カテゴリ:読書
生田耕作の『黒い文学館』を読み、早速図書館で借りて読んだのが、このマンディアルグの『オートバイ』です。( 詳しくはこちらを。)
最初の数10ページは、もう退屈でしようがなかったんですが、後半に入ると、その何とも妖しく美しいエロティシズムにハッとさせられました。 パンティー一枚を除けば素っ裸の上にレーサー服を着てハーレーダヴィッドソンで走る女性っつーだけでも、実に色っぽいです。そして、隣で寝ている夫を残して愛人の元へ行くのです。 この愛人が、なんつーとんでもない男…と思うのですが、そして、この愛人に惹かれながらも、愛してもいない別の人と結婚したのもいまいち分らないのですが…(^^;)、この男から彼女はバイクを教わります。 アメリカでは免許を取りに行くのに車を運転して行く、なんて事を聞いた事がありますが…以下引用。 ある晩、モーテルからの帰りみち、ダニエルは彼女に向かってこう言ったのだ。彼女の運転はもう彼に引けをとらない、そろそろ免許をとっていい頃だと。 運転の途中で、平気で飲酒したりしてるし・・・・・・。しかも、もしかして未成年じゃなかったけか? 桜桃酒 (キルシュ) というお酒を飲むのですが、コレがどんな代物だか気になる所です。素敵な名前のお酒だなあ、と。 ちと、いちばんいい場面のネタバレになりますが、尤も『黒い文学館』でも、ちとネタバレされていた箇所です。 確か、この『オートバイ』は、意外に女性に人気があり、おそらく、この主人公のレベッカになりたいのだろう、とか書いてあったように記憶してます。 実に美しいエロスにハッとさせられた場面です。 以下ネタバレになる引用。 やがて、ダニエルはテーブルの上から薔薇の花を取り上げると、それをレベッカの足もとに、いや、もっと正確に言えば太褪のわかれめの前方、両足のあいだに並べた。それを一つの束に束ねて握ると、つぎに彼はその束を使って愛人の裸体を折檻しだすのだった、太腿の皮膚を、さらに脇腹や、乳房の下や、すんなりした腹の皮膚を、刺で、いくらか引き裂きながら。ティローズの花びらが憩いの床の上に降りそそぎ、いっぽう殴打は、それとも愛撫は、さらにくだって足先までも引っかきむしるのだった。 もうひとつ、美しくエロティックな表現を。 Deleatur……夫の抹殺をラテン語で考えたことを教育者のダニエルはほめてくれるだろう、そしてご褒美の代わりに、腰を高く持ち上げ、彼女を逆さに吊るしてくれるだろう、ちょうど蜜蜂の獲物に捧げられた美しい藤の花みたいに。 う~、映画が観てみたい~ん。 哲さん情報によれば、不二子ちゃんの元ネタになったとか。こりゃまぢ観なきゃ。 あの胸にもういちど デラックス版 あの胸にもういちど 通常版【KIBF-302】=>18%OFF!あの胸にもういちど 通常版 そして、エロスというのは、支配される喜びでもあるのだろうか、と、これを読んで思いました。 オートバイ なんだか今年の読書はエロ中心だなあ…な私に愛の1クリックを~。うっふーん♥♥♥ まだギリギリバレンタインに間に合います ! ! SEMPRE Valentine Gift 2006 アンジェさん 2006 バレンタインアイテム特設会場 これ最高じゃないっすか~? チョコより喜ばれたりして。 バレンタインデーはコレでキマリでしょう ! ! ハートハンバーグ ! ! 【バレンタインデー特別企画】ハート ハンバーグ♪4個入り Caffarel(カファレル) マロングラッセ 18個入り Caffarel(カファレル) トリノオリンピック公式限定チョコ スライドボックス バレンタインデーには世界一のチョコいかがっすか~? 自分で食ってます。(笑) Bernard Callebaut チョコレートバー Bernard Callebaut ベルナルド・カラボー チョコレートバー3本セット ホワイト・ミルク・ダーク ★花粉のつらい季節…花粉症アイテム大量アップ★ ♥人気blogランキングへ♥ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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