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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:DEATH NOTE
DEATH NOTEの第3話を見ました。
第3話 取引 凶悪犯連続殺人特別捜査本部 今日まで電話などによる一般からの情報は3029件あったが野次馬的な情報ばかりで、信憑性のある情報はなかった。 自分がキラであると言ってきたものも21件あったので全員の調書を取ってファイルしている。 今まで明らかになった被害者と思われる心臓麻痺死者は、日本で情報が得られることが判明します。 Lからは死亡推定時刻を特に知りたいと依頼があり、日本時間の平日午後4時頃から深夜2時、特に午後8時から深夜0時がその68%で、土日祝日は午前11時から深夜までかなりのばらつきがある。 『非常に興味深い情報です。もしかしたら、その死亡推定時刻から、犯人は学生である可能性がありますね。根拠はまだあります。犯罪者ばかり殺していることから、犯人は彼なりの正義感に基づいて行動している。―(中略)―あらゆる可能性を模索すること、それがキラ逮捕への近道になるはずです。捜査報告を続けてください』 他に何か気づいた者はと言うことで松田が話し始めます。 これはキラを肯定する意味では絶対ないが、この数日世界的に特に日本で強盗以上の凶悪犯罪が激減していると言います 『お疲れ様です。また少し犯人に近づけた気がします。そして、また注文で申し訳ないのですが、特に被害者班、強盗班、インターネット班に犠牲になった者が日本でどのような報道のされ方をしていたのかを、もう一度よく調べていただきたい。知りたいのは、犠牲者の映像や顔写真が出ていたのかどうかです。宜しくお願いします』 その頃、月の部屋では妹の粧裕が勉強を教わっていた。 「流石お兄ちゃん」 「ってお前、自分で理解できたのか!?」 「うん、まぁまぁ…」 父親が久々の帰宅をしたことで、家族全員集合する夜神一家。 「お帰りなさい、父さん」 「ああ、ただいま」 食事中、月は勉強について聞く父にまぁまぁと答えます。 いつもどおり学年トップ、自慢の兄だと言う妹と自慢の息子です、はいと言う母。 「父さん、疲れてるみたいだね」 「あぁ…詳しいことは言えないが今回は難しい事件だからな」 自室へとひきあげる月。 「成程…父親が警察の人間、それがお前の自信というわけか、月」 「ああ、自分のパソコンからなんの痕跡も残さず、父さんのパソコンに侵入することさえできるよ。捜査状況は常に把握できるんだ。警察は既に犯人は学生でないかと疑い始めているな…」 「はっは!!やばいんじゃないか、月?」 「名前のあとに40秒以内に死因を書くとその通りになる…。死因を書かなければ、全てが心臓麻痺となる…。死因を書くと更に6分40秒、詳しい死の内容を記載する時間が与えられる─だったね?リューク」 「それがどうした?」 「つまり、心臓麻痺という死因を書けば、そのあとに死の状況、或いは死亡時刻なども書けるわけだ。また少し、リュークを楽しませてあげられるかもね」 月は学校へと登校する。 しかし、その間にも何者かによる心臓麻痺による犯罪者の殺人は起こっていた。 凶悪犯連続殺人特別捜査本部 何!?また、昨日も心臓麻痺の犠牲者が、23人!?一昨日の犠牲者は23人、きっかり1時間ごとに1人ずつ…。平日に2日もこれが続くということは…」 「犯人が学生って線は怪しくなってきたな…」 「いやぁ…学校を二日休むなんて、誰でも…」 『そうではない。確かに学生の線は薄くなりました。が、キラが言いたいことはそんなことではない。何故、1時間置きなのか、そして犠牲者が死んだらすぐわかる刑務所内の犯罪者に限られているのか…。キラはこう言っているんです。自分は死の時間を自由に操れるのだとね─』 《しかし妙だ…。キラが学生かもしれないという疑いが生じた途端、それを否定するような殺人が起こった…。偶然か?いや…それにしてはタイミングが良すぎる…。キラは警察の情報を知っているということか…。これは明らかに私への挑戦》 夕方、学校から帰宅する月は、今頃Lは焦っているんじゃないかと予想していた。 「今頃Lの奴、焦ってると思うよ。こんなときのためにわざと残しておいてある犯罪者が、あと50人はいる」 「ほぉ~」 「そして、今回のことでLは警察関係者を疑い始めているはず…」 Lは、キラが警察関係者ではないかと疑い始めていた。 「でも分からないな…。学生の線を消すより、警察に精通していると思われる方がよっぽどフリじゃないか?」 「その答えは、Lを探し出し始末するためだ」 「どういうことだ?」 「この人間社会で本当に信頼しあっている人間なんて、ほんの僅かさ。それが警察の枠の中で、ましてや警察とL、信頼関係なんて最初からないに等しい。顔も名前もわからない奴を信用できるか?僕に捜査状況が洩れたと知ったLは警察内部から僕への糸口を掴もうとするに決まっている。そうなれば警察だって、Lに対して黙っていないのは時間の問題だ。