巡る季節にたね蒔いて🌿 流れる時間の中のひとり言
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今日のシェフは婿殿 家族が集まって食事をする、特別なことがなくてもたまには楽しみたいです。 おいしい料理を食べながら、なんていうこともない話をして大いに笑って.... 昔は遠い親せきなどが集まる食事会が毎年いくつかありました。 お正月の新年会、法事の会食などです。 本音で付き合わないと息苦しくなる私は、いつもあまり楽しめませんでした。 今はほとんど親せきとのつきあいもなく、 自分たち夫婦の兄弟とその子供たちで、思いついたときに食事会をしています。 最近は結婚した娘夫婦宅か私たちの自宅かに集まることが多いです。 婿殿は気さくな性格で素直、何事にも打ち込む生一本の性格なのでウマが合います。 生の自分で正直に生きていくように、と子供たちにも教えてきました。 自分たちもそうしてきましたし、婿殿も似たような性格なのでうれしいです。 娘が結婚後も幸せそうにしているのをみると、安らかな気持ちになります。 今回はその婿殿の料理を賞味しようと家族が集まることになりました。 「お手伝いは?」というと「いや、なにもないです。ただしBYBでよろしく」 とのことでしたのでBring Your Bottles(自分の飲むものはもってくる)でいきました。 部屋に入ると....これです。 まあ!びっくらこきました。あなどっていました。 三々五々集まってくる家族を待つ間も シェフ殿は台所で忙しく立ち働いていましたが、 全員が集まるとおもむろにエプロンをとって 「本日はお越しいただきまして感謝に堪えません。 皆様のお気に召すようにと未熟ではございますが本日のディナーを整えさせていただきました。 本日、前菜にお出しいたしますのは....メインディッシュは....」 と印刷されたディナーコースメニューを手渡しながら説明を始めました。 みんな一瞬ポッカーンとしましたが、 いつもの口調とは違うシェフ殿を見ながら 「ふむふむ、これは....?産地は?」などと乗ってきます。 そして2時間余、食べて飲んで楽しいひと時を過ごしました。 気の置けない家族や友人とこうしたひと時を持つことは 人生最上の喜びの一つであります。 食事も終盤に近づいたころ、ワインの酔いも手伝ってか シェフが白状しました。 「いやぁ、お母さんがいるところで言うのもなんですが、 彼女が作るよりおれのほうが上手いんですよ、料理。 もう100種類以上作りましたがおかげで料理がますます好きになりました。 でね、レシピ公開したんです。 そしたら一週間で1000アクセスほどありました...」 と、公開しているレシピを見せてくれました。 「はっはっは...。こりゃぁこの子たちがカワイイからアクセス増えてんじゃないの?」 とはいったものの、正直出された料理の本格的なことと そのおいしさに舌を巻いた次第でした。
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Schiaparelli de Cocoの気まぐれなブログへようこそ。 今日という一日は否応なく流れ去っていきます。そんな時間の中で留めておきたいこと…想うこと…まわりの動植物…過去や未来への瞑想…思いのままにつづります。