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テーマ:アニメあれこれ(26108)
カテゴリ:咎狗の血
ヒロイック・エイジの第9話を見ました。
第9話 帰還 ディアネイラの捨て身の精神攻撃によってパエトーが戦線離脱した。 だが、捨て身の攻撃だったためにディアネイラは意識を失って倒れてしまっていた。 パエトーは思考が混濁し、理解できないと戦線を離脱した。 ビーはこの後の航路の確定について、モビードに訊ねられ、推論終了まで約70時間だと答える。 「姫様あってのアルゴノートか…」 『艦長、道を、進み…私が――』 ビーはサイコラインによって受理されたのを解析に入ります。 『艦長』 「アネーシャ、姫様は?」 『消耗が極限に達していますが、お命には別状はありません。ただ…今の状態でお導きを頂くことは…』 「もう十分にお示し下さっておる。姫様を頼んだぞ」 モビードは解析結果によって航路を確定し、アズ・アゾート艦隊を確認次第、同じデータを転送するように指示し、アルゴノートは発進する。 星の完全崩壊とともにメヒタカを拘束している重力保場が崩壊するが、崩壊する前にアズ・アゾート艦隊はギリギリ何とか残存艦隊で包囲しようとしていた。 「完了と同時に一斉攻撃、全てのエネルギーを敵ノドスに集中し、これをシールドで封鎖、奴のエネルギーごと閉じ込めろ」 シールドが一ヶ所でも綻べばアズ・アゾート艦隊は風船のように弾けて終わるのに、どの艦も逃げようとしない。 「このままではカルキノスが…。私が行けば倒せる。私ならあの5人目を…」 「駄目だ、この星から出てはならない、ユティ」 メヒタカは拘束が解けた瞬間に消えてしまう。 アズ・アゾート艦隊はすぐさま攻撃を中止した。 メヒタカは惑星の崩壊に涙しながら、到来した道を戻っていく。 「逃げた、のか…?あの化け物が」 「メヒタカが戦いの場から退きました」 「ユティに5人目のノドスの所へ向かうよう指示したのです」 「…!?5人目とメヒタカを戦わせると!?メヒタカはもう戦いたくないのです」 止まらないエイジの猛攻により、カルキノスが打撃を被る。 そこにメヒタカがやって来て、倒れたままのカルキノスを回収します。 「カルキノス…」 「メヒタカ…」 「行きなさい、レクティ。彼らにはあなたの助けが必要です。ユティもロムもそれを許すでしょう。ノドス…その契約の本当の意味さえ私達には何1つとして分かってはいない…」 アルゴノートは重力震による擬装を解かれた人類生存圏へのスターウェイに到達する。 「姫様のお傍にいたのではなかったのか?」 「容態は安定しているわ。――喜びなさいよ、あんたがそんなんじゃ他の隊員達が喜べないじゃない」 「馬鹿な。我々だけ戻ったところで、一体何になる?」 「必ず戻ってくるわよ、エイジは」 アズ・アゾート艦隊は生存者を収容作業をほぼ完了していた。 「ノドスと戦って生き残るとは…アルゴノートの悪運が乗り移ったか?」 「メヒタカ…」 「沢山死んだ…また星を殺した」 アルゴノートはアズ・アゾート艦隊のコードを識別し、生き延びたことを知った。 そして、50時間遅れでアズ・アゾート艦隊はアルゴノートを追っているようです。 イオラオスはオーガンの操縦席で仮眠を取っていた。 「敵なんて来ないわよ。それとも違う相手を待ってるのかしら?こんな場所で寝てないで部屋に戻りなさいよ」 「どこで寝ても変わりはない」 アネーシャが手をかざそうとするのを止めるイオラオス。 「必要ない。力を無駄に使うな」 「無駄、ね…」 「姫様はまだお目覚めにならないのか?」 「精神感応者に特有の休眠傾向よ。バイタルチェックは万全を期してるわ」 「そうか…」 「うん…」 「無様だな、カルキノス」 ユティは意識を喪ったカルキノスを見ていた。 ユティは意識を喪ったカルキノスに、怒りや不安や安堵を感じるが、それらの感情が何なのかわからず困惑する。 メヒタカの肩に手を置くレクティだが、メヒタカが泣いているので1人にしてあげます。 アルゴノートの中には人類生存圏に生きて帰れなかった乗組員達もいますが、アルゴノートのアズ・アゾート艦隊が合流します。 「多くを失った、人も船も。ともに帰還できるのは1/4にも満たない。遺体がある者はまだ救われる。多くの部下が今も、そして永遠に冷たい宇宙を彷徨い続ける」 「彼らの魂を星々が導いてくれると我が姫君は仰せだ」 「その言葉自体、導きに感じる。お前達の希望とやらはどうした?」 「まだ姿を現さん」 「多くの犠牲、それが無駄になったと思いたくはない」 「どこにいるのよ、もう」 「きっとお腹を空かせてるよ、エイジ」 「早く帰ってきて…エイジ…」 テイルとメイルはエイジの描いた絵の前にいた。 ディアネイラが暗闇の中で泣いていると、ベルクロスとなっているエイジの手がディアネイラを優しく包み込む。 一方、アルゴノートでは、帰還しないエイジを探しに行くためにイオラオスが部隊を編成し、出撃許可を願い出ていた。 「お願いです、艦長。どうか許可を!!」 「駄目だ。敵に見つかればお前達が全滅するだけでなく、擬装スターウェイの露見にも通じかねん」 「エイジはそれ以上の存在なのです!!姫様が眠り続けられている今、あいつが正しくこの船を追ってこられる確証はありません!!」 「ならば、姫様のお目覚めを待て」 「もしも、姫様のお力を持ってしても届かぬほど、あいつと離れてしまったら、我々の旅は、これまでの戦いは全て無に帰すのですよ、父上!!」 「黙らぬか、イオラオス!!」 「いいえ、私は…」 『このまま進みましょう。エイジもそれを望んでいます。私達の進む道があの方を迎える道となるでしょう』 ディアネイラは目を覚まし、アルゴノートは惑星デュイーのモニター圏内に到達し、艦内のモニターに映像が送られ、乗組員達はモニターに集まっていきます。 「帰ってきたか…」 すると、高速で接近してくる物体が確認され、敵かと思われたが、エイジだった。 そして、エイジは惑星デュイーの海へ突っ込んでいきます。 「綺麗な星だね」 『うん…』 エイジが無事に帰ってきたので涙を流しているディアネイラ。 『デュイー、私の故郷です』 次回、「孤独の英雄」 ヒロイック・エイジ DVDvol.1 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 30, 2007 08:23:16 AM
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