コードギアス反逆のルルーシュのDVD第7巻を受け取ってきました。
STAGE9.33
「これが男女逆転祭…?」
「そ、去年、好評だったから今年もね」
「男の子になるのって楽しいです」
「女子はまだしも男子はどうなんですか?女装なんて…」
「楽しんでいたようですよ、それなりに」
「そっち方面に目覚めちゃう人が3人程いましたけど」
「そのうちの一人が担任ってのは洒落にならなかったな…」
「え?」
「おーい、ルルーシュまだ着替え終わらないの?」
「は~い、会長、今開けます」
「おい、待て!!まだ開けるな」
「どうして?もう着替え終わってるじゃないか」
「こういうのは心の準備ってヤツが…」
「恥ずかしがることないよ、ルルーシュ。すっごく、美人じゃないか」
「バカ!!変な褒め方するな」
「スザク、お前恥ずかしくないの?」
「え?そうだな…ちょっとスースーするけど」
「バカ、止めろ、はしたない」
「はしたないって…僕、男だよ」
「男だろうと女だろうとそういうのははしたないんだよ」
「おーい、手伝ってやろうか?」
「会長、何言ってんですか!?」
「だって…女の服って色々面倒臭いじゃない。開けちゃうよ~」
「待て…!!」
「こ、これは…」
「綺麗~。去年も見たけど自信無くすな…」
「ほら、言った通りだろ。綺麗だって」
「五月蝿い!!何でお前はそんな堂々としているんだよ!?」
「なぁ、ルルーシュ、いい加減開き直っちゃって楽しんじゃったら?」
「断る!!」
「もったいないなぁ。そんなに美人なのに…」
「あぁあ…残念。美人なお兄様、私だけ見られなくて。―あら?皆さんどうしたんですか?」
「ごめんね、ナナちゃん。私…」
「リセェェェェット!!」
「何、その魔法?」
「甘かった、ミレイさんとしたことが」
「え?」
「真の男女逆転祭を目指すのであれば姿だけでなく中身も逆転すべきであった。なぁ、ルルーシュ、そうだろう?」
「え?あ、あぁ…うん…そ、そうよね、会長…」
「わぁ」
「えっと…カレン、庭に遊びに行かないか?」
「おぉ、いいぜ。久しぶりにキャッチボールでもするか」
「上手いじゃない、カレン」
「お前こそ、慣れてるな」
「軍隊の余興でやらされたんですぅ」
「わぁ、スゴイ。あ、いえ、スゴイや、皆」
「ルル子様、お茶のご用意ができました」
「ルル子?」
「日本では女性の名前の最後に子をつけることが多いんです」
「へぇ~」
「そういえば、咲世子さんも…」
「はい」
「よぉ、ルル子。俺さ、実は前からお前のこと好きだったんだ」
「え?」
「ちょっと待った!!ルル子のことは俺だって…」
「あ、じゃ、俺も。ミレイ先輩、私、前から先輩のこと…」
「お前ら、いい加減にしろ」
「モテモテだな、ルル子」
「カレン、お前もルル子を狙ってるのか!?」
「ふざけんな!!誰がこんなブス!!」
「酷い、女の子にブスだなんて!!」
「皆、何でそんなに上手いの…?」
「ルル子、今日こそハッキリさせてもらうぞ!!俺か、シャーリーか、カレンか」
「だから俺は関係ないって!!」
「ルル子、3股かけるなんて良くないわ」
「ふざけるな、お前ら!!」
「ほら、元に戻ってる」
「ダメですよ、お兄様」
「もう…もう…もう止めてぇぇぇ!!」