獣拳戦隊ゲキレンジャーの第7話を見ました。
修行その7 シュバシュバ踊ろう!
メレは
理央と動きに合わせて体を動かしていた。
《五毒拳は3人になった。真毒を隠しているのは誰だ!?》
「理央様見て下さい。私達ピッタリ合ってますよ。まるで恋人同士みたいですね」
《ブラコか、マガか、それともソリサ…》
「違うな」
「…えぇ!?」
マガはソリサと一緒に戦いたいようだが、ソリサはトロいマガと一緒に戦いたくないようです。
「日々是中華。激獣拳を学ぶ者としては基本よ」
「いや、ホテルの出張ランチでシェフの華麗な包丁裁きを…」
「中華」
「出張ランチ!!」
「中華」
「出張ランチ」
「ほらほら、箸使えるようになった。蕎麦、カレーも食べたい!!」
「「却下」」
「猫~箸でカレー食べたい」
「カレーはスプーンじゃ」
レツと
ランは中華か出張ランチかを決めるためにジャンケンを始める。
そんな時、スクラッチに、美希の娘・なつめがやってくる。
美希はなつめに何しに来たのか訊ねつつ、中華を選ぶ。
自分のダンスは完璧なのに、皆にダメだと言われたのでレッスンを飛び出してきたというのだ。
そんな中、五毒拳の一人・臨獣スコーピオン拳のソリサが出現する。
恐怖の蠍ダンス攻撃に、ゲキレンジャーは吹っ飛ばされてしまう。
「こいつらのダンス、息つく暇もない」
「最高でしょ?私達のダンス」
ソリサが
レツの首を持ちながら、顔を近づけてそう囁くと、マガからは2人が抱きついて熱烈なキスしているかのように見えてしまい、勘違いした臨獣トード拳のマガが巨大化して乱入してくる。
ソリサは白けてしまい、先に帰ってしまう。
怒りにまかせて巨大化したマガに、3人はゲキトージャーで応戦する。
「さぁ、今日も始まりました。おなじみ解説のメレさん、ソリサがいいトコだったのにどうしてマガは乱入したんでしょう!?」
「知るか」
「いや、まことにもって意味不明ですね~」
「よくも、よくも俺のソリサを!!」
「は!?俺のソリサ…?嘘!?ソリサに恋してたわけ!?マガってば」
「何と驚愕の事実発覚!!マガったらジェラシー全開であります。これは嫉妬、嫉妬なのか!?きっと嫉妬だぁ!!」
ゲキワザ“大頑頑拳”で攻撃するゲキトージャだが、マガには通用しない。
しかし、マガはソリサがいなくなったことに気づき、走り去ってしまう。
「でも、悔しいけどソリサ達のダンスは強かった」
「うん、まともに戦うことすら出来なかった」
ゲキレンジャーはソリサに対抗するため、なつめの通うダンス教室で、ダンスの修行をすることになる。
なつめはダンスが上手であった。
「凄ぇ」
「これだけ踊れるのに何で皆は駄目って!?」
「やっぱりダンステク以外の問題ね」
「秘伝中の秘伝臨気・真毒、例えこの俺が教えろと命じても使い手はその存在を隠し通すだろうな」
「何故そのようなことを私に!?」
「使い手も追い詰められなければ、真毒は出さないか。なぁ、ブラコ」
「私が物語の書き手ならもっとも意外な情けなく見える奴に最強の力を秘めさせます」
「ふっ、真毒使いはマガ、だとでも言いたいのか?」
「真実はいずれ解ります」
マガは柱に頭突きをしていた。
「あのさ、男としてそれでいいの!?ソリサのこと、好きなんでしょ?私は私を蘇らせてくれた理央様が好き。だから、理央様の愛の為に生きて、愛の為に戦う。愛する気持ちを直向きに見せ続けていれば、必ず願いは叶うはず。ううん、絶対叶うのよ!!だから、あんたも頑張んな。女ってのはね、絶対的な力を見せてくれた男に惚れるものなのよ」
レッスンを続けるうちにバラバラだった3人の動きが、
ジャンの掛け声に合わせ、
レツも
ランも合ってくる。
ダンスに大切なのは息を合わせることなのだ。
一方、なつめのダンスは一番派手で輝いてはいるものの、他の子供達と少しずつズレていた。
「なつめちゃん、一人だけ何か動き違うよね」
それが原因で、他の子供達とモメていたのだ。
いざこざから教室を飛び出してしまうなつめの前に、ソリサが出現する。
ソリサと美希は戦いますが、押されてしまう。
ソリサのフォーメンションダンス攻撃に、ゲキレンジャーもダンスで対抗する。
3人は、見事なコンビネーションダンス攻撃でソリサ達を追い込み、リンシーズを粉砕する。
その戦いを見たなつみは、ダンスには一緒に踊る仲間を大切にしなければならないということに気づく。
ところがそこにマガが出現し、ソリサとのコンビ攻撃でゲキレンジャーをふっ飛ばしてしまう。
マガは最強の防御力、ソリサは最強の攻撃力を有しており、最強のコンビが誕生してしまったのだ。
次回、「コトコト…ひたすらコトコト」
獣拳変身 ゲキチェンジャー
ゲキトンファー
獣拳合体 DXゲキトージャ