Lと警察は表面上は協力し合い、僕を捕まえようとしている。しかし、裏ではLは警察を調べ、警察はLを調べだす。Lを探し出すのは僕じゃない。警察がLを突き止める。そして僕がLを消す」 凶悪犯連続殺人特別捜査本部 部下から突然辞表を出された夜神局長。 命が惜しいからだと言う部下。 Lの推理によれば、キラは超能力のようなもので手を下さずに直接人を殺せるので、キラなら自分を捕まえようとしている人間は殺すからと。 前にLは『私を殺してみろ』とスタンドプレーまがいのことをして見せたが、自分の名前どころか、顔すら出していない。 Lが命じた、犠牲になった者が日本でどう報道されていたか、犠牲になった犯罪者の顔が写真や映像で出ていたかどうかについては犠牲者は全員、日本の報道で顔が確認できた。 誰かと違って、写真の入った身分証明書を持って堂々と顔を隠さずに捜査しているということはキラにいつ殺されてもおかしくないということ。 なので、部署移動を希望するのだそうです。 夜神局長の制止も聞かずに出て行った3人。 そして同じ頃、月が塾で授業を受けていると、何かの異変に気付いたリュークは窓から外を見る。 何者かが、つけているようだった。 そしてLは、ワタリからFBIが調べている捜査状況を聞いていた。 やはり月の推理したとおりに物事は動いていた。 『FBIには3日前から日本に入ってもらい、警察関係者を調べて貰っています』 「それがこのリストだな…」 《警察の中だけでもキラの捜査情報が得られたものは141人─。しかしこの141人の中、あるいはその身近なところに、必ずキラはいる》 リストには、察関係者の家族構成なども書かれていた。 月が塾から帰宅するとき、リュークは突然話をし始めた。 「俺は月が嫌いじゃないし、ある意味最高の奴にノートを拾われたと思っている。なぜならノートの最後か、月の最後を見届けなくてはならないからだ。しかし、俺は月の味方でも、L の味方でもない」 「わかってたよ、それくらい。リューク」 「だから俺は月のやってることが正しいとか正しくないとか、そんなことはこれからも一切言わない。もっとも、同居人としての口出しはするがな」 「どうしたんだよ、リューク。今更そんなこと言い出して、らしくないぞ」 「だから、これから言うことはキラの味方として言うのではなく、俺自身が気持ち悪いから言うんだが…」 「回りくどいな…」 「あはははは…。ずっとお前をつけている人間がいる」 思わず歩みを止める月ですが、また歩き始める。 「目障りなんだよ、ここんとこ…。あいつには俺が見えていないが、いつもお前の後ろにいる俺としては常に見られている気分だ…」 「それは邪魔だな…。なるべく早く消してやるよ、リューク」 帰宅した月は、部屋のカーテンをぴっちりと閉めた。 《Lは警察を疑いだしたということか─。警察を調べるのなら、そうとうの人数のはずだ。仮に50人で調べたとしても、僕がキラだと疑われる可能性はまずない。僕はただの受験生にしか見えていないはず。しかし、何ヶ月も放っておけば可能性はゼロではなくなるかもしれない。まずはその尾行者の名前だ、それがわかれば全て処理できる》 「月、いいことを教えてやろう。死神とデスノートを持った人間とでは2つの大きな違いがある。何故死神がデスノートに人間の名前を書くか、知ってるか?死神は人間の寿命を貰っているからだ。人間界で普通に60歳まで生きる人間を40歳で死ぬようにノートに書く。 60-40=20、その人間界での20年という時間が死神の寿命にプラスされるんだ。だから、よほど怠けてない限り、頭を拳銃でぶち抜かれようと心臓をナイフで刺されようと死神は死なない。しかし月がデスノートに人間の名前を書いても、月の寿命は延びない。これが死神とデスノートを持った人間との違いだ。2つ目の違いは月にとってもっと面白い。寿命を延ばすのではなく、縮める話だがな。死神は人間の顔を見るだけで、その人間の名前がわかる。何故だかわかるか?死神の目には人間の顔を見ると、そいつの名前と寿命が顔の上に見えるんだ。もちろん俺の目には今、月の名前と寿命が見えている。人間の時間に直すと何年かはっきりわかる。もちろん、そんなことは口が裂けても言えない。ここまで口が裂けている俺でもな…。だから死神は殺す奴の名前がわからなくて困ることはないし、その人間を殺せば、自分の寿命がどれだけ延びるかがはっきりわかる。目が違う…。それが俺と月の決定的な違いだ。そして死神は自分のノートを拾った人間の目を死神の目にしてやることができる。古くから伝承されてきた取引をすれば、だ。死神の目玉の値段はその人間の残りの寿命半分だ」 月に取引を持ちかけるリューク。 外では、月を尾行していた人物が窓の外から夜神家を監視していた。 第4話完 次回、「追跡」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 31, 2006 09:59:40 AM
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