武装錬金の第16話を見ました。
カズキって死んでないよね?
主人公が死ぬわけないもんね…。
でも、カズキとブラボーの戦いは何か師匠と弟子の戦いのようでもあったね。
悩殺ブラボーキッスの江原さんの声が素敵♪
第16話 新たなる力
カズキ達は海に来ていた。
夜にみんなでお風呂に入ったり、花火をしたりして皆、就寝する。
だが、
ブラボーに呼び出され
カズキは岩場へ、
斗貴子はかつての訓練所の後輩であり、錬金の戦士として錬金戦団からの任務を伝えに来たサーファー男・
中村剛太と会っていた。
そこで
カズキは
ブラボーから、
斗貴子は
剛太から黒い核鉄についての真実と
カズキの再殺命令を聞かされる。
黒い核鉄は錬金戦団が長年の研究の末生み出した『賢者の石』の試作品だったようです。
ヴィクターはホムンクルスとの激戦の中で心臓にダメージを負い、黒い核鉄が心臓として移植されたものの、危険と言う事で始末されかかったそうです。
カズキの胸に新しい命として、収まったシリアルナンバー3の核鉄は
ヴィクターと戦団の戦いのどさくさで流出したものだそうです。
それを
斗貴子が黒い核鉄と知らずに埋め込み、
カズキを蘇らせたようです。
そして
カズキは黒い核鉄とリンクしてしまい、もう切り離すことが出来ず、元の人間には戻れないそうです。
そして、あと6週間前後で完全にヴィクター化し、元の人間に戻れないと
ブラボーは話すのだった。
そして
剛太から、自分を引きつけておくのが役目だと聞いた
斗貴子は
カズキと
ブラボーを探しに向かう。
「駄目だ、先輩!!今、行けば無事じゃすまない!!キャプテン・ブラボーは本気なんだ!!」
斗貴子を追いかけていく
剛太。
「嘘だと言ってくれよ、ブラボー!!嘘だ!!嘘だ!!嘘だ!!嘘だ!!」
岩場を殴り続ける
カズキ。
「善でも悪でも最後まで貫き通せた信念に偽りなどは何一つない。俺の信念は一人でも多くの命を護ること。そのためなら戦士殺しも厭わない。俺は悪にでもなる!!命を諦めてくれないか…カズキ!!」
「分かった…。でも、今じゃない!!今はまだ諦めない!!俺はブラボーの今の言葉に勇気付けられて、ブラボーと同じ信念で戦士になった!!俺の人としての最後があと6週間なら、その最後まで貫き通す!!斗貴子さんがくれたこの命で最後まで足掻く!!だから…」
《本当に強くなったな、カズキ》
「だから俺は戦う!!武装錬金!!」
技が激しくぶつかり合う最中、
カズキのサンライトハートに異変が起こる。
《ヴィクターの時の記録通りか。お前自身が既に変わったんだ。それに添うよう武装錬金も変わる。カズキはまだまだ強くなる。だからこそこれ以上強くなる前に!!》
サンライトハートは生まれ変わり、小型化する。
「これが俺の突撃槍…」
「そうだ、お前の新しい力だ。手に取れ、その力見せてみろ」
小型化したことにより軽くなり、片手でも十分扱えるようになったが、リーチが縮小し、破壊力が小さくなってしまう。
だが必要に応じて発動・展開するエネルギー内蔵型の万能武器であった。
「だが、その新しい武装錬金だけではこの俺とシルバースキンを退けられない。全力で掛かって来い!!戦士長なる者はお前が考えているより遥かに高い領域にある。もう一度仲間や、妹、戦士・斗貴子の笑顔が見たいと思うなら全力だ!!」
「分かった…。行くぞ、ブラボー!!」
カズキはヴィクター化して
ブラボーに向かっていく。
ブラボーも持てる力全てで答え、禁断の秘技『シルバースキン・リバース』を発動させる。
シルバースキンが
カズキを包み込み、本来、メタルジャケットとして、無敵の防御を誇るシルバースキンが動きを封じる絶対の拘束服となる。
全ての攻撃を封じられ、尚も足掻く
カズキですが、抵抗空しく為す術がない。
「今なら6週間後ではなく、今なら人として葬ることが出来る」
ブラボーは涙を隠して、
カズキの体を一撃の拳で貫く。
そして、その屍を海に投げ捨てる
ブラボー。
「カズキ!!」
「止まれ、戦士・斗貴子。これは命令だ」
「その命令は聞けません!!」
海の底へと沈んでいく
カズキを救うため、
ブラボーに刃を向ける
斗貴子。
「戦士としての自覚を忘れるな!!少し頭を冷やせ」
斗貴子は
ブラボーに海へ叩き落とされます。
「斗貴子先輩!!」
後を追って飛び込んだ
剛太に救われる
斗貴子。
だが、
剛太が止めるのも聞かず、
斗貴子は我を忘れ、
カズキの名を叫び続ける。
「諦めるんだ、先輩!!本気のキャプテン・ブラボーが任務を仕損じるはずがない!!再殺完了だよ」
「カズキ…カズキィィィィィ!!」
次回、「夜が明けたら」
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