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シーン5、アクション! [全338件]
近未来。パリ郊外の無法地帯バンリュー13地区を牛耳るギャングが時限式中性子爆弾を盗んだ。 爆弾を追う潜入捜査専門のエリート捜査官ダミアンは、この地区で育ちドラッグ撲滅に奔走するが妹をギャングに拉致された青年レイトとチームを組むことになる。 爆弾のタイムリミットは24時間。己の肉体のみを武器に2人の男がギャングに戦いを挑む…。 この作品を観ようと思う人は間違いなくフリーランニングアクションが目当てのはず。 フリーランニングの創始者であるダヴィッド・ベルが主演なのだから期待して当然だ。 それなのに、肝心のフリーランニングアクションがイマイチで盛り上がらない。 正しくは、すごいアクションシーンはあるにはあるが、全体的にボリュームが全然足りない。 アクションシーンが少ないジャッキー・チェンの映画を観ているようなガッカリ感だ。 ストーリー展開で面白くしようといろいろ頑張っているのは十分に伝わってくるのだが、 メインとなるフリーランニングアクションのボリューム不足を補うほどの面白さはない。 残念ながら、この内容だとYouTubeの映像集を観た方がよっぽどスゲーって思えるし、面白い。 もっとその超絶テクニックを盛り込んで、あの「マッハ!」を超えるような作品にして欲しかった。 続編「アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ」ではバキバキのアクションなってることを期待。 特別な道具を使わずに自らの肉体だけで障害物を跳び越え、壁をよじ登り、跳び下りながら、 効率的に移動する移動技術体系を「パルクール」という。 そのパルクールに宙返りなどのアクロバット的なトリックを取り入れたものがフリーランニング。 ■アルティメット おすすめ度(3点満点):
21世紀、バイオテクノロジーとロボット産業の急速な発展により、日本は世界市場を独占していた。 国連はこの状況に危機感を抱き日本に対して厳しい規制をかけようとするが日本はそれに反発。 2067年、日本はハイテク技術を駆使し鎖国を強行。以降、日本の情勢は厚いベールに覆われた。 それから10年後、アメリカ軍の特殊部隊所属の女兵士ベクシルが日本への潜入を試みるが…。 「アップルシード」続く曽利文彦監督の”3Dライブアニメ”の第2弾。 ハイテク鎖国という設定は抜群に面白いのに、その設定を全く活かしきれていない。 ハイテク鎖国を選んだ日本が、諸外国にどんな影響を与え、どれほど不気味に映っているのか、 このあたりを序盤でリアルに表現できるかが本作のポイントだが、残念ながら上手くいっていない。 もっと凝ったエピソードや演出を取り入れて日本の怪しさを徹底的に表現して欲しかった。 でも、それ以上にダメだったのが人物の描き方。登場人物が全く魅力的に描かれていない。 一番重要なポジションのはずの主人公ベクシルが最も魅力的に描けていないのは致命的。 背景や性格が踏み込んで描かれていないベクシルは人物としてペラペラ。 しかも、見た目もベクシルが一番変だった。なんか髪の毛がデカくてバランスがおかしい。 俳優を起用した声優陣も総じて酷かったが、これまたベクシル役の黒木メイサが一番酷かった。 話題作りとはいえ、声優に下手な俳優を起用するのはいい加減にやめて欲しい。 設定はいいし、人物以外の造形もカッコよかっただけに、もう少しどうにかできなかったのだろうか。 本作と同じ曽利文彦監督が手掛けた3DCGアニメ「TO」が面白いと聞いた。 「楕円軌道」「共生惑星」の2編あるので、どちらも観てみたい。 ■ベクシル -2077日本鎖国- おすすめ度(3点満点):
