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テーマ:アニメあれこれ(26070)
カテゴリ:結界師&レンタルマギカ
結界師の第14話を見ました。
第14話 正守のたくらみ 《おかしいわ、墨村君が授業中なのに寝てない。また霊とかと何かあったのかしら》 授業の後、田端と市ヶ谷は良守に帰郷中の兄・正守の事を質問する。 「墨村君のお兄さんってどんな人なの?」 その会話に百合奈も加わる。 「うるせえ!!」 だが、田端と市ヶ谷が正守を褒めると良守は不機嫌になる。 《死ぬか生きるか、良守、それはお前次第だ》 「ただいま」 この後、良守が帰宅すると、正守は嬉しそうに話しかけてくる。 「おじいさん、お前のヤンチャ振りを嘆いていたぞ。斑尾の封印を解いたんだって?」 「手短にしてくれよ、俺は昼寝したいから」 「まぁまぁ、そういえばさ、時音ちゃん、綺麗になったよね」 「そうか?」 「昔はさ、よく一緒に遊んだよな。雪合戦したよな?凧揚げもしたよな?あの頃と同じ子とは思えないなぁ」 《ったく人の気も知らねえで》 「で、時音ちゃんのことまだ好きなの?ヒヒヒヒヒ、一途だね、お前も。時音ちゃん2歳上だろ?年上好きか?じゃあ、本題に入ろう。お前、相変わらず力任せに戦ってばかりいるようだな」 「説教かよ」 「説教だ。いいか?良守。お前はもう少し考えて行動するべきだ。烏森を狙う敵の強味、分かるか?」 「烏森の力でパワーアップすることだろ?」 「それもそうだが、もう一つ。奴らには絶対的な強味がある。こっちに正体がバレていないことだ。次にどんな妖が来るか、姿形も能力もこっちには全く分からない。だがこっちの情報は筒抜けと言っていいだろう。だからこそ考えて行動しないといけない」 「考えたって理屈通りにはいかねえだろう」 「戦い方の判断材料にはなるさ。お前は甘すぎるよ。もし俺が烏守を狙う敵なら<、あんな城一晩で落としてやるよ。お前、まだ結界術も上手く使い切れてないんだろ?これはかなり使える術なんだぜ。例えば…」 湯飲みを結界で囲み、中のお茶だけを結界に残し、湯飲みは畳へと落ちる。 結界の中のお茶を再び湯飲みへと戻します。 「ま、こうやって結界を囲う標的を指定するだけでも色々できるはずだ。お前、考え方や術の使い方じゃ時音ちゃんにも勝ててないよ」 「俺は別に勝ち負けはいいよ。難しいことも解んねえし、ただ面倒なことにならなければ…誰かが傷ついたりしなければそれで…」 「お前は優しいね。だが温いな。俺が理屈で考えろと言ってんのは感情だけではどうしようもない状況なんて世の中にはいくらでもあるからさ。お前はまだこの仕事の重みが解ってないのか?あの学校の近辺だけじゃない、この街全体、それ以上の人間の命をお前は背負っている。いい加減自覚持てよ、お前は正統継承者なんだ。甘っちょろいこと言って、いつまでも逃げられると思うなよ」 正守が突然帰ってきたので修史は張り切ったと言う通り、墨村家の食事は豪華です。 「あれ?でも先にメール入れといたけど?」 修史は最近パソコンを見てなかったそうです。 「携帯買いなよ」 「でも使わないし…」 「あると便利だよ」 携帯、パソコンと言う言葉に、繁守は術者なら式神飛ばさんかいと怒鳴る。 「だってこっちの方が早いし」 「良守!!今日は正守さん来ないの?」 「うるせえ!!知るか!!」 夜、良守と時音は警護のため、烏森学園へ向かう。 良守は妖の気配を感じるが姿を見つけ出せずにいたが、地面から大木が次々に生えてきて、校庭全域を森の妖が飲み込む。 そんな中、正守は上空に作った結界から校庭の様子を静観する。 《この森はやがて校舎も全て飲み込んでいく。さてお手並み拝見だ<。見せてもらうぞ、良守。お前の力を、そして烏森の今の力を》 斑尾は植物系の妖に意思がないため、誰かが仕掛けたと訝しがる。 