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テーマ:アニメあれこれ(26150)
カテゴリ:境界の彼方
のだめカンタービレの第11話を見ました。
Lesson11 「のだめ」 「早くしろ!!」 「千秋様のコンチェルト始まっちゃうわよ」 「でも、のだめ、まだ着ぐるみ着てて…」 「いいから、そのままで来なさいよ。もう立ち見になっちゃってるわよ」 「えぇ!?席もうないんですか!?」 千秋とミルヒーのラフマニノフを見ている佐久間と河野。 《千秋真一、巨匠の弟子と言ってるが、どうせ親の七光りじゃないのか?ルックスいいのは認めるが、これでヘボだったら大笑いだ》 『さぁ、楽しい音楽の時間です』 ラフマニノフの演奏に皆さん聞き惚れているようです。 《一瞬にして惹きこまれた。人を緊張の糸で縛りつけて、いきなり横殴りするようなピアノの序章から繊細ながらも力強い心臓を突き刺すようなアルペシオ。そして、オーケストラの津波。あぁ…何て美しいラフマニノフ。本物だ、本物の巨匠がそこにいる。そして、彼も…何でだ!?何で彼が無名なんだ?》 佐久間は涙を流しながら演奏を聞いています。 《もっと…もっと教えてほしいことがあった。もっと聞いて感じていたかった》 客席の誰もが千秋の演奏に魅せられています。 のだめもマングースの被り物を落としています。 「千秋…煙草取って」 「自分で取って下さい」 「これでお別れだっていうのに、それが師匠に対してする態度ですか」 「もういい年なんだから、酒とか煙草とか女とか適当にして長生きして下さい」 「酒と煙草と女がなかったら私は死にますよ」 「爺…」 佐久間は河野に原稿の差し替えが可能か訊ねるのだった。 「俺達二位だったな」 「えぇ。いいじゃない、また頑張れば。あんたにはもう一年あるんだし」 《ピアノ、ピアノを弾かなきゃ…!!》 のだめはラフマニノフを演奏する。 「とても変わったラフマニノフだけど、なかなか面白いです。でも、それではオーケストラとは合わせられません」 「何で!?のだめもオーケストラとコンチェルトやりたいです。ミルヒー、のだめにもやらせて!!」 「今のままでは無理ですよ、のだめちゃん。もっと音楽に正面から向き合わないと本当に心から音楽を楽しめませんよ」 「のだめ、楽しんでますよ。何でそんなこと言うんですか!?」 「あ、そろそろ時間です。行かないと」 「ミルヒー…」 「のだめちゃん、元気でね。また会えるのを楽しみにしています」 「待って、ミルヒー!!」 「戸締りはきちんとしましょうね」 「ミルヒー!!」 千秋が目覚めると、両隣に女性が眠っていた。 「あら、おはよう、真ちゃん。昨日は楽しかったわね。コーヒー飲む?」 CLUBの志保子ママがコーヒーを入れています。 《そうだ。あの学祭から四日間、俺は巨匠にCLUB、京都、温泉と引きずり回され、昨日はまた六本木のCLUBで飲んで、流れて巨匠のホテルの部屋に…》 「あの、爺は?」 「ミルヒーは朝方、外国人の恐~いお姉さんに連れて行かれたわよ」 《エリーゼが!?》 ミルヒーはエリーゼに強制送還をくらいましたが、手紙を残していました。 『千秋、君に願いを、ジジイ。クリスマスに発売される安西メイの写真集“レースクイーン狂詩曲”を送って下さい。フランツ・フォン・シュトレーゼマン』 彩子は学園祭の菅沼さんのように感情豊かに歌うように指導されています。 その腹いせか、菅沼と一緒にいた山本を昼食に誘います。 菅沼は去年、デブだったが、山本に恋してダイエットに成功したようですが、彩子は殻を破りきれないようです。 谷岡のところに千秋が風邪でレッスンを休みたいと電話がかかってきたことを知り、山本と昼食に行かず、千秋宅へ向かいます。 だが、実は二日酔いだった。 彩子が持ってきた水を飲む千秋。 「お前、よく低い声出るようになったな。でも、ドラベッラ役の子の方がインパクトあったな。お前の方がテクニックはあるけど、あの子の方が大胆で若々しくて小さくまとまってないというか、お前はさ、何を歌ってもきれいでつまんないんだよ。折角いい声してんのに。もっと、その底意地の悪い性格を曝け出すようにしたら?あ~俺、風呂。酒抜いてこよ」 《こういう奴だった。いつもあたしより音楽、音楽。音楽の前ではあたしも他人もなく、平等に厳しくて、あたし達はいつもケンカばっかしてた。でも、真一は誰よりも才能あるくせに、誰よりも自分に一番厳しくて、一緒にいて辛かった。だから、あたしは…もうすぐ大学も卒業。あたしが音楽を辞めればあたし達、もっと上手く付き合えるんじゃないかしら。あたしが歌を辞めれば…》 風呂から上がった千秋は悪霊のように暗く、蛍が飛んでいるのだめに驚き、悲鳴をあげる。 「戸締り用心」 「の、のだめか!?」 「のだめです」 「また仮装やってんのか?」 「やってません。せ、先輩、Sオケでのだめにコンチェルト弾かせて!!先輩が弾いた曲、のだめ練習したんです」 「え?」 「のだめもあの曲、弾きたいんです!!」 隣の部屋から声だけ聞いてる彩子は誰なのか解らない。 「のだめ、臭い。お前、何日風呂入ってないんだ?」 「何日って…今日は何日ですか?」 「今すぐ風呂に入って来い!!」 「ガスが止まってます~」 「またか!!もう、いいから家の風呂入れ」 「でも着替えが…」 「お前がこの前忘れてった服」 のだめがお風呂に入っている間に手際良くリゾットを作っていきます。 《あいつ、俺のコンチェルトを聞いて、それからずっと練習してたのか。あんなになるまで》 「ほら、食え。チーズと茸のリゾットだ」 この状況が掴めない覗いていた彩子。 のだめカンタービレ DVDvol.1 のだめカンタービレ DVDvol.2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 28, 2007 04:47:55 PM
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