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カテゴリ:映画鑑賞(映画館・07年)
映画を観ている時や観おわった後で、自分がまるで主人公になったような気分になるってのは昔からよく聞く話です。 まぁ自分もそんな事はしばしばありますが…。 で、登場人物が持っている持ち物や服が欲しくなったりする事も世間ではよくあることです。 そして…この映画は個人的には『観賞している間ずっとお酒が飲みたくて堪らなかった映画』でした。(って、そんな感想でいいのか!?) この映画はアメリカ文学界の異端児、チャールズ・ブコウスキーの半自伝小説の映画化作品です。主人公のヘンリー・チナスキーは詩や小説を出版社に送り続ける毎日。しかしなかなか採用になりません。食べるために色々な職を転々とするものの、仕事中に酒を飲んでクビになるなど長続きしない状況です。バーで知り合った女性と同棲を始めるても酒とセックスの毎日といった退廃した生活…。 そんな主人公の過ごす日々を淡々と描く映画です。 一癖も二癖もある人物たちとの様々な出会いはあるものの、特別大きな事件が起こるわけでもないストーリー展開ですが、ダメ男のチナスキーを憎めないのは演じたマット・ディロンの渋い演技に因るところが大きいのかも知れません。 自分が映画に関心を持ち始めた中学生の頃に、ちょうどアイドル的人気で一世を風靡していたマット・ディロンですが、こんなに渋い俳優さんになるとは思ってもみなかったなぁ~。 大酒飲みでお腹の出た中年体型の役なのに何故か凄く格好良い。 こればかりは頑張っても真似できそうにありません…。 ■酔いどれ詩人になるまえに FACTOTUM(2005年・アメリカ/ノルウェー) 公式サイト http://yoidore.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.05 19:55:10
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