獣拳戦隊ゲキレンジャーの第24話を見ました。
修行その24 ガルガル!なんてこった、弟が!?
ゲキレンジャーの前に現れた狼男は、
レツの死んだはずの兄・
ゴウだった。
「何てこった。参ったぜ」
振り向いた男の顔を見て固まる
レツ。
「兄さん…ゴウ兄さん!!」
「レツのお兄さんって亡くなったんじゃ…?」
「生きてた…何で連絡してくれなかったんだよ!?それにその姿、一体何があったんだよ!?どうしたんだよ?ゴウ兄さん!!」
「誰だ?お前は。俺の弟はまだまだ泣き虫のチビ助だ。お前みたいな優男じゃない」
レツは十字架を見せ、ようやく
ゴウに
レツだと分かってもらう。
「10年、いやもっとか…。俺はどれだけ彷徨ってた…?参ったぜ…」
「耳寄りな話があるので。メレ様にお聞かせしようと思いましてね」
「耳寄りな話?」
「理央様が怒臨気を纏い、拳魔マクを破り、臨獣殿当主の座を取り戻す、そのための方法です」
「それは何?今すぐ言いなさい!!」
「まぁまぁ、そう焦らずに。まずはマクが呼び出すリンリンシーに注意して、よ~く観察することです。後一つ、今はまだ理央様を煩わせる時ではありません。話はこのロンとメレ様の胸の内に」
マクが呼び出した親衛隊のリンリンシーを観察することにする
メレ。
昔の姿のままの
ゴウには、激獣拳を裏切ろうとする
理央を止めるため、禁断のゲキワザ・獣獣全身変を使い狼男になってしまって以降の記憶が全くなかった。
その後は狼男の姿のまま世界をさまよっていたらしいが、何かがきっかけで人間の姿に戻れたようだ。
拳聖でさえも人の姿を失ったのに、
ゴウは使えばどのようなことになるか分からなかったのかと拳聖達に怒られる。
「無茶と無謀は俺の戦術、幸運は俺の得意技ですよ」
レツは憧れだった強く優しい兄との再会を喜ぶが、
ゴウは
レツが激獣拳を学んでいると知り、激怒する。
ゴウにとって
レツはかつての泣き虫でひ弱な弟のままで、シャーフーやリーの
レツはゲキレンジャーのエースだという言葉も全く信じようとしない。
そんな中、
ゴウの前に、大地の拳魔の親衛隊・臨獣バブーン拳使いのヒヒが出現する。
すると
ゴウの体から、オリジナルの紫の激気“紫激気”が燃え上がる。
ゴウは我流の獣拳深見流ウルフ拳使いなのだ。
圧倒的な強さでヒヒを追い詰める
ゴウ。
しかしその時、
ゴウが苦しみ始め、再び狼男の姿に変身してしまう。
ヒヒを
ジャンと
ランに任せた
レツは、人間の姿に戻った
ゴウとともに、2人が育った教会を訪れる。
かつて
ゴウは
レツは獣拳ではなく絵の道に進むよう約束させていた。
絵が上手で優しい
レツに獣拳の危険な戦いの世界に巻き込まれて欲しくなかったのだ。
獣拳をやめさせようとする
ゴウに
レツは自分の意志でこの道を選んだことを告げる。
「兄さんの気持ちも分かってる。でも…僕はもう子どもじゃないんだ!!」
「レツ…」
「兄さんの時間が止まっていた間も僕は僕の道を歩いてきたんだ」
その後、ヒヒと戦う
ジャン達の元に駆け付けた
レツはスーパーゲキブルーに変身する。
「カゲキにファンタスティックテクニック、スーパーゲキブルー!!」
レツの華麗な戦いぶりを見た
ゴウは
レツの成長を知り、立派な拳士だと認める。
「参ったぜ、これほどとは。レツの戦い自体が絵になっている。アイツは獣拳で絵を描いてるんだ」
「今のレツはお前の記憶にあるレツではない。最高の技でゲキレンジャーを引っ張る拳士、あれをエースと言うんじゃ」
「参ったぜ、アイツ、いつの間にか男になっていたぜ」
巨大化し動き回るヒヒには、ゲキファイヤーの攻撃が通じない。
そこでゲキバットファイヤーとなり、上空からのゲキワザ・分分ファン拳で連打し、ヒヒは大爆発する。
「エースか、やるじゃないか」
「兄さん…」
「レツのこと、ちゃんと認めてくれたのよ」
何故か復活し、怒臨気を纏ったヒヒの攻撃で、ゲキレンジャー3人はやられてしまう。
「レツゥゥゥゥ!!」
次回、「ヒネヒネ!俺だけの紫激気」
獣拳戦隊ゲキレンジャーDVDvol.4