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カテゴリ:雑記
先週土曜日に東京へ行ったのですが、日帰りも勿体無いと思いサントリー白州蒸留所の見学に行ってきました。山崎はもう10回以上行っていますが、白州は初めてです。
日曜日の朝10時過ぎ、韮崎駅前から路線バスに乗ります。2~3時間に1本しかない路線なので、事前にチェックした方が良いです。3人以上なら、小淵沢駅からタクシーを使った方が安価&速いかと思います。 見学者専用のミュージアムに入ると、サントリーの歴史が展示されています。このあたりは、山崎蒸留所と変わりありません。 マッシュタン(糖化層)。山崎に比べて少々大きく感じました。 ウォッシュバック(発酵層)。この恵まれた森林の中なら、良い乳酸菌が住み着きそうです。 写真左がウォッシュスチル(初留釜)、右がスピリットスチル(再留釜)。山崎と英語表記が違いました。なぜでしょうか? 山崎と違って、通常見学時は中には入れません。 さて、白州蒸留所見学では、山崎蒸留所では見られない珍しい工程を見学できます。樽の内面を焦がす「チャー」という作業で、職人の技を間近で見られます。 この日は「リチャー」と言って、一度使った樽の再生を行っていました。 樽の内面にバーナーで点火します。 最初は酒精分が燃えます。炎が理科の実験で使う「アルコールランプ」の色ですね。 徐々に樽本体の内面が燃え始めます。職人さんが縁に水をかけて、炎を制御しています。 リチャーの最終段階、職人さんがタイミングを計り、柄杓一杯の水を樽の中に投げ入れます。 水蒸気の力で、一瞬で火が消えます。大迫力の工程なので、ウイスキー好きな方はぜひ一度ご見学ください。 この後は貯蔵庫を見学。ここだけ写真撮影が禁じられています。山崎はOKなので後ほど理由を尋ねてみたところ、気化アルコール分が山崎に比べて強いためだそうです。フラッシュによる引火防止ですね。 無料試飲の時間も、30分弱あります。水割りとハイボールしか紹介されませんが、カウンターでお願いするとストレートでも出してもらえます。 有料試飲は、オーセンティックバーの雰囲気をもった部屋で行われています。カウンターは、昭和30年に開業したバーカウンターを移築したもの。色艶とも良い味が出ています。 せっかく白州まで来たので、白州原酒8年、同15年、白州10年、25年、知多グレーンといただきました。他にも山崎や各国ウイスキーが揃っています。 バス移動があるので、少々早足な蒸留所見学でした。日帰りは少々辛い場所にありますが、小淵沢あたりに宿を取ってのんびりするのも、面白いかと思います。 白州 10年 700ml 白州 12年 白州18年箱入り 白州 25年 700ml お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.24 16:47:41
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