カテゴリ:読書
『失われた時を求めて』を読んでいた時だったと思うんですが、同じケタはずれに長い長編という事で、「『チボー家の人々』もおもしろいわよ~」と母が言ってました。
小津映画でも、確か電車を待っている時だったでしょうか?原節子が職場の同僚にでしたっけ?「おもしろいわね~チボー家の人々」って言うセリフ、ありましたよね。 そんな訳で、ずーーーっと前から、いつか読もうと思っていました。 今の職場では、データが来ない時には (手が開いてる時) 本が読めるので、ヒマな時期には長編を読もうという気になるんです。『失われた…』の時は、ヒマな時期である11月だったと思います。んで、8月はヒマな時期なので、読もうかな、と思ったのが、既に8月を半分過ぎてしまっていた時で迷ったのですが、読みたいと思ってしまったらもうアウトですね。9月入ると忙しいんだけど、とにかく読みはじめちゃいました。 長編を読むという覚悟はして読んだものの、楽しくぐいぐい読めるイメージでいたんですが…(上の、親や映画でのセリフの言い方等から) とんでもなかったです。結構重い小説ではありませんか。そして、これはスゴイ小説です。すんごいリアルなんですね。特に『父の死』の所なんて、びっくらこいたですよ。 世界の名作っつーと、必ずあがるのが『失われた時を求めて』と『ユリシーズ』だと思うんですが、これだって絶対名前があがるべき作品で、むしろ、失われた…よりも私は名作度高いと思います。それなのに、今調べたら、2002年に発表された史上最高の文学百選にも入ってないじゃないっすかっっっ ! そりゃあねーよ。けしからんなあ。 アマゾンのカスタマーレビューを読んだら、素晴らしくてびっくらこきました。 白水Uブックスの巻末の「解説」では、とんでもないネタバレもあって、ガッカリさせられた事も度々ありましたが、ちょろさんという方、実に親切に、先取りする傾向のある場合は、それを教えてくれています。当巻読了後に読んでも構わない「解説」は、そう教えてくれています。 ちなみに私は、白水社の箱入りのハードカバーで読んでいて、Uブックスとは内容が全く同じなので、図書館にあった分のみは、持ち運びに便利なUブックスで読みました。 そんじゃ、次回から、チボー家の人々『灰色のノート』から順に、感想書いてみようと思います。 チボー家のジャック新装版 うろたえる父、溺愛する母 フツーの風邪のパターンっつーと、喉の痛み→熱ですよね。 なのに、熱が出てから、今喉の激痛に苦しんでます。痛いよ~~~。 ま、熱出る前にちょっとの喉の痛みはあったけど、今みたいな激痛ではなかったですよ。そんで今熱は6度台に下がってるんですぜ。謎。な私に1クリックをお願いしますっっ。なにとぞ。 &喉の痛みをとる方法もおせーてくれっ。 ちょうどドラキュラが血を吸うあたりの所が腫れてて痛いっす。これはリンパ腺?何? 秋の夜長オークション 9月27日23:55 まで 秋の大感謝祭 10月3日10:00 まで 楳図かずおの原点!幻のデビュー作が復刻!【楽天ブックス】 アンジェさん<初秋のウェア&シューズ> ◇◆人気blogランキングへ◆◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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