|
テーマ:アニメあれこれ(25881)
カテゴリ:魔法科高校の劣等生
天保異聞妖奇士の第16話を見ました。
説十六 機の民 勘定奉行の跡部良弼が何者かに鉄砲で命を狙われる。 だが、音も火薬の匂いもしなかった。 近くで紙が燃やされていた。 放三郎は西洋の絵画等が入ったと言われ、興味がそそられるが、珍しい甲骨文字とは何なのかを尋ねる。 その甲骨文字を往壓に見せる。 「う~ん、読めませんよ、これじゃあ。確かに漢神のようだが…」 「これはどこから?」 「こちらの御用人様はあちらの文字にお詳しいので?」 「おぉ、ま、門前の小僧何とやらだ」 「誰が小僧だ」 「小笠原様の元には秀でた方がお集まりで。もし、お手隙の方などいらしたら…」 「用心棒の口利きをしろと?武士も安く買える時世か」 その頃、アビは宰蔵の扇子のからくりを工夫してくれた者として蓬莱村からやって来たという機の民マスラオと再会する。 「マスラオ…」 マスラオは突然逃げ去ろうとするので後を追いかけるアビ。 「確かこの辺りに来たはずだが…」 アビは突然、腕を拘束され、吊り上げられる。 「マスラオか!?」 「よくも私に声かけられたものだね」 「この国には大名の支配を受けず、気ままに生きる民がある!!からくりを操る機の民も同じ!!」 「ああ、お前ら山の民と暮らしたこともあったな」 「それが何故だ!?マスラオ!!」 「噂で聞いたよ。お前が私達の掟を破ったと。地の神を倒しているんだって?地の神は大きな神々しい私達を護ってくださるものだ。そうだろ!?」 「妖夷だ、神じゃない!!」 「二度と私に近づくな、山の民も機の民も同じ、古き民だ!!掟に背いたお前を見逃すことは出来ない!!」 アビはドンドン締め上げられ、気を失ってしまう。 そこへとんできた円盤になっている雲七は血の匂いがしているとして、匂いのするほうに向かっていた。 それに乗っているアトル。 「奇士の山の民ですね。町や村で暮らさぬ武士に従わぬ民ですよ。だがその暮らしも楽じゃなさそうだ」 「大丈夫か?しっかりしろ!!」 「ニナイ…」 アビを捜しにやって来た宰蔵に声をかけるアトル。 奇士達は勘定奉行跡部良弼の件について話していた。 「火薬の匂いがまるでしない。実際、銃声も聞こえなかったと?」 「近頃では火縄を使わぬ銃がほとんどだが、それでも激しい音はする」 アビを気遣う往壓。 「料理屋から逃げ出した者もおらず、銃も見つからない。だが、確かに鉄砲が撃ちかけられた」 「ま、銃にも色々ありますが」 「兎に角、跡部様が狙われたということは続いて阿部様も狙われる可能性もある」 次に狙われそうな阿部の護衛は往壓、アビ、放三郎が行い、元閥と宰蔵が山崎屋へと向かう。 阿部は命を狙われているかもしれないのに雨の中、庭見物しています。 「様子はどうですか?」 「アビ、もう怪我はいいのか?」 「ああ、ちょっとした喧嘩だ。いつもは町民も見物するそうですが、今は門を閉ざし、見張りを立てました」 「もし目に映らぬほどの小さくて速い妖夷が弾のように飛び、弾丸のように見せかけとしたら…」 阿部は銃に撃たれてしまう。 「屋敷から逃れた者はおらず、銃も見つからぬ。妖夷の仕業としか思えないではないか」 「しかし、これは普通の鉛弾です」 「へぇ~見えない狙撃者か…面白そうな一件だね」 往壓は雲七とアトルを連れてきたら、狂斎もついてきたようで、池のスケッチを始めます。 「どうだ?」 「妖夷の気配はない」 「ええ、それに火薬の匂いもしませんが」 「用意の仕業じゃないとしたら…」 狂斎は池に落ちていた紙を見つける。 「紙で出来た鉄砲ならこうして水に溶かしてしまったり、焚き火で燃やすこともできるね」 「銃は火薬を使う。そのと熱と勢いに紙が耐えられるか?」 「『気砲』って聞いたことないかい?」 「それは空気鉄砲のことか!?空気を撓めて力とする…」 「そんなもの作れる奴がいるのか!?」 「紙で出来た鉄砲か…知らないな」 それを聞いたアビは心当たりがあるようですが、そんなことないと言い聞かせるように首を振ります。 狂斎とアトルは劇場にいたマスラオを訪ねる。 舞台で本物そっくりの紙鉄砲を使ったと手入れを受け、辿り着いたようです。 「鉄砲を売って欲しいんだよ、どこにでも持ち込めて、使った後はかまどで燃やせちまう。面白いことができるぜ、この世を面白くするんだよ」 「俺より先にマスラオまで辿り着いたのは褒めてやろう。紙の気砲を作って誰かに売ったのか!?」 「だったら?これは紙を糊で固めたものだこれをこうして…ここが空気を圧して力にする工夫だ。誰があんたを信じるか」 マスラオはその場で紙鉄砲を作るとアビを狙う。 マスラオが逃げ出したので追いかけるアビ。 「待て、マスラオ!!もし銃の出所が知れたらお前も罪になる。そうすればお前ももう機の民にはいられない!!きちんとした町の法に裁かれる。そんなのは俺だけでいい!!」 マスラオの投げたからくりを避けようとして屋根から落ちたアビを助けたのは円盤雲七に乗った往壓だった。 「あいつが撃ったのか?それとも誰かに渡したのか?」 「言えないんだ。それも古き民の掟だ」 逃げながら材木を加工しからくり人形を作るマスラオ。 そのからくりに動きを封じられるアビ。 「お前はもう古き民じゃない!!なのに!!」 マスラオの銃からアビを庇った往壓は倒れてしまう。 しかし、往壓は丈夫なようで、起き上がってくる。 何故庇ったのかと驚いているマスラオ。 「アビがお前さんを庇ったのと同じだよ。仲間ってだけだ」 「もう仲間じゃない!!仲間だと言いたいなら何故地の神を殺す!?そんなことは許されない!!」 「ニナイ…。その人はニナイを探している」 「確か、あんたの姉さんの名前だよな?」 「ニナイがいなくなった。山の民である俺達にとって妖夷は身近な存在だった。それはふとした時に側により、時には死んだ妖夷を見つけて食った。それは滅多にないご馳走だ。それだけの関わりだった。あの日までは。妖夷が山の民をさらうなんて初めてのことだった。だが、民は『ニナイは神の妻に選ばれた』と勝手に納得した。だが、おかしい。神なら何をしてもいいのか。俺は山を捨てた。ニナイをさらった妖夷を殺すために」 「ニナイなら俺は見たぞ」 「どこでだ!?教えてくれ、頼む!!」 「薬種問屋の山崎屋だ。紙鉄砲を納めた日、確かにニナイを見た」 「ニナイが本当に…ニナイが…」 「待てよ、山崎屋といえば宰蔵と江戸元が!!」 布団を並べて横になる宰蔵と元閥。 「何かいる」 灯かりをつけると天井に妖夷が張り付いていた。 次回、「幽世」 天保異聞 妖奇士 二 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 27, 2007 08:51:37 PM
[魔法科高校の劣等生] カテゴリの最新記事
|