冬期講習中の生徒たちの声を拾っていくと、
私立の現代文に触れる中で、1年間勉強してきた読み方と解き方が如何に大切なのかを実感できたようである。
それは、生徒たちが授業中に行う頷きの回数が多かったことからも分かる。
また、「自信」も手に入れられたみたいだ。
今回の冬期講習では、私立高校別の解き方も指導したので、それが自信に繋がったみたいだ。
「○○高校の間違いの選択肢は、こういう風に作ってある。」
「○○高校の正解って、大体こうなっているの気づく?」
「○○高校では、こうやって解いた方が早く解けるよ。」
「○○高校では、まずこの3番をやり、その次にこの順番で・・・」
「○○高校の選択肢は、最後に微妙な選択肢が2個残るように作られている。その上で、このポイントに注目し、より良い選択肢を選ぶと・・・ほら!答えが出るでしょ?。」
などと、学校別対策を徹底的に行った。
さらにその上で、生徒たちが受験する私立高校の解説プリントも手渡した。
これは、大学受験の参考書で言えば「実況中継」のようなもの。
生徒が受験する私立高校の解説をそれぞれ2年分収録してある。
授業では、各学校1年分しか解説できなかったため、それ以外の年度は、この「実況中継もどき」に盛り込んだ。
各学校のページ数は1年分20ページ~40ページ。
総ページ数は・・・数百ページに及ぶ。
これを自習用課題として配付した。受験日までに演習してもらう。
実は、正月を使ってこの教材を作成していた。
体力的にやばかった(笑)
女子生徒は感動していたが、男子生徒は苦笑いしていた。
Oくん「先生、マニアっすね~。」
Sくん「先生、さっきもらったやつ、あれすごいですよね(苦笑)」
ちなみに女子
IさんとTさん「先生、こんなことやってるから、彼女できないんじゃないの?」
「そうそう。私たちとしては嬉しいんだけどさ~、もっと自分のこと考えた方がいいって(笑)。」
うるさいです。余計なお世話なんでほっといてください。
とにかく、国語の指導だけは近くの塾(うちの生徒と受験校がかぶる地区にある塾)に負けたくないという意気込みでやっている。
生徒の国語偏差値を上げるために、やれることはまだあるはず。
それでは、質問教室に行って来ます。