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テーマ:アニメあれこれ(26112)
カテゴリ:咎狗の血
ヒロイック・エイジの第18話を見ました。
第18話 勝利の日 惑星タウロンに向かって熾烈な侵攻を行っている人類。 青銅の種族の大群の中をベルクロスが活路を開く為に突入する。 「我らのノドスに続け!!忌々しいアリを根絶やしにせよ!!」 「勝利の時が近づいている」 あまりの攻勢ぶりに高揚する人類とは別に、不思議な手応えに不安を覚えるディアネイラとモビードであった。 「「潰れろ!!」」 テイルとメイルも機体に搭乗して戦っています。 「一度にあんな数、流石に辛いかも」 「でも、手間がかからなくていいかも」 敵に囲まれてしまった二人を助けにイオラオスがテレポートしてきます。 「テイル!!メイル!!」 イオラオスが二人を連れてワープして脱出したお陰で救われるのだった。 「次は…!?この感覚は…」 そんな最中、艦隊内に捨て身のアリ塚が命令ではなく防衛本能でテレポートしてくる。 《何だ、これは。青銅の種族が捨て身で攻めてきているのにノドスおろか銀の船団すら現れない》 「鉄の種族がタウロンのような星を攻めることをノドスの契約として定めたのでしょうか?」 「それが彼らの願いならば、おそらくそうでしょう」 「黄金の種族が鉄の種族にノドスを与えた事は悪戯に戦いの火種を残したとしか私には思えません」 「この宇宙における何らかの役割を果たすために黄金の種族はノドスを残した、そう私は考えます」 「ノドスは役割を果たすためにあると?」 「そう、そしてそれこそ黄金の種族の望んだことではないかと」 アリ塚と同化してしまう艦や衝突し四散する艦が続出する中、あくまで突撃に執着するメレアグロスがいた。 「攻を焦った愚か者が。先陣を切ることと孤立することをとり違えている」 「とはいえ、曲がりなりにもアルタイアは連合艦隊の旗艦です、閣下」 「分かっている。我々も振興せざるをおえん。衛星要塞に残りのアリ塚を崩壊させる。上から狙い撃ちにされるのは面白くない。手を焼かせてくれる」 アルゴノートも仕方なく追うことになってしまう。 《いよいよタウロンに侵攻だ。まさか、銀の種族は青銅の種族を見捨てたのか!?》 「戻っていたのか」 「我々の役割について考えていた。」 「ロム・ローはユティを使う気だ。」 「プロメ様から既に聞いている」 「知っていたか」 「惑星タウロンでの戦闘に…」 「私が出るのはロム・ローが鉄の種族の次の狙いを読み取った時だ」 「では、タウロンは見殺しに?」 「あの星の為に戦う必要がどこにある?あそこは年老いた青銅の種族が幼い個体を育てるための古い星に過ぎない」 人類が一斉にタウロンを攻撃していきます。 「撃て!!撃って撃って撃ちまくれ!!我々の受けた痛みをアリ共にも味わわせてやるのだ」 タウロンが鉄の種族に支配されたことで、今一度鉄の種族について語る銀の種族。 「鉄の種族は宇宙でも極めて珍しい特性の持ち主だ。最も古い記憶に従い、例えそれがもはや何の役にも立たない星や血筋だとしても」 「何故か」 「彼らにとってそれが中心となるからだと私は考える」 「中心、種族の繁栄において何の意味がある?」 「ほとんどの種族は我々や青銅の種族と同じように常に新しい拠点を作り、星々の生成とスターウェイの広がりに従う。ほとんどの種族は最も新しいものを求める」 「鉄の種族が次に狙うものは?」 「おそらくここ。我々の母星コドモス。その理由はタウロンへの侵攻と同じ。ここが我々の発祥の地であるから」 ロム・ローはプロメに鉄の種族以外の矛盾した性質を持ちながら繁栄した種族外たのかと尋ねると、かつてこの宇宙に非常に似た性質を持った種族がいたそうです。 それが黄金の種族だという。 青銅の種族を次々と倒していく人類。 イオラオスはエイジが立ち尽くし、足に青銅の種族が寄ってきているのを見る。 『エイジ…――は!?何ということを…。艦長、直ちに惑星への攻撃を中止するように全艦隊に連絡して下さい」 「どういうことです?姫様」 『ここに戦うべき敵はおりません』 「何ですと!?」 『これはもはや戦いではありません。無益な虐殺です』 「つまり、我々は非戦闘員と戦っていたのか!?」 『全てではない、宇宙にいた群れを除いてはだ』 「慰めにはならん。星の半分を焦土と変えて、何という浅ましい成果だ」 「勝った…大勝利だ」 「こ、これこそ人類の誇り、連合艦隊の誉れだ!!」 エイジがノドスから元に戻ると悲しそうな表情を浮かべていた。 「大勝利である!!人類の悲願であった青銅の種族の母星・タウロンの制圧は果たされた。我々を宇宙の果てに追いやった銀の種族に今こそ戦いを挑む時!!これは黄金の種族によってノドスを与えられた我々人類の努めある!!時は来た!!我々連合艦隊は銀の種族の母星・コドモスへ侵攻する。我が人類が正義であるこの聖戦を歴史に刻もうではないか!!」 「何が勝利だ…」 『バイタル値が異常よさっさと帰還して休み…イオラオス?』 《この星全体が幼い個体を育てる施設だったのだ》 「成長すれば恐ろしい相手になっていたでしょうね」 「如何なる種族であれ、幼い非戦闘員を殺戮するなど許されるものか」 『銀はおそらく、ここをとっくに重要拠点だと見なしてなかったのだろう』 「奴らにとって、重要拠点がどこなのか姫様の言われた通り、我々は相手のことが何も分かっておらん」 『危険だな、相手を知らなければどんな作戦を立てようと意味をなさぬかも知れない、今回のように』 「だが、もはや戦いは避けられん。せめて、敵の生存圏へ攻め入ること自体が過ちでないことを祈るほかはない」 《12の契約…青銅の種族の母星を、銀の種族の母星を征服する…。黄金の種族はあたくし達が何を望むか知っていた…。そして、エイジを私達の側に。何故…?何の為に…?》 タウロンの大地の上に立っているエイジに近づいていくメヒタカ。 「悲しいね…」 「うん」 「いつまで続くんだろう…。ずっとこんなことが繰り返されるのかな…?」 「終わるよ。お父さん達が言ってた、ディアネイラが終わらせてくれる、みんな終わらせようとしてくれる。それが本当の始まり。エイジとベルクロスはそのために生まれたって。メヒタカも」 「お父さん…達?」 「エイジを育ててくれた。ディアネイラは黄金の種族って呼んでる」 「黄金の、種族…」 次回、「星系間侵攻」 ヒロイック・エイジ DVDvol.3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 8, 2007 05:17:58 PM
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