良守は植物系の妖の出現に動揺しながらも攻撃を開始する。 良守は一本の木を結界で滅するが、すぐに同じ場所から木が生えてきてしまう。 「待ちなさい!!力の無駄遣いすんじゃないの!!この森、ちゃんと調べた方がいい」 「でも、今の成長力見たか?もたもたしてると、ますます増えるぞ」 「だからって無闇に滅しても追いつかないでしょ!?もっとやり方考えな」 時音は再び攻撃を仕掛けようとする良守を制止し、やり方を考えるように指示するも、正守と同じような指摘を時音から受けて冷静さを失い、良守は時音の指示を無視して妖への攻撃を再開する。 《無駄なことを。俺が仕掛けたこの森、最大の攻撃は増殖。少しは頭を使って考えないと森は成長する一方だぞ》 《兎に角成長を止めないと。何か法則でもあればね…》 この後、一本の木を滅した時音はある法則に気付く。 森の妖は根元の方は再生したが、切られた方は再生していない。 つまり根を潰せば再生できないものと考える。 「どこまで根があるのか解らないけど。おばあちゃんが言ってたの、(学校の地下にある)祠の周りには強力な結界が張ってあって、妖は地下一メートルぐらいまでしか潜れないって。だからそんなに根は深くないはず」 「それはそうだな。でもその話はちょっと違う。結界があるから地下に潜れないんじゃない、妖は烏森に近づきすぎると逆に烏森に食われるんだ」 良守が凄いのを見つけたと時音を呼びに来る。 《この森の攻略法、それは中心を叩くこと。外からは森にしか見えないが、実際は一本の木。その大元は普通の木の種に植物系の妖を寄生させ、成長を早くさせる呪符を貼ったのだ。それさえ潰せば成長は止まる。が、読めないのは烏森の力だ。既にこれだけ成長している。この先、どう進化するか…》 良守は枝に生った毒々しい実を発見したのだ。 その実は爆発すると、種子が四方八方に弾け飛ぶ。 地面に落ちた種子からは触手のような芽が出て、芽は近くの木に巻き付いていく。 「良守、応援を呼ぼう。解らない事が多すぎる。丁度、正森さんも帰ってきてるんだし」 「嫌だね、あいつの手なんか絶対借りねえ」 妖が進化を続けるため、時音は正守に応援を頼もうと提案するが、良守は意地になってそれを拒否し、木なら燃えると気付いた良守はバックドラフト作戦を思いつき、時音も協力する事になる。 「馬鹿だね、できるの!?そんなこと」 「ああ、できるさ」 「分かった、手伝ってあげる」 《やはり予想外の進化をしたか。そろそろ俺が……あの馬鹿、全てを囲う気か!?ほぅ、大きさは見事だが、不安定だな。これではとても滅することなんて出来まい。燃やす気か?馬鹿が。木の繁殖力には敵わんぞ》 良守は不安定ながらも校庭の森全体を結界で囲み、時音が森に火を放つ。 良守は集中して結界を維持し、結界の中の火が酸素を使い果たすまで燃やし、時音は良守の作る結界に結界で穴を開けて酸素を送り込む。 《こうすれば中で燻る火が酸素を得て…》 《急激に燃える!!》 するとバックドラフト現象が起こって森は爆発する。 「燃やし尽くせるかしら?」 良守の結界が持たなくなってきたので、時音と良守は天穴する。 どうにか倒せたが、後片付けが大変である。 応援にやって来た繁守に叱られる良守だった。 「本当に滅茶苦茶だな、お前は。そんなやり方がいつまで上手くいくのかな?」 《まったく、あいつはあれだけの結界を張ったというのに大して疲れてもいない。コントロールし切れてないだけか。あいつの中で有り余る力を…」 次回、「良守の野望」 Tears ~涙は見せたくない~ / 宇浦冴香 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 12, 2007 08:51:21 PM
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