カテゴリ:相場サイクルFXとは
本日2回目の更新です。 今回の内容は特に、 1.相場サイクルを使ってトレードしている人 2.サラリーマンなど日中チャートを見られない人 に対する提案?感じたこと?です。 今朝の記事にも書きましたとおり、 最近私の相場サイクルトレードについて質問が増えています。 また、相場サイクルトレード結果を書かれているブログを見ると、 利益に繋げられている方がとても少ないことに気がつきました。 そこで、サラリーマンが手堅くFXトレードをするためには、 相場サイクル理論をどう活用できるかについて書きます。 1.PC開始の上昇での買いエントリは避ける 例えば私がトレード対象にしている3通貨ペア、 EUR/USD、USD/JPY、EUR/JPYの1年分のチャートをご覧ください。 週足でも日足でもけっこうです。 すぐにわかることは、すべてダウンの時期が長く、 PC開始で買っても損切りにかかりやすい1年でした。 下落トレンドが続いている中で、 PC開始のシグナルが出て朝に買いポジションを持つと、 また下落を開始するのではないかと昼間落ち着きません。 落ち着いてトレードするためには順張り投資がかかせませんが、 例えばアップトレンド継続中のまま新PCが終了すると、 PCの切れ目の時期をリアルタイムで判断することが困難です。 そもそもPC終了時はボラティリティが高い傾向にあるので、 昼間にチャートが見れない方にはオススメできないタイミングです。 2.トレード対象の通貨ペアを絞る サイクルをしっかり判断するためには、 トレード対象の通貨ペアを絞る必要があります。 スイング、デイトレードをしている身としては、 3通貨ペアでもかなり大変です。 また、対円通貨ペア以外、主要国通貨ペア以外は、 耳に入ってくるニュースと相場が合っていないように感じられ、 自信を持ってトレードできない状況に陥ります。 5通貨ペア以内、ニュースなどで話題になる通貨ペアが良いと考えます。 3.スイング/デイトレードの実施を検討する いくつかのブログを確認する限り、 週足でサイクル数を数えてエントリされている方が多数です。 週足での中長期の視点で相場サイクルトレードをして、 「2」で書いたとおり通貨ペアを絞ると取引回数が減ります。 しかも「1」のとおりPC開始でもエントリしない上、 そもそも順張りのみにすると、取引回数が激減します。 真剣に5通貨ペアで順張りトリガを設定すると、 年間10数回くらいしかエントリチャンスがないと思います。 勝率自体は6割を超えることになるでしょうが、 (週足でのトレード確認はしていないので推測です) 年間10数回では年間勝率は相場によってばらつきます。 ということは、 2年くらいマイナスの年が続いてもおかしくありません。 問題は勝率ではなく、トレード回数だと考えます。 そこでスイング/デイトレードを検討することになります。 スイングならば、単純計算で年間50回以上、 朝晩のみのデイトレならば、年間100回以上、 のトレード回数を確保できます。 これにより年単位でのマイナスを回避できる可能性が、 かなり高くなります。 またトレード1回での利食い/損切りpipsが小さくなるため、 資金が少ない方にとって精神的負担を軽減できます。 その分、朝晩のサイクル確認が必要になるので、 チャートに向かう時間は増えますが。。。 以上が、 相場サイクルを活用したFXを3年間行った経験則です。 ブログを読んでくださっている方のプラスになったら、 とてもうれしいです。 ご感想やご要望があれば、 コメント、メールをいただけると励みになります。 ※ PC:プライマリーサイクル MC:メジャーサイクル ---------------------------- 相場サイクル理論自体については以下をご覧ください。 松下誠のFXの学校(無料体験付き) まずは理解しやすい週足単位でのサイクル理論を学ばれて、 その後にご自身に合った投資スタイルを作られるのが、 良いと思います。 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.23 00:00:12
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