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テーマ:アニメあれこれ(26113)
カテゴリ:月刊少女野崎くん
さよなら絶望先生の第10話を見ました
さよなら絶望先生 DVD第3巻特装版 第10話 生八ツ橋を焼かねばならぬ 文化祭で2のへ組の出し物はとてもしょぼかった。 「何故、このクラスの出し物はこんなにショボイのですか?」 「実は…」 「文化祭らしいですね」 「私達のクラスも何かやらないといけないんですけど」 「文化祭、文化ね…。文化人を気取らないで下さい!!文化人でもないのにその若さで文化人気取りしていたらろくな大人にはなりませんよ!!」 「別に文化人気取って文化祭やるわけじゃないですけど」 「先生、文化的なものを否定するのはおかしいと思います。なぜなら日本国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を保障されているからです。それも憲法で」 「け、憲法で!?ならば仕方ありませんね。憲法で保障されているのであれば。分かりました、文化祭への参加を認めましょう」 「権威に弱いわね」 文化祭の季節を迎え、望のクラスでも出し物について話し会うことになった。 だが、望によると、国が財政難の今、慎ましく行事を行なわないといけないらしく最低限文化的な出し物であれば何でもいいそうです。 「じゃあ、やりたいことある人」 学級委員の臼井を無視して千里が話し合いを進めていく。 そして、多数決の結果、演劇をやることとなり、『愛の中心で世界を叫ぶ』の通し稽古が始まる。 「それにしても文化的やしませんか?」 「かなり下手ですけど?」 「それでも最低限じゃないんじゃないですかね。やはりもっと最低限文化的な演技力じゃないと」 「じゃあ、どのくらいならいいんですか?」 「うーん、城金武の日本語の演技力くらいが最低限の文化的な演技力ですかね」 「難しいな…さじ加減が」 「シナリオもレベルが高すぎます」 「TV見ながら左手で適当に書いたんですけど」 「兎に角、この演劇では文化レベルが高すぎて文化祭の出し物として認める事はできません!!」 直すのが面倒臭いので別のことをやることになり、音痴のカエレがボーカルでバンドをやります。 「文化的すぎます」 「また、ですか?」 「十分下手なのに」 天才ストーリーテラーの久藤准による制作童話を出し物にしようとする。 「『心無い○○』。心無い王様。昔、ある国に何でも欲しがる王様がいました。欲しい物は何でも世界中からお金で買い集めました。王様は皆に言いました。『わしの持ってないものはないのじゃ』。ある時、お城を訪れた旅の商人が言いました。『お言葉ですが、王様にも持っておられないものがございます。それは人の心です』…中略…悪党の魔の手から王様は子供を身を挺して守りました。『ありがとう、ありがとう、王様』。その時、王様は心を手に入れました。命と引き換えに。人生のほんの一瞬だったけれど心を手に入れられて王様は幸せでした」 涙を流す望は完璧なので文化的なわけがないと出し物にさせない。 一発ギャグ大会はこの手のものは大抵痛いものになるので期待できるとどんなものか見る望。 「ここが勝負の分かれ目よん」 自らの髪の分け目を強調させる千里を見た望やマ太郎は笑ってしまう。 「駄目です、文化的レベルが高すぎてもっと最低限でないと認められません」 大道芸や影絵、顔芸と黒板に出された全ての出し物が文化的すぎて出し物として認められない。 「どうやら皆さんはイマイチ最低限文化的なものを理解していませんね。例えばこれ」 「文庫本?かなり文化的なものだと思いますけど」 「本ではなく、この紐。紐の部分こそが最低限文化的なものに相当します。更にこれ」 「携帯なんてもっと文化的じゃない」 「最低限文化的な携帯は氣志團を一発変換します」 「本当、できるわ」 「最近のはみんな出来るらしいですよ。その他にもこんなものが最低限文化的と言えます。最低限文化的なファッション、布の服、木の棒、鍋の蓋。最低限文化的な漁法、ガチンコ漁法。最低限文化的な異文化交流。最低限文化的な恋愛、『土下座で付き合って下さい』。最低限文化的な医療行為、鼻血が出たら首の後ろをチョップ!!とまぁ、こんな感じにですかね。これらが最低限文化的なものと言えるものです。分かりましたか?」 全然分からない生徒達の中の千里が最低限文化的な授業をして見せて下さいと言うのだった。 「これはジャガイモから抽出したデンプンです。これにヨウ素液をかけると紫色になります」 そして、そのヨウ素液のかかったジャガイモのデンプンが展示されている2のへ組。 ここが勝負の分かれ目がマ太郎によって小学生の間にブームが起こっていた。 京都に修学旅行に来ていた2のへ組ですが、ちっとも楽しくなかった。 「じっくり見てはいけません。いいですか?今回は下見ですから!」 実は修学旅行ではなく、その下見に来ていたのだ。 クラス全員で下見をする理由は先生だけずるいと不平不満が出ないように望が考えて行っているようです。 旅行会社はクラス全員分の旅行代金を持たないといけないので泣いています。 「大体、10代の行動だって将来のための下見ですよ。言ってしまえば高校生の恋愛なんて将来本気の恋をするための云わば故意の下見ですよ!!何か、先生上手いこと言っちゃいましたかね?」 「いえ、別に」 「そう?なのに最近の高校生ときたら下見をせずにいきなり本番を!!お、やっぱり先生上手いこと言っちゃいましたかね?」 「評判落としますよ」 「は~い、集合時間です。次の目的に向かいます。さぁ、乗って乗って」 「どうして木津さんが仕切ってるんですか?」 バスの中で千里が作ってきた時刻表を超える分厚さの旅のしおりを渡される望。 スケジュールは全て2分単位で区切られていた。 「誰ですか?彼女にしおりを任せたのは」 「京都といえば生八つ橋ですね」 金閣寺、秘宝館などを訪れるが、下見なのでよく見ることが出来ない生徒達は八つ橋すらも食べることが出来ない。 下見寺にやって来た望達は住職に案内される。 望はアダルトサイトのサンプルページを例に、下見しか行かないと言うのだった。 そのお寺から恋の下見というストーカーを見せられたり、女体の下見としてフィギュアをなめ回しながら見ている男を見せられたりする千里。 「そうだ、木津さん。式場の下見一緒に行きませんか?」 「ほ、本当ですか!?まさか下見止まりってことないですよね」 「あはは…ちゃんと本番もありますよ」 「良かったね、千里ちゃん」 だが、やって来た式場の下見というのは結婚式ではなく、お葬式であった。 次は新居を買いに行くのかと思いきや、墓地を買いに行く望。 しおりの予定を変更されているので千里は墓石で望の頭を叩くのだった。 そのまま病院に運ばれた望は昏睡状態だった。 昏睡状態なわけがないと可符香は来世の下見だと言う。 頭に包帯を巻いたまま学校にやって来た望は今年の修学旅行の行き先は沖縄になったと発表する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 16, 2007 09:22:10 AM
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