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カテゴリ:それ以外(バトン系も含む)
ライフの第10話を見ました。
学年集会で体育館に集められた歩ら生徒達。 「私は同じクラスの椎葉さんをいじめてました。でも、だんだん周りにもいじめがバレてきて、疑われて、初めて自分のしたことが怖くなって、全部バレるくらいなら死んだ方がマシだって思いました。私が…安西さん達を脅して椎葉さんをいじめさせてたんです。全部、私がやらせたことなんです。だから…安西さん達は何も悪くありません。ごめんね…マナ」 「ヒロ…」 「…ぅ…」 「我々は犯人探しはしないと決めた。しかし、彼女は自ら名乗り出た。素晴らしい勇気だと思う」 教師達に促されるように体育館が拍手に包まれる中、平然と拍手する愛海に1年2組の生徒達の驚きと戸惑いの視線が向けられる。 「ヒロ、何でなの!?何でこんなことするの!?」 「…ぅ…別れ、ごめん…」 「ヒロ…」 「ヒロって頭悪いよね。マナに盾突くなんて。裏切り者は皆消してやる」 学年集会が終わり、泣きながら帰る倫子を呆然と見送る歩とその後ろで微笑む愛海。 職員室では平岡が倫子の謹慎処分に異議を唱えるが、逆に愛海を殴ったとして解雇を言い渡されるのだった。 平岡は花壇に水遣りをやっている歩に犬のぬいぐるみを渡す。 「いじめがいけないなんて当たり前のこと。生徒だって、教師だって。皆分かってたはずなのに、どうしてなくならないんだろうね。私、結局誰も救えなかった…」 「皆も先生みたいに考えてくれたら学校も変わるのに」 「私、学校辞めることになったんだ。何も出来なくてごめんね」 同じ頃、文子は克己の父・敏克の会社へ押しかけていた。 「お宅の克己君、一体どうなってるの!?あなたの所の息子にうちの娘がおかしな写真撮られて乱暴されそうになったの。きっと克己君の部屋にのどこか写真があるはずよ。これから一緒に行って探させて頂戴」 「そんな馬鹿なことあるわけないだろう。自分の娘に問題があるからって克己を巻き込んで因縁をつけるのはやめてくれないか」 「問題があるのは歩じゃなくて克己君でしょ!!あなた、克己君が潔白だって言い切れるの!?」 「いい加減にしろよ、何がしたいんだ?」 「娘の写真とデータ全部こっちに渡して。そうじゃないと私、訴える」 平岡が辞めさせられることを知った歩はみどりらに本当のことを言うようにお願いするが、みどりはかたくなに愛海を庇う。 そんな中、愛海は学校を去っていく平岡を笑いながら見送るのだった。 夕方、克己が家に帰ると敏克が荒らされた部屋の中で卑猥な写真が貼られたアルバムを手に立っていた。 「何だ?これは、克己、おい。どういうことなんだよ!?お前に乱暴されたって会社まで乗り込まれて騒がれたんだぞ」 「こんな写真知らない…。僕のじゃない」 怒りにまかせ殴る蹴るの暴行を加える敏克の隙をぬって部屋を飛び出した克己。 公園のベンチでうなだれて座っている克己の元へ戸田がやってきた。 泣き出した克己を優しく抱きしめる戸田。 しかし、その様子を離れた場所から愛海がデジカメで写していた。 その夜、歩の家へ敏克が訪ねてきた。 文子は写真ではなく札束の入った封筒を差し出す敏克を怒って追い返す。 「お母さん…」 「歩のことはお母さんが絶対守るからね」 「うん」 翌朝、歩が学校へ行くと「すごい写真が貼ってある」と生徒達が大騒ぎしていた。 「歩!!」 歩が駆けつけると、廊下には愛海の手によって克己の失禁写真が一面に貼られていた。 「くだらない。行こう、歩」 「うん…」 生徒達が失笑する中、慌てて写真を剥がす克己を愛海が呼び出した。 「ねぇ、克己君って戸田先生が好きなんでしょ?だから別れよう」 「ちょっと待ってよ、どういうこと?」 「パパもあんな男やめとけって言ってるし。っていうか、あんな写真撒かれて付き合ってるのも恥ずかしい。それに、あんたんとこの会社、もう終わりだしね」 「待ってよ、待ってくれよ。突然別れるなんて困るよ。僕には愛海だけだし」 「じゃあ、土下座して。土・下・座」 別れを切り出されて慌てて取り繕う克己に愛海は土下座をさせて去っていく。 そのまま戸田の元へ向かった愛海は克己と抱き合っている写真を見せつつ佐古建設が倒産したことを告げてお願いがあると微笑む。 中間考査の日。 試験中、戸田が歩に近づき机の中からカンニングペーパーを取り出した。 カンニング疑惑をかけられて否定する歩や未来の言葉に、戸田は耳を貸さずに教室からの退場を言い渡す。 同じ頃、学校を休んでいた克己は会社が倒産したことを理由に敏克から再び暴力を振るわれていた。 たまりかねた克己はハサミで敏克を刺してしまうのだった…。 一方、学校では退学を覚悟するように言われた歩が仕方なく教室を出ようとすると、クラスメートから歩を信じる声が出始めた。 「椎葉がカンニングなんてするか?」 「だよな、誰かが入れたんじゃねえの?」 「おい、安西、今度はカンニング仕組んだのかよ」 「は!?意味分かんないんだけど」 「パパの力で平岡首にして、今度は椎葉辞めさせんのか?」 「お前、どこまでやったら気が済むんだよ」 「違う、マナは関係ない!!」 「平岡先生は自分の意志で…」 「平岡先生が辞めたがるわけないよ!!先生、私達の家一軒一軒回って話聞いてたんだよ。この学校にあるいじめを解決したいって。戸田先生もいじめの加害者です!!」 「廣瀬さんも実は言わされてるんじゃない?」 「絶対そうだよ」 「先生も安西に脅されてたりしてな」 「お前らいい加減にしろよ!!」 「もう皆分かってんだよ!!安西がやってるってことぐらい。分かってないの、お前だけだよ」 生徒達はカンニングを仕掛けたのも平岡を辞めさせたのも倫子の告白も全て愛海の仕業だと騒ぎたてる。 愛海は堪らず教室を飛び出すが、追いかけてきたクラスメート達に取り囲まれてしまう。 「もう逃げらんねえぞ」 「退けよ!!おい、退けよ!!退け!!」 「邪魔すんじゃねえ」 「おい、土下座して謝れよ」 「え?」 生徒達から土下座コールをされる愛海。 「教室戻りなさい!!早く戻りなさい!!」 その騒ぎに学校中の生徒達も集まって、土下座コールを始めてしまう。 そこに駆けつけた歩、未来、薗田。 ライフ オリジナルサウンドトラック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 10, 2007 02:42:13 PM
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