レース中に事故死した兄の遺志を継ぎレーサーになったスピード・レーサーの才能に目をつけたロイヤルトン社は、高額な契約金を用意し契約を申し出るがスピードは断る。 すると、ロイヤルトン社はスピードに対してさまざまな妨害工作を始める。 そして、兄が事故死した因縁のレースに父がデザインしたレーシングカー”マッハ号”で出場する。 日本のTVアニメ「マッハGO!GO!GO!」の実写化だが、これは全くおすすめできない。 人物以外はほとんどCGで描かれた奇抜な映像だが、もうめちゃくちゃで訳がわからない。 洗練された映像で世界に衝撃を与えた「マトリックス」と同じ監督の作品とはとても思えない。 ストーリーも演出もあきれるほどバカバカしい。どうしたいのかさっぱり分からない。 しかも、元になっている「マッハGO!GO!GO!」もよく知らないし、特に思い入れもないし。 まあ、そう言いながらもこのくどいバカバカしさを笑いながら楽しんだけど。 でも、どうせおバカ映画にするなら、もっと突き抜けたバカバカしさに徹して欲しかった。 どこかカッコよく仕上げてやろうという思いが見え隠れするところがマイナスだな。 小さい頃にはまったレースアニメは年代的に「マッハGO!GO!GO!」ではなく「グランプリの鷹」。 当時大人気だった実車の6輪タイレルをモデルにした8輪のトドロキ・スペシャルが活躍する。 そのトドロキ・スペシャルのおもちゃを親にねだって買ってもらった記憶があるなぁ。 ■スピードレーサー おすすめ度(3点満点):
“かごめの歌”を聞いた若い女性が失踪する怪事件が連続して発生。謎の解明に乗り出した鬼太郎たちは事件が千年の眠りから蘇った悪霊の呪いが原因であることを突き止める。 鬼太郎たちは悪霊の呪いを封印するのに必要な古の楽器を集めるため、旅に出るが…。 「ゲゲゲの鬼太郎」の実写映画化シリーズ第2弾。 前作のヒットを受けて、前作以上の気合の入った豪華な作りだった。 俳優陣は有名どころをずらりと揃えているし、衣装やセット、CGもかなり頑張っている。 はじめは違和感のあったウエンツ瑛士演じる洋風顔の鬼太郎ももう見慣れたし、 猫娘、砂かけ婆、子泣き爺など、おなじみのチーム鬼太郎メンバも定着した感がある。 大人もこどもの楽しめる作品にしようというスタッフの意気込みがヒシヒシと伝わってくるリ良作。 欲を言えば、鬼太郎とラスボスとの最終決戦シーンは子どもたちのためにもう少し時間を割いて、 もっともっと派手に戦うサービスが欲しかったかな。 作品の内容といい、その方向性といい、これは日本のハリー・ポッターと言えるかもしれない。 この作り方と出来栄えなら、作品数もハリー・ポッターなみに稼げそうだし。 鬼太郎の宿敵・ぬらりひょんは緒方拳が演じている。劇場映画では本作が遺作となった。 ぬらりひょんですらに強烈な印象を与える名優・緒方拳がもう観られないのは残念でならない。 ■ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌 おすすめ度(3点満点):
古本屋の長男、照男の夢は世界一怖いオバケ屋敷を作ること。でも現実は能天気に毎日遊んでばかりの30歳目前のフリーター。そんな照男を見かねた幼馴染の久信は説教する。 プライドを傷つけられて怒り爆発の照男はオバケ屋敷作りに意欲を燃やす。 そんなある日、久信の職場に強烈に不器用な絵描きの女、あかりが面接に現れる。 インパクトのある風貌で名脇役として活躍中の荒川良々の初主演作品。 荒川良々という名前は知らなくても、顔を見れば「あ~、この人か」と絶対に思うはず。 そんな荒川良々が演じる超自己中なひねくれたキャラクタ・照男が最高! ほんとに嫌なヤツなのだが、なぜかみんなに愛される絶妙なさじ加減がたまらない。 その自然で愛くるしいひねくれっぷりがあまりに見事で、思わず笑ってしまう。 周りの人たちも社会に上手く適合できず、不器用な生き方をしている人ばかり。 それでもみんな一生懸命にがんばって生きている様子がゆるいペースとあいまって心地いい。 照男と同じくらい魅力的だったのが、岡田義徳演じる幼馴染の久信のキャラクタ。 自由気ままな照男とは対照的に、本意でなくても自分より相手を優先させる性格。 そんな様子を称した「いい人ぶりっ子」という言葉はなかなか衝撃的だった。 いい人も度が過ぎれば不快感を与えるものなのかと考えさせられた。 不器用揃いのゆったりした小さな恋愛劇はなかなか味のあるいい作品だった。 「全然」は本来否定形とセットで使用され「全然~ない」と使用されるべき言葉。 でも、最近は本作品のタイトルのように、肯定形でも使われることも多い。 違和感はあるが、使用者が過半数を超えれば正しい用法として認めてもいいかもね。 ■全然大丈夫 おすすめ度(3点満点):
