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テーマ:銀魂(1187)
カテゴリ:銀魂
銀魂の第62話を見ました。
第62話 ミイラ捕りがミイラに 「ほぉ、桂と高杉がね…」 「過激派だった桂の野郎も今ではすっかり穏健派になり代わり、とかく暴走しがちな攘夷浪士達を抑えるブレーキ役となっていると聞きます。バリバリの武闘派である高杉一派とぶつかり合うのは目に見えていました。両陣営とも被害は甚大な模様で死者、行方不明者五十数名、あの人斬り似蔵も行方不明とか…。これで暫く奴らも動けないでしょう」 「しかし、解せねえ。岡田、河上ら猛者を擁する高杉に比べ、桂はろくな手駒を持っていなったはず。一体どうやって高杉達と互角にはり合ったってんだ?」 「それなんですがね、気になる情報が。桂側に妙な連中が助っ人についていたらしくて、そいつが…妙なガキ二人連れた馬鹿強い銀髪頭の侍らしいんです。副長、こいつはもしかして…」 「野郎か。確かあの野郎は以前、池田屋の件の時も桂と関わってる風だったが、うまいこと逃げられたんだったな。洗うか。元々胡散臭え野郎だ、探れば何か出てくる奴だってのはお前も前から分かってただろ?派手な動きをせなんだから捨て置いたが…潮時かもな」 「これでもし、旦那が攘夷活動に関わっていた場合は…」 「なもん、決まってるだろ。穏健派だろうが、過激派だろうが、俺達の敵には違いねえ。斬れ」 桂一派と高杉一派の抗争の報告を真選組の監察・山崎から受けた土方。 その騒動の中に、万事屋らしい人物の目撃情報もあった。 以前より、銀時と攘夷派との関わりを疑っていた彼は山崎に銀時の身辺を調査するように命令する。 山崎は銀時の友人や知人であるお通ちゃんや長谷川などに話を聞いて回るのだが、彼らの話ではさっぱり要領を得ない。 《駄目だ。やっぱり周りの証言からはさっぱり分からないや。っていうか、誰一人まとも分かってないし。しかし、万事屋の旦那ってのは調べれば調べるほど不思議な人だな。やはり自分の目で確かめるしかなさそうだ》 困り果てた山崎は、直接万事屋を訪ねることにするも、万事屋は留守だったが、お登勢から銀時が新八の家で療養しているとの情報を掴み、面倒臭いものの、忍び込むことにします。 「何奴!?」 《バレた!?》 「おやおやお前さんですか。フフフフフ、来ると思っていましたよ」 《何てこった、流石旦那だ。全部お見通しってわけか」 「死んだ仲間の仇討ちというわけですか、マスカットよ」 《は、マスカット!?》 「マリリンのことか、フリーザーぁぁぁぁ!!どがぁぁぁん、ビシバシビシバシ『ぐふっ』どぉぉん!!ガラガラブリブリ テン ブリッ ブリブリブシャァァァァガラガラごしごし『あっ、また血ついてる』」 「おい、もう何か訳分かんねーよ。ちょっ貸せ。もう自分で読むから」 「ダメアル、怪我人にジャンプは刺激的過ぎネ。私が読んであげるネ」 「だったらもうちょっと状況が分かるように読んでくれや。『あはん、真中殿、電気を消して下され』そんな西野の言葉も無視して真中はおもむろに西野にまたがり獣の如く…」 「あ゛あ゛あ゛あ゛!!いい!!もういいって!!早い!!お前にはまだ…」 勝手に動く銀時を止めようと薙刀を畳に突き刺す妙。 軒下に忍び込んでいた山崎も自分の目の前に薙刀の刃が急に現れ危機一髪でしたが、お陰で部屋の様子を窺える覗き穴が出来ました。 銀時に卵雑炊を作ってきた妙に神楽が食べさせてあげたいと言うので器を渡そうとすると、器を落としてしまい、覗き穴に熱々の卵雑炊が覗き穴から様子を窺っていた山崎の目に直撃してしまう。 存在に気づかれていると思った山崎は早く逃げようとすると、逃げようとした銀時は薙刀で斬られそうになり本当に逃げ出してしまいます。 しかし、逃がすわけにはいかない妙は新八に要塞モードをオンにさせます。 あらゆる罠に山崎は命が危うくなる。 「局長か!?あの馬鹿の日頃の行いのせいで!!」 「アハハハ、お妙さん甘いですよ。絶対に出られないということは裏を返せばお妙さんと俺の絶対不可侵領域の愛の巣ができるということ!!そうだ、そういうことなんでしょ。ポジティブだ、ポジティブなことだけ考えろ、勲。この状況で一瞬でもネガティブなこと考えてみろ勲。あのバーゲンダッツの二の舞勲」 「やっぱりいたんかィィィ!!」 近藤は落とし穴にはまって、穴の下には竹槍があり、何とか刺さらないように持ち堪えていた。 隣の穴ではさっちゃんが同じ状態になっていた。 「甘いわね。こんなこ罠で私の銀さんへの思いが折れると思った?妙さん。裏を返せば、これはあなたが私を恐れてるってことでしょ。銀さんをとられるかもって思ってるわけでしょ。そうよ、そういうことよ。ポジティブよ、ポジティブなことだけ考えるのよ、サッちゃん。この状況で一瞬でもネガティブなことを考えてみな、さっちゃん。あの眼鏡の二の舞」 落とし穴にはまった二人を助け出した山崎の目の前で近藤とさっちゃんは言い合いを始めてしまうものの、銀時が現れる。 銀時は、斬ろうとする近藤、それを阻止しようとするさっちゃん、追いかけてきた神楽と妙に挟まれてしまい、別の落とし穴にはまっただけでなく、四人がお互いを攻撃してしまい、その四人がその穴に落ちてきてしまう。 《副長、あの旦那は俺ごときがおしはかれる人じゃないようで。何だかつかみどころがなくてね。愛されてんだか、憎まれてんだか。周りを騒ぎに巻き込むくせに人が集まってくるようで。え?そんなこと聞いてないって?攘夷志士?いや…あんま…分かってなかったんですけど、でもね…》 道場を後にした山崎に鉄子が話しかける。 「す…すいません。あの…銀さん…いますか?」 「は?」 「ここの家の人ですよね?ここに銀さんがいるって聞いて来たんだけど開かなくて」 「あぁ、今は入んない方がいいよ、危ないから。じゃ」 「あの…じゃあせめて言伝を。私、色々あったけど、今は元気にやってます。本当にありがとうって」 《…攘夷活動だなんて難しい事はあの人は考えとらんでしょう。あの人はきっと…》 『報告書 攘夷活動とか旦那はしてないと思います。それは女の子がやっていないと言ったからです。あの娘の笑顔が見たかったんだろうなと僕は思いました。山崎退』 「作文ん!?」 次回、「ジャンプの次号予告は当てにならない」 銀魂 シーズン其ノ弐 2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 28, 2007 08:44:44 PM
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