないと危険です。 なんやかんやで、もう夕方。 昼が遅かったので、まだあまりお腹は減ってなかったけど、 最後なのでガッツリいっちゃいました。  左： パット・タイ バンコクでは有名な料理で、米粉麺を使った炒め料理。 麺がモチモチで、野菜たっぷり。 ちょっと味付けが甘かったので、 トウガラシや酢をかけて、好みの味にカスタムカスタム。 すごく美味しかったです。 右のは、なんていう料理なんだろ？ 卵や海老の入ったモチモチっとした食感の生地が、 炒めたモヤシの上に乗ってます。 かなり油っぽかったですが、こっちも美味でした。 モチモチ食感、いいなー。 その後、バタバタとホテルへ戻って空港へ。 あっという間に空の上。  帰国した私を待っていたのは、「当たり前の日常」。 でもね。 なんだかそれが、とてもありがたいモノに感じました。 すごく長いような、短いような、 なんだか不思議な３日間。 旅において大切な事。 私にとって大切な事。 ちょっと見えたような気がしました。 それを知る事が、今の私に必要だったのかもな。 最後までお付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _)m ポチッと応援、お願いします。 ↓ ↓  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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