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テーマ:アニメあれこれ(26108)
カテゴリ:シドニアの騎士
地球へ…の第9話を見ました。
section09 届かぬ思い 検査中に逃げたシロエは具合が悪いまま、キースキースの前に現れる。 「とうとう見つけましたよ。あなたの秘密をね」 そう言って倒れたシロエの胸にはピーターパンの絵本があった。 「シロエ!!しっかりしろ、シロエ!!何があったんだ!?シロエ!!」 瀕死のシロエを匿ったキース。 《シロエ…一体、誰に何をされた?》 キース」はシロエに注射し、これで少しは落ち着くだろうと考える。 シロエの傍にずっと付いているキース。 慌てて目を覚ましたシロエは枕元に絵本があることにホッとする。 「キース…お前が…!?何故だ?何故!?」 「何をした?追われているのだろう?」 「知ってて助けた?いいんですか?マザー・イライザに叱られますよ」 「何故マザーに逆らう?何故そこまでする?」 「あなたらしい殺風景な部屋ですね。息が詰りそうだ」 「マザーに逆らうことは地球に逆らうということだ」 「僕の服は?これ、あなたのでしょ?あなたの匂いがする、嫌だ」 「命が欲しくないのか?」 「命?ふ、機械の言いなりになって生きることに何の意味があるんですか?僕は許せないんだ、正義面して僕の大事なものを奪った成人検査がね!!あなたには分からないか、あの憎むべき成人検査を知らない、幸福なキース…」 「何の話だ?」 「あなたはお人形さんだっていうことですよ、マザー・イライザの可愛いね」 「何!?」 「あなたは成人検査を受けていない」 「何をくだらないことを。そんなことはありえない」 「あなたは僕達と違うのさ。言ったろ?人形さ。マザー・イライザの作った人形なんだ!!ハハハハ…。僕は忘れたくなかった、離れたくなかったんだ。僕の生まれた街、あの光も風も空気も、父さんも母さんも、もう大好きだったことしか思い出せないけど、でもテラズナンバー5、奴だけは…!!」 キースの部屋にシロエを捕まえに人がやって来た。 「止めろ!!」 「放せ、放せぇぇ!!」 「シロエェェ!!」 「忘れるな!!忘れるな、キース・アニアン…フロア001、フロア001、自分の目で真実を確かめろ…」 シロエは気絶させられ、スーパーエリートが逃亡補助したことで後からマザー・イライザからコールがあるだろうと言われるキース。 《シロエ、お前は何を知った?何を望んでいるんだ?》 キースに話しかけるサム。 「お前こそ大丈夫なのか?」 「大丈夫って、何が?」 「…!?いや、昨日、訓練飛行の時に…」 サムに話しかける生徒が今日が訓練飛行だと言う。 《今日が訓練飛行!?馬鹿な》 キースは慌てて、教室を出て行く。 《あんなにショックを受けていたのに、サム…何も覚えていないのか!?》 誰に聞いても昨日何かあったことは覚えておらず、ミュウのことも知りません。 それだけでなく、シロエのことも記憶から消されていた。 『自分の目で真実かを確かめろ…』 キースを呼びにやって来たサム。 台に寝かされているシロエ。 スクリーンの地球が歪み、人の顔のようなものが浮かぶ。 キースは周りの皆が苦しみだいs、それぞれ喋り始める。 「ぼ、僕はジョミー・マーキス・シン。君達は成人検査をパスしたの?僕はしなかったの?」 「幼い頃の記憶を捨てなかった者を…」 「思い出せ、記憶はそれぞれが持っている大切な鍵…」 「誰を愛し、誰に愛されていたか…」 《何だ?皆の精神に干渉している。まさか、昨日と同じ…?》 サムも様子がおかしかった。 「サム、どうした?サム!!」 『思い出せるはずだ』 スクリーンにはジョミーの顔が映し出されていた。 「ジョミー・マーキス・シン…」 『大事なものを、愛してくれた人達のことを…。僕もかつて、君達と同じだった。いや、今でも…。だから、僕達のことを知って欲しい。分かってもらえると思っている。僕達はミュウ。君達は知らないだろう?』 「子どもが子どもだった頃のお話…」 「大人達が君達に隠していたからね。地球の人間達は僕達のことを傷だと思っている。でも、こちらに争う気はない。僕達が望んでいるのは平和な共存。僕達はただ認めて欲しいだけなんだ。僕達は分かり合えるはずだ」 周りの生徒達は子ども化して、車で遊んだり、海へ遊びに行っってる気になったり。 