カンナは歌の才能はあるがブス&デブのせいで人気歌手のゴーストシンガーに甘んじている。 それでも、片思い中の音楽プロデューサー・サンジュンのそばで働けるだけで満足だった。 しかし、ある日彼が、自分の容姿に対して心無い言葉を吐いているのを思いがけず聞いてしまい、 全身整形を決意する。 原作は鈴木由美子の人気漫画「カンナさん大成功です!」となっているが、 舞台は韓国の芸能界に変わり、「全身整形で美人になる」という設定しか共通点はない。 それでも、韓国の得意分野であるラブコメと整形がタッグを組んだだけあって面白い。 ラブコメとしてはこれ以上ない要素が満載なので、あの手この手で笑いを提供してくれる。 ただ残念だったのが、泣かせようとするシーンが多すぎること。 泣きシーン自体は悪くないが、それが多すぎるとコメディとしての流れが途切れてしまう。 ラブコメで泣かせるシーンはここぞというシーンに絞りこんで、その一点で勝負して欲しい。 その方がコメディも泣きも両方とも引き立つはず。 韓国映画のラブコメは本物なので、泣きで誤魔化す必要なし。 本作の主演オーディションを行ったとき、「整形してないこと」という条件を付けたら、 参加者が激減したとか、しないとか。整形大国・韓国ならではの噂だね。 ちなみに劇中の整形外科医の吹替えは、美容外科「高須クリニック」の院長が担当。 ■カンナさん大成功です! おすすめ度(3点満点):
北海道の高校の合唱部に所属しているかすみは自分の歌とルックスに自信がある女の子。 ある日、憧れている生徒会長から合唱で歌っている君の写真を撮りたいと頼まれて有頂天。 しかし、現像した写真を見た生徒会長から「産卵中の鮭みたい」と笑われ、自信を無くしてしまう。 これが最後のステージと決めて出場した合唱祭で、不良高校合唱部の魂のこもった合唱を見て、 刺激を受けたかすみは、合唱への素直な気持ちが戻ってくる。 ナルシストの合唱部員の主人公かすみを演じた夏帆がはまり役! 表情豊かに歌う合唱を見たときになんとなく感じる違和感を、誇張も交えて見事に表現している。 そうそうそんな感じ!と思わず相槌。"産卵中の鮭"を表現できる女優はなかなかいないぞ。 笑ってしまうほどのナルシストっぷりも、嫌味がなくてとても魅力的に映った。 この作品の面白さは8割以上は、主演の夏帆のがんばりによるものだと思う。 一方、不良高校合唱部を率いるガレッジセール・ゴリは、主人公のライバルとしては物足りない。 漫画のような見た目の割には、ハチャメチャさがいまひとつで、夏帆の怪演と釣り合わない。 最も盛り上がる終盤のコンサートでは、序盤の合唱祭で登場したときと同じ様に、 不良合唱部らしく尾崎豊の曲をもっともっと熱く歌い上げて欲しかったな。 もっともっと面白く仕上げることができるような気がするだけにもったいない。 それはそうと、尾崎豊の曲が意外にも合唱と相性が良くて驚いた。 本作品は、撮影中が『Let'sサーモン合唱団』、映画祭上映時が『あたしが産卵する日』だった。 一般公開時の『うた魂♪』より上の2つの方がキャッチ-なタイトルだと思うのだが。 ■うた魂♪ おすすめ度(3点満点):
機長昇格への最終訓練フライトに臨む副操縦士、その試験教官として同乗する厳格な機長。 国際線のデビューフライトで戦々恐々の新人CA、CA泣かせの鬼チーフパーサー。 クレーム対応に追われるグランドスタッフ。離陸時刻が迫り必死にメンテナンスする若手整備士。 オペレーション・ディレクター、ディスパッチャー、管制官、バードパトロール…。 いろんなスタッフ達に支えられ、ホノルル便は無事定刻に離陸し、安全運航のはずだったが・・・。 物語は”1機の飛行機を無事に飛ばす”というだけ。本当にそれだけ。 爆弾は仕掛けられないし、テロリストによるハイジャックも起きない。 