読むのが遅いですが、マガジンZの最新号(10月号)の氷栗優さんが描く漫画版NIGHT HEAD GENESISの第2話「予言」を立ち読みしつつ、待っていた第7話を見ました。
第7話 悔恨
良美は、死んだ恵に誘われ、自殺をしようとカッターナイフを手にしていた。
しかし、危うい所で直人と直也が声をかけ、止めたのだった。
良美の廻りに物凄く大きい『怒り』を感じると言う直也。
霊的現象ではなく、強い超能力の力“マインドコントロール”の仕業によるものだと分かる。
怪しいと思われる山下先生の家を訪ねる直人と直也、良美。
良美は部屋に戻るのが怖いからと付いて来ていた。
山下先生は優しいから犯人だとは思えないと言う良美。
山下先生の部屋に入った直人が見たのは、観音像が祭られた祭壇。
そしてそこには7人の写真が飾られていた。
良美に仲間に連絡させようとしますが、携帯を持ってきていない良美はここから一番近い仲間のところで携帯を借りて、グループの一人一人の無事を確認するのだった。
しかし、1人だけ連絡が取れないので河原へ向かいます。
河原には滝子が恵の死んだ場所に花を供えていた。
恵は逃げるように去っていくときに直也にぶつかってしまいます。
直也は滝子が恵が好きだったことを読み取ります。
女の子を好きになっていた滝子は男はどうでもよかったからこそ、とっかえひっかえできていたようです。
そして、今度は拓夫が自殺を図ってしまった。
グループの溜り場だった倉庫で直人は良美たちに心あたりが無いか聞くのだが、全く検討が付かず自分たちが狙われている事に不安を感じる良美たち。
そんな中、溜り場に現れる山下先生。
良美たちを元気付けようとやって来たというのだが、彼女もまた誰かにマインドコントロールされて良美たちを殺そうとしたのだった。
危機一髪で直人が力を使って防御するのだが、今度は良美たちの不安な感情をコントロールして、死に導こうとする力が働いた。
そしてその影響は直人や直也にまで及んでしまう。
何とかその呪縛を解くことのできた直人は苦しむ直也を、そして良美たちを助けていくのだった。
直也は、その力を使った犯人の波動を捕まえる事ができたので、犯人のいる家へと向かいます。
そこで女性に触れられてしまった直也は、女性(母親)が全て知っていたことを知ります。
今回の事件の犯人は湯島昌幸という幼い子供だったのだ。
自分の友達でもあった小犬を良美たちのグループにひき逃げされた悲しみと憎しみが膨張してしまい、自分の潜在能力である“マインドコントロール”を使いグループのメンバーを一人一人自殺へと導いていたのだった。
直人と直也は、昌幸を御厨に預ける事を勧めるのだった。
離れるのを嫌がる母親に、これ以上昌幸に人を殺させるのかと説得するのだった。