システム異常をどうすればいいかマザーに聞くキース。 「子どもは皆、いつか自分が大人になると気づきます。でもそのことに気づかない…子がここに1人…」 「僕達ミュウは君達と変わらない。お父さんやお母さんと一緒に育ち、同じ思いを持っているんだ――(以下省略)」 キースは非常停止マミュアルを使って、システムを緊急停止させる。 「ピーターァァァァァ!!」 システムがダウンしていく。 『システム再起動開始。予備診断実行中』 『よくやりました、キース。まもなくぺセトラからの救援が到着します。システムはすぐに復旧するでしょう』 「あれは一体、何ですか?ミュウとは何者なのです?何故、サム達記憶を消さなればならなかったのですか!?皆が見た幻は?何故、僕だけ影響を受けなかったのです!?過去の記憶を持たなかったことと何か関係があるのですか!?何故、マザー・イライザは何も…」 『混乱していますね。あなたはなすべきことをしたのです』 「しかし…」 『あなたはあなた。あなたのことは私が知っています。過去が欲しいのなら、私があなたの過去となりましょう。故郷がほしいのなら、私があなたの故郷に』 「シロエが言っていました。僕は成人検査を受けていないと、あなたが作った人形だと。僕が人形とはどういう意味なのですか!?』 逃げ出し、絵本を抱えながら爆発の起こる艦内を歩き続けるシロエ。 「フロア001、侵入禁止区域…。そこへ行けば真実が分かると…」 シロエはネバーランドに行きたいと思いながら外に出ます。 父のもっといい所(地球)へ行けるさという言葉は覚えていても、顔が思い出せない。 「そこに何があるのです?彼は、シロエは一体、何をしたのです?何を知ったというのですか。教えて下さい、マザー・イライザ」 宇宙船に乗り込み、地球へ行きたいと思うシロエ。 『セキ・レイ・シロエが逃亡しました。追いなさい、反逆者を逃がすわけにはいきません。命令です』 拳を握り締めるキース。 「ああ、見て、葉っぱが落ちてる。ピーターよ。ピーターパンが来たんだわ。ウェンディはあたりを見渡し、ママ、パパ、どこ?どこにいるの!?ママ、パパ!!あぁ、そこにいたんだ、良かった。安心してね、ピーターパンがママもパパも一緒だって。一緒にネバーランドに、地球に連れてってくれるって。ね?ピーターパン」 シロエに停船するように命じるキース。 「シロエ、初めて会った時からお前は挑戦的だった。僕は相手にしなかった、無意味なことだと思っていたからだ。だが、お前は止めなかった。無視されても、どこまでも食い下がってきた。呆れるほど、しつこく…。スウェナを侮辱し、挑発を続けた。そして僕は…。何故あんなことをしたのか、今でも分からない。だが、あの時、僕の中で何かが起きた。何かが生まれた。混乱…いや、高揚した。熱く、苦しく、痛い…。お前のことを思い出すと気持ちが乱れた、苛々した。初めて味わう感情。僕には分からなかった、自分の中に蠢く、この感覚の正体が。しかし…何故、マザーに逆らうのかと聞いた。命が惜しくないのかと。だが、違う!!たぶん…本当は…」 「嫌だ!!大人になんかなるもんか!!大人になんかなったら、学校に行って、もっと大きくなったら働きに行かされて、大好きなものも、大切なものも、みんな失くしてしまう!!そんなの絶対ごめんだ!!嫌だ、嫌だ、嫌だぁぁぁ!!」 「シロエ、お前は…」 『撃ちなさい。撃ちなさい、キース・アニアン』 マザーの声を聞いて、標準を合わせるキースはもう1度停船しろと心の中で思うが、停船しなかったシロエに向かって撃つのだった。 爆発残骸の中を進むキースは涙を流していた。 「シロエ…」 次回、「逃れの星」 アニメ誌には『9話で号泣です。シロエが不動の人気になります』って書かれてあったので楽しみでした。 死んじゃうってことだったんですね…。 以下ネタバレのため反転で。 また、1番の盛り上がりは7月頃が予定だそうで、11話でトォニィ、12話でマツカが登場するそうですね。 原作知らないから誰だかさっぱりですけどね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 2, 2007 08:32:23 PM
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