要するにこの映画は壮大な「はたらくおじさん」なのだ。ところが、これが抜群に面白い! 飛行機を1機無事に飛ばすのに、どれだけの人が関わっていて、どんな仕事をしているのか、 その仕事の中でどんな工夫や規則が取り入れられ、どんな努力をしているのか。 飛行機の運航を裏で支える多種多様なスタッフの働きぶりに引き込まれていく。 普通なら「お前らこんなこと知らなかっただろう」と言わんばかりの過剰な演出をしたくなるが、 なんと贅沢にもそのネタの数々をさらりとテンポよく流してく。この演出が気持ちいい。 『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』の矢口監督らしく笑いも当然忘れないが、 「はたらくおじさん」とのバランスを考えてか、コメディ要素はやや控えめ。 個人的にはもう少し笑いのエッセンスが多くてもよかったように思う。 実機を使った撮影などANA全面協力でリアリティも十分で「はたらくおじさん」好きにはおすすめ! ANA全面協力の本作がヒットし、JAL全面協力で同時期に公開された『フライングラビッツ』がこけたのは、今の2社の状況を暗示してたのかなぁ。 ■ハッピーフライト おすすめ度(3点満点):
普段あまり野球は見ない方だし、日本シリーズに進出した巨人も日ハムも特にファンではないが、 今年の日本シリーズは、手に汗握る先の読めない試合が多く、で素人でも楽しめるので見ている。 3勝2敗の巨人王手で迎えた昨日の第6戦も、緊迫した展開が続き、夢中になって見ていた。 2対0巨人リードで迎えた8回表、巨人の攻撃。 坂本がヒットで出塁し、松本の送りバントで2アウト2塁の場面。 これ以上追加点をやれない日ハムは、小笠原を敬遠し、この日不発のラミレスとの勝負を選んだ。 この緊迫した場面で、長女と一緒にお風呂に入っている次男の声が風呂場から聞こえた。 なんと「ラミレース!、ラミレース!」と大声援を送っているではないか! テレビもラジオも付いてないごく普通の我が家の風呂。 次男がどうやってこの勝負の場面を知り、なぜラミレスに声援を送っているのか? どうしても真相が気になって、お風呂場を覗きに行った。 すると次男は、長女と一緒に湯船につかり、腕をグルグル回しながら楽しげにこう言っていた。 「波でーす!波でーす!」
砂漠の国といわれるアラバスタ王国は、悪の秘密結社の暗躍により崩壊の危機に直面していた。 王女ビビは組織の正体を暴くため2年前に国を出て、やがて国の英雄クロコダイルが黒幕と知る。 そして今、ルフィ海賊団という心強い仲間を得たビビは、父親でもある国王コブラと国の人々を救うため、グランドラインをアラバスタ王国に向かって突き進む。 その頃アラバスタでは、クロコダイルの陰謀により、国王軍と反乱軍の全面戦争へ傾き始める・・・。 本作は劇場版オリジナルストーリーではなく、原作をベースにした映画化の第1作目。 前に紹介した「エピソード・オブ・チョッパー」は同じく原作ベースの映画化の第2作目になる。 「アラバスタ編」はチョッパーの「ドラム編」同様、名シーン満載の大好きなエピソード。 長大なアラバスタ編を、最も盛り上がる最終決戦に絞って編集したのはいい判断だと思う。 ただ、それでも90分では時間が足りてなくて、かなり駆け足な展開になってしまっている。 脳内補完フル回転で観ることになるので、忙しすぎて感動が薄れてしまうのがもったいない。 ここはルフィ海賊団とバロックワークスとの戦いを大胆にカットして、 感動的なシーンとその背景になっているイベントにもっと時間を割いて丁寧に描いて欲しかった。 アラバスタ編では、ペルがらみのエピソードがツボだなぁ。 最近の漫画のワンピースは、絵がゴチャゴチャしすぎて読みづらくて仕方がない。 アラバスタ編の頃の絵の感じに戻ってくれないかなぁ。 っていうか、もうそろそろ海賊王になっていいよ、ルフィ。 ■ワンピース エピソード・オブ・アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち おすすめ度(3点満点): |一覧| |