ZOMBIE-LOANの第3話を見ました。
PAYMENT.3 死者の舌
「みちる」
「唯ちゃん」
「びっくりしちゃった。随分バッサリいったじゃん。そっちの方がいいよ。あんたさ、ただでさえ真面目で暗そうだからさ、ちょっとは明るく見えるよ」
「ありがと…」
また昼の買出しを頼まれる
みちるだったが、今日のお昼は購買じゃないからいけないときっぱりと断る。
「みちる、やるじゃん。みちるっていつも自分がなくてオドオドしてたから見ててイラついてたんだよね」
三日も休んだ
みちるにノートまで写しておいてくれました。
住む場所をなくした
みちるは、Zローンの事務所で不思議な少女を紹介される。
「昨日の事件ね、ちょっと気になってちょいっと上の方で調べて見たんですが、あの先生はやはり正規の生命契約を結んでなかったようですね」
「あの人と言っていた」
「そいつが契約の証だと言ってたんだと、このリングを」
「どこかに、ただ無秩序にゾンビを作っている輩がいるということですか。これからまた被害は広がるでしょう。とはいえ、上がいちいち駆除する暇も人手もないわけで、ゾンビ狩りの賞金を大幅に吊り上げてくるでしょうね」
「面白えじゃねえか。命をおもちゃにするようなクソッたれは俺らが成敗してやらぁ」
「あぁ、完膚なきまでに」
少女は学園の理事長の
久世霜月だと名乗り、
みちるに新たな住居として学園の旧修道院を手配をし、
みちるはそこで
宵町暦という上級生に出会う。
暦に部屋まで案内してもらいます。
ちょっと天井が割れていて雨漏りがするので湿気がこもって黴臭く大きな窓を開けると墓地が、いい部屋だと言う
暦。
部屋の掃除を終えた
みちるが部屋に戻ると、
暦、
知佳、
思徒によって歓迎パーティーに催される。
「感謝しろよ。俺らのお陰でとりあえずホームレス脱したべや」
「お二人とも寮生だったんですね」
「とりあえず、さっさと乾杯!!」
「こんなもったいないこと、私なんかの為にすみません。ただの厄介者なのに」
「折角出会えたんだもん。ご縁に感謝、仲良くやってこうね」
「どうした?パシリ」
「色んな方に親切にしてもらって…命まで救ってもらって…無償の優しさ手あるんですね」
「無償の優しさ?んなもん、世の中にあるわけねーだろ!!ボケ。何か勘違いしてねえ?俺らが何の見返りもなく借金増やすわけねーだろ」
助けたのは一時的に借金が増えるものの、死神の目を使えばゾンビ狩りの成功率も上がり借金返済の近道となるからだそうです。
「借金を返すまで身を粉にしてパシれ!!」
「そんな理由で私を…。ところで返済額は?」
「○△□…くらい」
「えぇ!?そんな大金!?一生かかったって返せないですよ。遺産を使えば何とか…」
「紀多さん、そのお金はご両親が今後の君の人生の為に残してくれたものだろう?苦難は己の力で乗り越えてこそだよ」
《またいいこと言ってるような顔でこの人は》
その夜、ジュースで酔っぱらって寝たはずの
暦が突然、
みちるにキスする。
「美味しい」
「こ、こ、暦さん!?」
「暦?違う、私はヨミ。あの子はただの同居人。君の名前は?」
「ちるちる…みちるじゃないですか」
ヨミは
みちるを押し倒し、胸を揉み始め、身体中を触り始めるも、
霜月に眠らされて運ばれていきます。
「あなた、随分と気に入られましたね。ヨミさんが自分から出てこられるなんて」
みちるの唇は
ヨミを目覚めさせる鍵のようで、眠っている
暦にキスさせようとする
知佳、
思徒、
鼈甲。
「恐山のイタコって言いますでしょ?ちょっと違いますが、ま、ああいった類なんです。時代は情報化社会、ゾンビの情報をいち早く得るためにもヨミの能力は必要不可欠でしてね。ただ問題はヨミは気難しい屋だということ。そう簡単には出てきてくれない。だが、あなたは彼女を呼び起こした。あることで。調べによると昨夜23時40分頃、酔いつぶれた暦君を解放しようとして接吻。これにより目覚めたヨミ君はまず、あなたの太ももを…」
「何なんですか、その帳簿!!」
「というわけで」
「何も死ぬわけじゃないんだし協力してくれるね」
「腹決めろや、減るわけでもあるめーし」
無理やり眠っている
暦にキスさせられた
みちる。
だが、それにより
ヨミが目覚める。
「おい、ヨミ」
「何だ、君らもいたんだ」
「早速、へそ曲げた」
「ったく、こいつだけは」
「さて、ヨミ君。出てきた以上はそれ相応に働いてもらいますよ」
「分かってるよ、契約だろ?ヨミだって消されたくないからね」
ヨミが言ったことを録音し、
思徒はその言葉の中にあった一節を調べることにし、
由詩はノイズを消して声紋を調査し、
鼈甲は
暦を寮へ連れて行くことすることにします。
知佳は
みちるを連れてバイトに向かう。
バイトしていると、万引き犯を見つけ、追いかける
知佳。
「まぁまぁ。汝、急ぐなかれ弛むなかれ。終生の業は日々の義務を全うする外なし。サボらずバイトに戻りな、ヤンキー店員」
「お、お前!?芝玲一朗」
「おぅ、生きてたか?赤月知佳ちゃんよ」
次回、「蝶の羽音」