|
テーマ:アニメあれこれ(26068)
カテゴリ:特命戦隊ゴーバスターズ
武装錬金の第5話を見ました。
ルルーシュ、ゼルマンもいいけど、やっぱカズキもいい!! 第5話 守るべき人のために カズキと斗貴子は鷲尾に同時攻撃するも、受け止められてしまう。 体勢を立て直そうとするカズキと斗貴子を逃がそうとしない鷲尾。 「ジュースティングフラッシャー!!」 カズキと斗貴子は一旦引くことに成功する。 「地力もあるし機転も利く。なかなかどうして…。だが男子の方はまだまだ未熟。それの女子、以前上空で見せた動きに比べると今日は僅かばかり鈍い。勝てる!!いや勝つ!!私に力を下さった創造主のために!!」 鷲尾は飛んでいった。 森の中にいるカズキと斗貴子。 斗貴子がバルキリースカートを待機モードにするので、便利で流石バルキリースカートだと言うカズキ。 「何が流石か良く分からないが、君も経験を積めば色々とできる様になる。とにかく血を拭け。まだ戦いが終わったわけではない」 カズキはハンカチを受け取ると、斗貴子に大丈夫か訊ねます。 右肩が少々と答える斗貴子ですが、首筋に何かを感じる。 大したことないと言う斗貴子に、無理は駄目だと言うカズキ。 「だが今は戦いの時だ。あの鷲型、明らかに他のホムンクルスと一線を画している。あの翼を使った防御は自然に身につく技術じゃない」 鷲尾が木を翼で倒しながら飛んできます。 しかし、カズキしかいないので、鷲尾は二手に分かれたのかと推測する。 斗貴子は木の後ろに隠れていた。 《いいか、カズキ。鷲型の翼を使った防御は確かに絶妙。だが絶対の代物ではない。同時で攻撃した時、奴が翼でなく爪を使った。翼の防御は連続した攻防には対応しきれない。狙うは1つ。高速連続攻撃!!1人目が囮になって奴の防御を誘い出した後、間髪をいれずに2人目が渾身の一撃を叩き込む!!》 《よし!その囮は俺がやる。俺の突撃槍ならスラッシャー+フラッシャーの合わせ技でギリギリまで斗貴子さんの姿を隠すことができるはず!!》 突撃槍で突っ込んでいくカズキ。 寄宿舎ではカズキがいないので、探し回っている岡倉たちだが、斗貴子と一緒にいた情報を得、安心していますが、まひろだけは嫌な予感を感じていた。 カズキは突っ込んでいくも、鷲尾は目だけではなく、風を読んでいるので作戦がバレていた。 斗貴子はそれでも止まるなと言い、高く舞い上がる。 「2度も上空を取られるとは不覚!!だが負けぬ!!」 「贓物をブチ撒けろ!!」 斗貴子は爪で攻撃されてしまう。 「今だ、貫け!!」 カズキは鷲尾の片腕を貫く。 手の内を読まれたから切り換えたと言う斗貴子の制服には血が滲んでいた。 そして、ホムンクルスの本体が脊髄にまで昇ってきたので体の動きが鈍くなったので外すわけにはいかないと思って仕掛けたようですが、鷲尾はまだ倒れていなかった。 「後は任せて、斗貴子さんは休んでて。ここから先は俺1人で戦うから!!こいつを倒して、蝶々覆面を捕らえて、21番目の本体を壊して解毒剤を手に入れる!!」 「強がっても無駄だ。知ってるぞ、囮は通常戦力に劣るものが担う役目…未熟者の貴様は後回しでいい。まずは女子の方が先決だ。退け!!」 「退かない!!」 鷲尾に胸を貫かれるカズキ。 「退かない!!斗貴子さんの命令でも絶対に退かない!!」 カズキは鷲尾を突撃槍で突くも、片腕だけで防がれてしまう。 何度攻撃しても外されてしまう。 「何度試しても無駄だ。私はこの翼で風を読む。目で見るより耳で聞くより正確に風は全てを教えてくれる!!いかな状態であろうとこの翼の防御を仕損じることはない!!」 鷲尾はカズキの風が変わってきたことを感じる。 相変わらず未熟で強風や暴風には程遠いものの力強い息吹を感じるのだった。 斗貴子が手を出そうとするのをカズキは止める。 「あの女子、あの女子はそれ程重要か?力量の差から来る上下か?それとも貴様たちはつがいか?」 「斗貴子さんは俺の命の恩人。