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テーマ:携帯電話のこと(2617)
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11月のナンバーポータビリティを見据えて、「今キャリアを変えるならどこ?」の題で、ITmediaで調査結果を発表した。 1.すぐにでも乗り換えたい希望者が、18.1% 2.状況により乗り換える希望者が、34.5% 3.あまり乗り換えに積極的でないが、27.2% 4.絶対に乗り換えないが、20.1% という結果。 その中でも、キャリアによって乗り換え希望度が異なり、すぐにでも乗り換えたい希望者が多いのは、au。絶対に乗り換えたくないのが、ドコモ。 上の1と2の合計を見ると、一番多いのは、ボーダフォン。 では、どこのキャリアに行きたい? ドコモ・ボーダフォンユーザーは、大半がau。 auユーザーは、ボーダフォンが人気(8割以上)。面白いのが、新規参入のイーアクセスの回答が意外に多い。 傾向としては、基本的にauが人気で、市場シェアが比較的少ないボーダフォンが意外に善戦している結果が出た。 キャリアに期待すること ドコモに期待することは、「高機能な端末」と答えるユーザーが多い。ドコモはHSDPA対応機である「N902iX HIGH-SPEED」をリリースしたこともあり、ハイエンド端末を開発してほしいユーザーが多いようだ。 auでは、「優れたデザインの端末」に期待するユーザーが一番多い。このあたりは、キャリアごとの“色”がある。 ボーダフォンはと見ると、「将来性」に期待するユーザーが最も多い。逆に、優れたデザインの端末への期待度は相対的に低いようだ。面白いのはボーダフォンで「料金の安さ」の項目を選んだユーザーが比較的少ないこと。 イー・アクセスを選んだユーザーは「高速通信サービス」と「料金の安さ」に強い期待を持っている。これはイー・アクセスがデータ通信主体の安価な移動体サービスを標榜していることからも、分かりやすい。 キャリアへの要望は? 番号ポータビリティに関する自由記述では、「アンチドコモ」ユーザーによる“これでドコモがシェアトップの状況が変わるのでは”というコメントが相次いだもよう。 auの夏モデルの不満が多く、FeliCaサービスが利用できない端末が多いことがマイナス点のようだ。 ボーダフォンも、やはり新機種7モデルに不満が多いが、AQUOSケータイ「905SH」は、別格の人気で、ナンバーポータビリティが実施されれば、即買う意見が多い。 また、米Appleと噂になっている「iPodケータイ」の注目度も高く、「ソフトバンクでApple製携帯が出たら乗り換えるかも」「ボーダフォン(ソフトバンク)のiPod携帯に期待!」「iPod携帯が出た場合のみソフトバンクに移行すると思います」が多い。 11月にナンバーポータビリティがスタートすると、ボーダフォンは苦しい状況になるのではと自分は考えておりましたが、今回のITmediaの結果を見ると、少しは安心できます。 ただ、auがかなり人気な点が気になりますが、その反面、auユーザーが乗り換え希望者が多く、その希望者の大半がボーダフォン! もしかするとauは、人気だけが先行していて、いざユーザーになるとサービス等が物足りない点があるのかな? ナンバーポータビリティが実施されると、ドコモの「トップシェア」は崩れる可能性がある。 そうなると、裕福なドコモが、ユーザーを逃がさないためにも、基本料金等の値下げなどを仕掛けてくる可能性もあり、ケータイ業界は、サービス合戦が始まる可能性がありますね。楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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