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詩集の中の栞のように~裏ブログ~

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2010/02/24
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カテゴリ:教務(社会)

現在、学年末試験の真っ最中。

そんな中、試験対策で困ることが多いのは社会。

理由はいくつかある。

1つめの理由は、教科書を使わない中学が多いということ。多くの学校がプリント。教科書からはあまり出題されない。

この現状は、一度文部科学省で調査すべきであろう。必要ないなら、もったいないから配らない。まあ、以前にも何度か書いているが、私は学生時代から文部科学省はいらないのではないかと思ってきたので、おそらく調査しないだろうが。S村先生あたりが動いてくださるといいのだが。

話を戻すと、教科書を使わないために、出題される用語や問題が全くずれる。ワークをやらせても、かぶる部分が少なく、あまり役立たない。

 

2つめの理由は、教科書は使わないが、資料集を使って授業をする先生が多いということ。

資料集をページ順ではなく、先生が雑談を交えながら、いろいろなページに飛びつつ、解説を加える方式。資料集のどこをやったのかメモを取ってない生徒と、先生の口頭解説をメモしていない生徒は、このケースでは玉砕する。

 

3つめの理由は、記述ばかり出す先生がいること。もう穴埋めや基本問題は全く出題されない。全てが記述。うちの近隣中にも2名いる。

過去問を見せてもらうと、確かに難しい。山川の日本史研究を見て、やっと解答例が分かるような問題も見受けられる。

授業中も、「俺のテストは塾の先生なんかでは予想できない。チャレンジや塾でいくら勉強しても、点数とれないから覚悟しておけ。」と豪語するだけあり、難しい。

 

こうしたタイプの先生(記述問題中心に出題する先生)は、一定割合でいる。以前、立川で講師をしていた時にも、日野市と昭島市の先生にいた。また、小平市にもいたし、新座にもいた。中野区にもいた。

(日野市の先生のテストは難しかった。一橋大の学生と本部教室の社会担当の先生たちが総掛かりで解いていたが、答えの出ない問題があった)

私の感覚だと、こうした記述中心に出題する先生は、7,8人に1人くらいいるように感じる。

 

4つめの理由。

それは、生徒に「授業で何をやってるの?」「どんな感じで授業を進めているの?」「プリントは全部そろってる?」「ノートは?」などと質問しても、きちんとした回答が返ってこないことによる。

まさに犬のおまわりさん状態。「やり方聞いてもわからない、ページを聞いても分からない♪」

 

結局、私と中学教師の間で仲介する生徒自身がはっきりしないので、対策も何も取りようがないということ。

 

先に挙げた上記3つの理由も、生徒がきちんと教科書で予習し、授業中に大事なところをメモし、集中して聞き、自宅に帰ってその日のうちに復習orまとめをすれば、大方解決する問題。

結局、生徒の姿勢によるところが大きいのかもしれない。

 

実際、どんなに難しいテストでも、90点以上取っている子たちはいるのだから、やはりきちんと勉強することが大切。

 






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Last updated  2010/02/24 04:12:55 PM
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