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カテゴリ:それ以外(バトン系も含む)
ヒミツの花園の第3話を見ました。
花園ゆり子先生のネーム原稿にトキメキがないとやり直しを編集長から命じられてしまう夏世。 「このネーム原稿なんですけど、大変楽しく読ませて頂いたんですけど、何て言うか…ですからね、これって女子高生がヒロインじゃないですか。中世のお姫様でもなく、フランス人でもなく、現代の日本の十代の女の子。」 「花園ゆり子の初の現代ものか。売れるかな?陽くん」 「売れる」 「売れなきゃ困るよ」 「頼むぞ、修」 「だからそうじゃなくって!!ですからですね…あの子の十代のpureな気持ちっていうか、純粋な気持ちっていうか…盛り上がんないんですよ!!これ、全然まったく!!胸キュンしないんです!!」 「胸キュン!?」 「何、は?どういうこと!?」 「クレームなんじゃないの」 花園ゆり子にクレームをつけたと修は怒り出します。 原稿に初めてクレームが付けられたそうです。 「そんなに怒んないでよ…修兄。僕が悪いんだから…。僕が書いた筋書きが気に入らないんでしょ?」 慌てる夏世は、話が気に入らないんじゃなくて、ラストにむけてドキドキとしたり胸がキュ~ンとしたりして終わって欲しいと言う。 「どこをどう直せばいいのか具体的に言ってくれないかな?」 「どういう状況なら胸キュンするわけ?」 夏世に浮かぶのは既存作品そのまま(タイタニックや冬ソナ、人魚姫)であった。 「何かさ、ないわけ?自分の経験で最近ときめいたことは?――ないの…」 「ここ5年ばかり…。大体ね、そういうご自分達はどうなんですか!?男所帯でときめきなんてあるんですか?」 智には頻繁にあるようです。 「あなたが言ってることじゃ僕、全然胸キュンしないんだけど。どうしても直せって言うんだったら僕が納得するもの提案して。でなきゃ直さないから」 会社に戻り、花園ゆり子の作品を抱えた亮子とばったり会います。 敵のことは知っとかないとという理由だそう。 「そうですよね、負けてばかりです。私、花園先生に」 「あたしは負けてない!!譲ったの」 「何をですか?」 亮子に少女マンガを読んで自分が胸キュンしないのは作品が悪いのか、自分が悪いのかと聞くと恋愛力低そうなので夏世が悪いと言われてしまう。 昔、知り合いが担当の作家を連れて恋愛映画を見にいったと話します。 「一緒に観ようねって約束してた映画、先に行かれちゃったことあったわね…。あたしってものがいるのに、なんでよ~」 花園ゆり子と映画を想像する夏世。 航ならホラー、修とはヤクザもの、智ならアクション、陽とでは想像すらできないのであった。 映画館で悩んでいると女子高生が話題の映画(私の頭の中のクレヨン)の話をしていました。 そのチラシに目をやると陽が声をかけてきました。 映画を見たくらいでアイデア浮かぶのかとバカにする陽に、何もしないよりマシという陽。 「下手すぎる鉄砲は数撃っても当たんないんだよ」 夏世は高校生の恋愛漫画なんだから自分の実体験書けばいいじゃないと言います。 「……現役退いて15年だっけ?」 「10年です!!」 夏世は自分の昔の胸キュン体験を語って聞かせます。 中学生の時、初めて付き合った彼と寒い中、手袋忘れたのでコートのポッケをか貸してくれて、手を繋いでそこに手をいれたことを。 「分かんない。それが胸キュンってこと?やってみせてよ」 「え!?やって見せてって誰と!?」 手を出した陽に、冗談でしょ!?と言う。 「大体ね、そういう自分はどうなのよ。思い出とかないわけ?同級生に彼女とかいなかったの?」 「女子高生に興味ない」 陽は女子高生達が騒いでいますが、本当に興味なさそうです。 花を手に小料理屋の美那絵さんをデートに誘おうとする修ですが、男に送ってもらってきた美那絵さんを見て、ショックを受け、傷心のまま帰宅します。 誰と映画に行くのかあみだくじを作る夏世ですが、修を思い浮かべると行く気になれず、胸キュンのシーンのアイデアを考えることにします。 「分かんね。恋か…また誰かを好きになることなんてあるのかな…。でもな…また誰かを好きになってまた一から始めるのなんて面倒臭い」 落ち込んで仕事にならない修を田中は励まします。 「男は仕事でしょ。恋っていうのは生涯でたった一度きりあればそれでいいんです。修さんはまだその人に出会えちゃいない、ただそれだけのことじゃないですか」 「田中ちゃん…」 「いつか出会えますよ」 「ホント?」 「私が嘘ついたことありますか?」 「ない。誤魔化したことはあるけど。田中ちゃんにもいたの?生涯ただ一人の人」 「いましたよ」 修を立ち直らせて編集者の鑑と言われる田中。 夏世にネームの確認に電話をしてみる智でしたが、映画行きませんかと誘われる。 それでまた修は機嫌を損ねてしまい、鉛筆を折るのだった。 休日でも書店まわりをする仕事熱心な田中は陽にと大検の問題集を見ている航と会う。 遅刻しながら映画館についた夏世は一番前の席へ。 書店で見かけたポスターを見て、美大で行われている元同級生・里中の美術展にやってきた航。 みすずは航に話しかけようとしますが、里中が自分がやっているアトリエの名刺を渡して、そのまま航は帰ります。 映画館では夏世は映画の面白さが分からない。 周りは映画に引き込まれています。 そのうち智にもたれて寝てしまいました。 映画が終わって食事する智と夏世。 2人の食事風景を見かける亮子と田中。 どうして4人で住んでいるのかと尋ねる夏世。 「家族だからだよ。今は、少なくとも陽が大人になるまでは一緒にいなきゃいけないんだ。お袋も親父も死んじゃったからさ、支え合っていかなきゃさ。家族ってそういうもんだろ」 「仲いいんですね」 「まあね」 「仕事だから仕方なく一緒にいるのかと思ってました」 片岡四兄弟の話でいい雰囲気になっていきます。 自分は一人っ子だから、羨ましいと言う夏世。 「言いたいこと言い合えるのって、何かいいです」 「そういう人、いないの?」 「いないです」 「寂しいね。ま、俺も似たようなもんかな。この痕、さ。家来ない?」 夏世は智と一緒にマンションに行きます。 そして夜景を見ながらキスかと思われましたが、これは陽が仕組んだものだったようです。 夏世はショックを受けて帰ろうとし、そこにいた航に会う。 外へ飛び出した夏世をコート持ってきたという口実で追ってきた航。 「大切な思い出だったんです、コートのポッケ。初めて男の子と付き合って、初めて好きな人と手を繋いで、もうあんな風にときめくことなんてないって思えるくらい、大事な思い出だったんです。なのに、からかわれた」 「別に、からかったわけじゃ」 「からかったんでしょう。マンガのためとかいって、人のこと利用して」 「だけど、あいつら悪気があってやったわけじゃ」 「悪気がなかったら何をやってもいいんですか!?何言ってもいいんですか!?悪気がなくったって傷つくんです、傷つけられるんです…」 「すいませんでした」 その光景を見てしまう修。 夏世を助けようとした航と顔が接近する…。 Baby Don’t Cry お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 24, 2007 11:37:36 AM
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