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テーマ:アニメあれこれ(25949)
カテゴリ:結界師&レンタルマギカ
結界師の第12話を見ました。
今日は式神ちゃんが出て、嬉しかったです。 次回の正守さんが楽しみです。 第12話 妖犬斑尾封印 『妖として烏森に現れた鋼夜は500年前、斑尾と共に生き、共に戦った仲間である。烏森の力で変化した鋼夜の攻撃の前に禁じられた斑尾の封印を解いてしまった。本来の姿を取り戻した斑尾と鋼夜が今、ぶつかる』 互いに尻尾で貫き合った斑尾と鋼夜。 「成程、まやかしの中に尻尾を隠してたってわけだ。卑怯な技だけは覚えたってことか。しかし、所詮勝負にならねえんだよ。俺の勝ちだ!!」 この後、斑尾だけが倒れ、勝負あったかに思えたが、その直後に鋼夜も倒れる。 「流石だね、鋼夜。さっきのがやっと効いてきたかい?」 「な、何をした!?」 「毒さ。あんたくらいになると量を打ち込まないといけないからね。気づかれないように麻酔を少しずつ入れてね」 斑尾が刺した毒の針が鉄鋼に効いてきたのだ。 しかし、鋼夜は烏森の力を借りて変化し始める。 「そんな…烏森の力はあいつの方に味方するのかい!?」 「死なねえぞ、俺はこれくらいで死ねるか!!」 「くたばる気かよ」 「五月蝿いね」 「お前、俺の言うこと聞くって約束したよな」 「考えてやるって言ったんだよ」 「じゃあ、今約束しろ」 「何だってばさ」 「主人残して勝手に死ぬんじゃねえよ」 「ふん、誰が主人さ。このちんちくりん。早く逃げな、あんたにゃ関係ない」 「いや、あるね。お前が暴れてんのは俺の庭だ。俺の庭で好きにはさせない、勝手に死なせてなんかやらない、絶対にな」 《この子、時守様にはまだ及ばないけど時々ゾクリとさせる。言ってくれるじゃないか。こんな生意気なガキ放っといて死ぬのはもったいないね。悪いね、鋼夜。まだ私、死ねないみたいだ》 良守に励まされ、斑尾は何とか立ち上がる。 500年前 「銀露、山へ帰りてえな。俺達の山に。そんで鹿肉をたらふく食ってよ、そしたらお前と綺麗な毛並みだって元通りに…」 「そうだな…」 「銀露、食えよ。こんな傷、大したことねえって。食えよ、俺はたらふく食ってきたんだ」 「無理すんな。いいよ、お前が食え。俺はもう…」 「食って元気出して、また一緒に狩りをしようぜ、な?おい、嘘だろ!?おい、銀露、銀露!!銀露ぉぉぉ!!何故だ、何故俺らがこんな薄汚い死に方をしなきゃならねえ!?あいつらだ、俺らの山を奪った人間のせいだ!!」 人間に襲い掛かる鋼夜は斬られる。 「俺は死なねえ!!人間を食い尽くすまでは!!」 鋼夜は変化し続け、復活を遂げようとしている。 「妖気だけで吹き飛ばされそうだ。斑尾、俺の攻撃じゃあいつを倒せない。俺が囮になるから隙を見て攻撃しろ」 「あたしに考えがある」 「何だ、そいつは!?俺は人間への恨みのために化け犬にまでなったんだ!!それをお前は、そいつらの手下なんかになりやがってよ!!」 「鋼夜、忘れたのかい?山犬の掟を。強い者に従う、それが掟だろ」 「だったらここで力を手に入れる、お前を従える力をな!!ついでに時守が封じたあの山も取り戻す!!」 斑尾は鋼夜を一撃で仕留める作戦を立て、良守が1秒でも長く鋼夜の攻撃を止める。 鋼夜は全身から妖気を放ち、完全に復活してしまう。 だが、全てを計算していた良守は印を結び、鋼夜の尻尾に結界をねじるように絡み付ける。 その瞬間、斑尾の尻尾が鋼夜の胸を背中から貫く。 「どうだい?私の主人もなかなかやるだろ?あんたが言う程、人に仕えるのも悪くはないさ。鋼夜…」 「効かねえな、お前の毒…。中途半端なんだよ、ちゃんと殺せ」 「鋼夜…」 骨太郎、ウホ助、長尾はそんな鋼夜を心配して助けに入る。 だが、鋼夜は仲間づらするなと言って、骨太郎らを追い払おうとする。 ボスの命令は絶対と教えられた骨太郎らは鋼夜に従い、寂しそうに烏森を去っていく。 「ボス!!ボスは俺達にとって最強で最高のボスでした!!今までどうもありがとうございました!!」 「救えねえ馬鹿共だ…全く。この400年、どれだけ酷い扱いしても馬鹿みてえに付いてきたのはお前らだけだ。いい加減解れ!!お前らみたいのは温い所でぬくぬくやるほうが性にあってんだ。早く失せろ、精々達者にやれよ」 人間の手にかかりたくない鋼夜は斑尾にとどめを刺せと頼む。 「私は全力を使い果たした。もう力なんて…良守、あんたとどめを刺してやってくれ」 「待て…よ、ふざ…けるな…。人間の手にかかるなんぞ真っ平だ。銀露、お前がやれ、やるんだよ…」 烏森の力で妖気を立ち上がらせた斑尾は尻尾を鋼夜に突き立てる。 「銀露…お前の勝ちだな」 「ごめんね、鋼夜。麻酔も沢山打っといたからね。直に何も分からなくなる」 「麻酔かよ…最期まで温いな」 「最期まで悪態ついて…」 「な、銀露。俺は強かったか?」 「ああ」 「でもよ、人間共、いっくら食っても減りゃしねえんだ。何故だ?あいつら弱いじゃねえか…」 「強さにも色々あるのさ。でも、あんたが強かったのは本当だよ」 「そうか、ならいい…。どうせ俺は行く所なんかねえんだ。な、帰りてぇ…帰りてぇなぁ…あの山に…」 「じゃあね、鋼夜。あんたの真っ直ぐな所、嫌いじゃなかったよ。全く、馬鹿だよね…。帰る場所なんて自分でいくらでも作りゃいいのにさ」 良守が鋼夜の死体を滅する。 「良守、早くしなさい!!封印よ!!」 時音は数珠玉を良守に投げ渡し、斑尾を封印するように指示を出す。 時音は烏森の力で斑尾が変化するのを恐れているのだ。 だが、斑尾は既に妖の本性を剥き出しにして良守を襲おうとする。 良守は時音に封印の方法を教わり、斑尾を封印しようとする。 だが、斑尾は大暴れして必死に抵抗する。 白尾は何も知らずに封印を解いた良守に激怒した後、封印には激しい痛みを伴う事を教える。 良守は白尾に封印の恐ろしさを教えられ、軽率な行動を反省する。 この後、白尾の指示で時音が斑尾の動きを止め、その間に良守は斑尾を何とか封印する。 斑尾を普段の姿に戻す事に成功するが、封印を勝手に解いたことを知った繁守と時子がやって来る。 そして、ボロボロになった烏森学園の修理をするのだった…。 次回、「夜行の頭領正守登場」 結界師 第15巻 結界師 DVDvol.2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 29, 2007 08:34:51 PM
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