カテゴリ:カテゴリ未分類
YOMIURI ONLINE(読売新聞)より
愛知万博入場料4880万円回収不能、協会は今日解散 愛・地球博(愛知万博)の入場券約5500万円相当を購入しながら、代金を一部しか払わず、博覧会協会から提訴されていた男が詐欺事件を起こし、10月に大阪府警に逮捕、起訴されていたことが、30日わかった。 協会は、きょう31日付で解散するため、約4880万円の未回収代金が協会の清算法人に債権として引き継がれるが、回収が困難なうえ、協会が告訴などをしていないことから、来年3月の清算とともに、多額の負債が踏み倒されることになりそうだ。 大量の入場券を購入していたのは大阪市住之江区、元保育園代表橋富民佳被告(57)。 協会関係者によると、万博が開幕した昨年3月、橋富被告から「保育所の職員や保護者を万博に連れていきたい」と、入場券の大量購入の申し出があった。当初は代金が納められたため、会期中に代金後払いで、計約1万4700枚(約5500万円相当)を送った。 しかし、橋富被告からの支払いは約480万円だけで、大口購入者に支払う手数料を除いた約4880万円が未払いとなっている。 協会は昨年12月、橋富被告に未払いのうち1000万円の支払いを求める訴訟を名古屋地裁に起こし、今年4月に勝訴した。橋富被告は協会に「支払う」と答え、読売新聞の取材に対しても「支払う意思はある」と話していたが、支払われないままになっている。 ところが、橋富被告は10月、大阪市内の会社に「保育園の保護者にクリスマス会などで配る」と偽り、計360万円相当の図書券などをだまし取ったとして、大阪府警住之江署に詐欺容疑で逮捕された。 協会もこの事実を把握しており、入場券の購入についても、同様に詐欺の可能性が高いが、「本人が代金を支払うと言っている」として、詐欺容疑での告訴などはしておらず、刑事責任は問わないという。 現在、未払い代金は貸し倒れ引当金に計上されているが、協会は1月から、清算するための法人に移行する。未払い代金は債権として法人が引き継ぐが、3月には法人もなくなり、債権も消滅する。民事訴訟の判決で認められた強制執行も、橋富被告の資力が乏しいことから断念している。 このままでは、事実上、踏み倒しを認めることにもなりかねないが、博覧会協会の本庄孝志企画調整室長は「金額が大きいので回収したいが、難しいだろう」と話している。 (2006年12月31日11時56分 読売新聞) 「保育所の職員や保護者を万博に連れていきたい」で、1万4700枚も入場券購入というのが【詐欺】だとわからないのかね?橋富民佳を詐欺罪で告訴もせず、強制執行もせず放置するならば、責任を取って4880万円は万博協会の全職員で負担すべきだ。愛知万博が最終的に黒字だったからといって、うやむやにするのか! 今日で万博協会は解散するので、来年1月以降、この問題に対する抗議は以下へ! (平成19年1月以降の清算業務及び承継団体への事務の引き継ぎを円滑に実施するため、平成19年1月4日から下記の場所に事務所を設置し、業務を行ってまいります。) 住所 〒460-0008 名古屋市中区栄2丁目10-19 名古屋商工会議所ビル8F 電話番号 052-220-2500(代表) FAX番号 052-220-2660 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.01 17:08:06
コメント(0) | コメントを書く |
|