獣拳戦隊ゲキレンジャーの第31話を見ました。
獣拳巨神 DXサイダイオー
修行その31 俺たちムニムニ!
なつめのクラスメートの新一は、「仲間なんて必要ない」というひねくれ者で、バスケでも仲間にパスを出さず自分ひとりで勝手なプレイをするため、チームメイトからも厄介者扱いされていた。
その新一が、臨獣フォックス拳のツネキに襲われてしまう。
「止めろ、ゾワゾワ!!」
「そこまでよ!!」
「臨獣殿!!」
「もう大丈夫だぞ」
「何すんだよ!?俺とアイツの1対1の勝負なんだ、邪魔するなよ!!」
「流石、マク様の息のかかったツネキ」
「悲鳴と絶望も順調に集まっておるようですな」
「そうやって話をはぐらかせる気か」
「何のことでしょう」
「とぼけるな!!あの小僧と小娘はどこへ消えた!?」
「強さを求める獣拳使いの行き着く先は1つ、おそらく獣拳の聖地…」
「獣源郷か…」
「マク様、どちらへ!?」
「決まっておろう、小僧と小娘を追うのだ。この俺より強くなろうなどとおこがましい」
「その直情的な性格、あの頃と何も変わりませんね」
「誰?あの坊っちゃん」
「マク様と因縁浅からぬと言ったところか」
「ロン、何故貴様が今ここに!?」
「今宵、臨獣殿を統べるのはあなたではない。あの青年です」
「理央様、獣源郷へ行けば怒臨気をも凌ぐ究極の力が手に入るのですよ。それは一体どんな力なのですか?」
「知らん、だが行けば分かるだろう」
危ないところをゲキレンジャーに助けてもらいながらも、新一はそう助けてクレとは頼んでいないと言い残して走り去ってしまう。
その様子が気になり、新一を追いかける
ジャンと
ケン。
ジャンは仲間の大切さを新一に話すが、新一は自分には仲間などいないと言う。
そんな中、突然、3人はツネキが臨気で作ったバリア“狐空”に閉じ込められてしまう。
ツネキは狐空ごと
ジャン達を爆発させるつもりなのだ。
狐空を抜け出すにはツネキを倒すしかない。
ジャンと
ケンは変身してツネキを攻撃するが、狐空の中では通常の九分の一の力しか発揮できないため、歯がたたない。
どうせ助からないと弱気になる新一を、新一は自分のムニムニ(仲間)だから、絶対に守ってみせると励ます
ジャン。
その言葉と、
ジャンを助ける
ケンを見た新一はツネキを倒す方法を思いつく。
「閃いた!!閃いたんだ、あいつに勝つ方法。ムニムニ作戦だ!!」
2人は、
ジャンのスーパーゲキクローと
ケンのサイブレードを合体させる。
「「スーパーサイブレード!!」」
「どう足掻こうが、虚空の中じゃ貴様らに勝ち目はない」
「それはどうかな」
「俺達、ムニムニ!!ムニムニなら勝てる!!過激気注入!!」
「そうだ、1人ずつの攻撃は効かなくても2人の攻撃を合体させれば凄い力が出るはずだ」
「貰ったぜ、過激気」
「行っけぇ、ムニムニパワー!!」
「過激気研鑽!!スーパーサイブレード、鋭鋭過激気研鑽!!」
すると、ツネキは吹っ飛び、ついに狐空も消滅する。
「狐空が消えた」
「ってことは…」
「おーい!!」
「皆、無事か」
「やったぜ。流石、俺。へへっ」
「ケン、スゲー。新一もスゲー」
しかし、ツネキが巨大化し、ゲキレンジャーはゲキファイヤー、ゲキトージャウルフで応戦する。
するとツネキが、リンギで九体に分身してしまう。
九体のツネキに対抗するため、ゲキファイヤーはゲキエレファントファイヤーに獣拳武装する。
エレハンマーボールをバスケのボールのように使ってゲキトージャウルフとパスを出し合い、豪快なダンクシュートを決める。
この攻撃に、ツネキの最後の一体も大爆発。
そんなゲキレンジャーの戦いぶりを見て、新一も仲間の大切さを学び、バスケでも仲間にパスを出して勝つのだった。
《1人じゃ勝てなくても、みんなで力を合わせれば凄い力が出せるよ。ジャン、こいつらが俺のムニムニだ》
「ロン、貴様」
「理央様もそろそろ彼の地に着いている頃でしょう」
「理央様」
「もうすぐだ。この操獣刀がある以上、おそるるに足らず」
「理央よ、行かすわけにはいかんのぉ」
次回、「ゾワンギゾワンゴ!集結、獣源卿」
獣拳戦隊ゲキレンジャーDVDvol.4