1度死んだ俺に新しい命をくれたんだ。今、その人の命がかかっているんだ!!負けて堪るか!!」 鷲尾もまた、命の恩人のために戦っていた。 野生の大鷲だった鷲尾は最大の猛禽にして、空の王者の中でも最強の1羽だったが、誤射か密漁か撃たれて堕ちて死んだ。 「あっけない。ま、命なんてこんなもの。天然記念物だろうが死んだらハイそれまで。蝶々を採りに来てこんなレア素材が手に入るとはお前も俺も運がいい。喜べ、甦らせてやる」 「創造主は私の命の恩人。1度死んだ私に新しい命と力を下さった。今。その方の命がかかっているのだ!!邪魔立ては許さん!!」 通常の刷り込みでは考えにくい高い忠誠心の理由、戦闘への意識の高さは野性の血の成せる業である。 「そうか、俺とお前は同じ。でも互いの恩人が全く違う!!蝶野はお前たちを実験材料としか見ていない。他人の命は全て蔑ろにして、死ぬ恐怖から免れて、自分が生きることしか考えていない。蝶野のやってることは間違っている!!そんな間違いのせいで―」 「下らん!!」 鷲尾はカズキに攻撃する。 「"死を恐れる"のは生物の本能。野生に生きた私には十分解る。創造主の行為は間違いにあらず!!貴様とて正直このまま死にたくはなかろう…。創造主に2度と関わらないと誓うなら、降参するならこのまま生かして見逃してやってもいい。死を恐れ、死から逃げても、それは恥でも悪でもない」 「でも俺が逃げれば代わりに死に捕まる人がいる。退いて堪るか、負けて堪るか、斗貴子さんをこのまま死なせて堪るか!!お前の言う通り、死ぬのは恐い…。俺は1度死んだからわかるし、蝶野も死に直面してるからわかると思う。だけど俺も蝶野も人間なんだ。だから死んでもやっちゃいけないことと死んでもやらなきゃいけないことがあるんだ!!」 槍の穂先に布を巻いているので、布のエネルギーを突進力だけでなく破壊そのものの力にも使えるが、自分自身にもダメージがくるので止めるように叫ぶ斗貴子。 「エネルギー全・開!!ジュースティングクラッシャー!!」 鷲尾を倒したカズキ。 「息吹が本当の風になった…か。勝手と承知して…る…が1つだけ頼みが…ある…。創造主…を… 「殺さないよ。最初からそんな気はない。止めるだけだ」 それを聞いて安心して死ねると言う鷲尾。 鷲尾に手を合わせるカズキ。 「5日目が終わる。残りあと1日…明日の夜12時がタイムリミット…。―(中略)―一晩安静にして核鉄の治癒力で体を癒す。明朝、下山して交通機関を乗り換えても銀成市に着くのは夕刻過ぎになる。居場所は大体見当がついている。ホムンクルスの全てを失った今、奴はもう非力な高校生に過ぎない。体力もなければ仲間もいない。結局最後に縋りつく場所と言えば肉親の元、恐らく実家だろう。だから後は全て君に任せて、私はここに残る。間に合うのは君1人の時の話。こいつのおかげで下半身が麻痺してもう動かない。だから私は山を降りられない。明朝君の姿が見えなくなった後、私は自分で自身の始末をつける。残念だが、救援を要請しても明日の夜12時には間に合わない。その後…そう遠くないうちにカズキ、君の前に次の戦士が姿を現す。その者に私の代わりに全てを報告したら、この1週間の出来事は全て記憶の奥底へしまいなさい。妹と友達と楽しく過ごす方が君には似合っている。今度こそ日常に戻りなさい」 カズキは斗貴子をおんぶして下山する。 「もう誰1人犠牲を出さないって前に言った!!斗貴子さんだってそのうちの1人なんだ!!絶対に間に合わせてみせる!!」 6日目の夕方 カズキは斗貴子と一緒に寄宿舎に戻ってきた。 斗貴子はギックリ腰だと嘘をつき、まひろに看病を任せ、カズキは蝶野の実家に向かった。 第5話完 次回、「黒死の蝶」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 2, 2006 05:41:05 PM
[特命戦隊ゴーバスターズ] カテゴリの最新記事
|