デスノートの第37話を見ました。
最終話 新世界
魅上が、倉庫内にいる人物の名前をデスノートに記入してから一分が経過―。
誰も死なないことを確認した
ニアは、レスター、ジェバンニらに命じて
魅上の逮捕を指示。
魅上からデスノートを押収した
ニアは、その中で唯一名前が書かれていなかった人物、
夜神月をキラであると断定する。
「魅上にはずっと偽のノートを使わせ、ニア達にはそれが本物であるよう見せる。それに気付かないニア達が、偽のノートの方に自分達の名前が書かれても死なないよう細工し、そこを証拠とするのがニアの策。その策をわざと取らせるが、細工したノートは偽物で、ここではじめて本物のノートを魅上に持ってこさせ、ノートの存在を知る者を全て消す」と読んで手を進めていた
月は、
魅上のノートに名前を書いても誰も死なない状況に、我を忘れて取り乱す。
高田が
メロにさらわれた時、
月が動けぬ状態にあると判断した
魅上は、銀行の貸金庫に隠しておいた本物のノートに高田の名前を記入する。
几帳面で決まった生活リズムを壊さない
魅上にしてはおかしい行動だと判断した
ニアはジェバンニを貸金庫内へと侵入させ、細工したノートが偽のノートであることを確認する。
月は自分でもノートの切れ端を使って
高田を始末した為、この事実に気付くことが出来なかった。
それらを全て読んだ
ニアは、ジェバンニに偽の方は一部、本物のノートは全てをすりかえさせ、自分達では気付くことの出来なかった
月の策を見破れたことは、この状況をつくりだしてくれた
メロのおかげだと告げる。
逃れることのできない確たる証拠を突きつけられた
月は、ついに自分がキラであることを自白する。
「そうだ、僕がキラだ。ならば、どうする?ここで殺すか?いいか、僕はキラ。そして、新世界の神。今の世界ではキラが法であり、キラが秩序を守っている。もはや僕は正義、世界の人間の希望。殺すか?ホントにそれでいいのか?キラが現れ、6年。戦争はなくなり、世界の犯罪の7割は減少した。しかし、世の中はまだ腐っている、腐った人間が多すぎる。誰かがやらなければならない!!ノートを手にした時、思った。僕がやるしかない!!いや、僕にしかできない!!人を殺すことが犯罪なんてことは分かっている。しかしもうそれでしか正せない!!これは僕に与えられた使命!!僕がやるしかない他の者にできたか!?ここまでやれたか!?この先できるか!?そうだ、新世界を作れるのは僕しかいない」
「いいえ、あなたはただの人殺しです。そして、このノートは史上最悪の殺人ノートです。あなたは死神やノートの力に負け、神になろうとしているクレイジーな大量殺人犯、ただそれだけの何者でもありません」
「言っても分からぬ馬鹿ばかり。ニア、お前が今持ってるノート、そして相沢が日本捜査本部から持ってきたノート、本物か?」
《今度はハッタリか!?》
「本物の在処は僕しか知らない。どうせキラを倒すなら相沢のノートを試す意味でも僕や魅上の名前をそこに書き込むべきだ。ノートが本物か偽物か」
追い込まれた
月が、腕時計の中に隠し持っていたデスノートの切れ端に
ニアの名前を書きこもうとした瞬間、
松田が
月へと発砲する。
「馬鹿野郎!!松田、誰を撃ってる!?」
「ふざけるなぁぁ!!何だったんだ、君のお父さんは何の為に…!?」
「父さん…?アハハハハ…夜神総一郎か。そうだ、松田!!ああいうクソ真面目で真っ直ぐな人間が損するんだ!!そんな世の中でいいのか!?分かったな、そこにいるそいつらを殺せ!!撃てぇぇ!!」
「父親を死に追いやって馬鹿を見たで済ませるのか!?殺す!!こいつは殺さないと駄目だ!!」
無残な神の姿を目の当たりにした
魅上は、持っていたペンで自らの心臓を貫き、自殺する。
致命傷を負った
月は倉庫を飛び出し、外へと逃亡する。
朦朧とする意識の中、月は空から落ちてきた一冊のノートを思い返す。
光を求めた純粋な心は、いつしか闇に食い潰される。
逃げ惑う
月を見つめる
リュークは「色々面白かったぜ」と死神界の掟通り、
月の名前を自分のデスノートへ書き込む。
40秒後―心臓麻痺。
月は最期に
Lの幻を見る。
DEATH NOTE DVDvol.9