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テーマ:アニメあれこれ(25881)
カテゴリ:中二病でも恋がしたい!
CLANNAD -クラナド-の第1話を見ました。
第1話 桜舞い散る坂道で 『この街は嫌いだ、忘れたい思い出が染み付いた場所だから。毎日学校に通い、友達とだべり、帰りたくない家に帰る。こうしていていつか何か変わるんだろうか、変わる日が来るんだろうか』 進学校に通う高校3年生の岡崎朋也は無気力な毎日を送っている。 毎日同じことの繰り返しで、周りの皆のように学校生活を楽しむこともできず、毎日遅刻ばかりしていた。 そのためか、校内では浮いた存在になっていた。 ある日、朋也は学校まで続く坂道の下で、一人の少女と出会う。 「あ、アンパン!!この学校は好きですか?私はとってもとっても好きです。でも、何もかも変わらずにはいられないです。楽しいこととか嬉しいこととか、全部、全部変わらずにはいられないです…。それでもこの場所が好きでいられますか?」 「見つければいいだろ?次の楽しいこととか、嬉しいこととかを見つければいいだけだろ。ほら、行こうぜ」 そのまま一緒に坂道をあがり学校へ向かう。 『俺達は上り始める。長い長い坂道を』 「毎日飽きずによくやるな」 「岡崎、見ていないで助けてくれよ!!」 「アホが移るから嫌だ」 春原陽平はラグビー部でまるでボールのように扱われていた。 「やかましい!!いい加減にしなさーい!!ったくもう、近所から苦情言われるの私なんだからね」 《寮母ってのも大変な仕事だな》 「美佐枝さん、もっと早く助けに来てよ…ぅ…」 「あんただって悪いんでしょうが。これに懲りたらちょっとは反省しなさい」 朋也の悪友・陽平はいつもいらないことしてトラブルを起こしていた。 『ここは終わってしまった世界。何も生まれず何も死なない…。過ぎ行く時間すら存在しない。もし僕が産まれる場所を探してるなら、この世界を選らんではいけないと思った。こんな世界に人がいた。僕が見えてるのだろうか?僕はこの世界に生まれてはいない…。終わった世界でひとりぼっちで生きる少女。空虚な制止した世界で生きる少女。僕はどうしてか彼女のことが気になった――』 遅刻ばかりの朋也を注意する委員長・藤林椋。 「あ、あの、岡崎君…」 「ん?何だ?藤林」 「岡崎君、今日も遅刻ですね」 「だから?」 「あの…毎日ちゃんと登校した方がいいと思います」 「あぁ、クラス委員みたいなこと言うのね」 「みたいじゃなくて私…クラス委員長だから」 「分かったよ、明日の気分次第ってことで」 「それじゃ、明日のこと占ってあげます。私、占いが趣味だから」 トランプをばら撒いてしまいながらも、占いをすると、明日もまた遅刻な占い結果が出てしまう。 「喧嘩売ってる気か!?」 「カードに出てますから…。こういう占いなんだと思います」 「思いますって何だよ」 「学校に行く途中、優しい女性とロマンチックな出会いをして時の経つのを忘れてそれで遅刻してしまいます」 「いやに具体性抜群だな」 「乙女のインスピレーションです」 「こら、岡崎朋也!!」 「お姉ちゃん…」 「あたしの妹いじめるとはいい度胸じゃない、このスカタンが!!」 「ちょっと話してただけだろうが!!」 「そうだよ、お姉ちゃん、いじめられてないよ」 「ふ~ん、ならいいけどね…。ん?あんた、椋に占ってもらってたの?」 「明日、優しい女性とロマンチックな出会いがあるんだと」 「ふふ~ん」 「何だよ、その顔」 「別に。まぁ、頑張んなさいよ」 交通事故にあった女生徒との幽霊がでる噂をスルーしつつ人がいる前を通りながら昼食をどこで食べようか考える朋也は校庭で一人アンパンを食べる渚と再会する。 病気で休んだせいで留年して、友達がいないらしい。 「部活とかやってなかったのか?」 「はい、本当は演劇部に入りたかったんですけど私、身体が弱いから、ちゃんと活動できそうにないし…」 「できる範囲で参加すればいいんだ。放課後、演劇部に行ってみたらどうだ?」 「でも…」 「見ろよ、こっちを見てる。しょぼくれた顔してたら友達できないぞ。藁って手を振ってみろよ。ほら、にっこり笑顔だ」 手を振るのが遅かったのか、気づかれなかった。 そんな話をしていると、バイクで暴れこんできた何者かが現れる。 それを止めに入った無敵の転校生・坂上智代。 デタラメな強さでバイク野郎を簡単に撃退してしまう。 「おい、岡崎、後で付き合えよ」 「ヤラセ?」 「うん。女が男に勝てるはずありませ~ん。金でも払って負けてもらったんだろ?人気稼ぎの為にさ。それとも金じゃなくてあっちの方?女の子はいいね、そういうので馬鹿な男は言いなりになっちゃうんだから」 「喜べ、同じ学校の生徒には手を出すまいと思っていたのだが、お前だけは特別に相手をしてやろう」 「可愛いね~、強がっちゃって。膝が震えちゃってるんじゃないの?」 「その時、俺は思い出していた。かつてこの街にはとんでもなく強く、そして美しい少女がいて、一般人に迷惑をかけたがる頭の悪い連中をやっつけて回っていたという噂がある」 智代に簡単にボコボコにされてしまう陽平。 「やられる前に言ってください」 放課後、演劇部に行く渚を見かける朋也。 「忘れていたよ。演劇部は今年の3月で活動休止したんだ」 「元々部員が少ないって聞いていましたけど」 「でも、休止ってのは条件が整えば活動できるってことだ」 「そうでしょうか…」 「もう一頑張りしてみたらどうだ?俺も手伝うからさ」 「岡崎さん、どうしてこんなに親切にして下さるんですか?会ったばかりの私に」 「どうしてって、どうしてだろうな…」 そんな話をしてるのを椋に見られていたのだった。 パン屋をしてるという渚の家にやって来た朋也。 新商品のパンを勧める渚の母・早苗。 余り物なので代金もいらないと言われ、新商品のパンを食べてみる朋也。 「コンセプトは和みです」 「和み…」 「中にお煎餅が入っているんですよ。名づけてお煎餅パンです」 「名前のセンスも凄いけど…パン作りのセンスも凄いな…」 「そうでしょ?アイデアの勝利です。――あの、どうなさいました?」 「どうもこうも、はっきり言わせてもらうけどこれは失敗作だ」 「えぇ!?美味しくありませんでしたか…?」 「味も問題あるけど、そもそも食いにくすぎる。これじゃ売り残って当然だ」 早苗が泣き出すと、泣かすと怒る父・秋生が奥から出てくる。 「おい、言っちゃいけねえことを言ってくれたなつべこべ言わす美味い美味いって食ってりゃいいんだよ。それが義理だろ、人情だろ。真実ってのは過酷なもんなんだ。それをそのまま突きつけちゃ可愛そうだろ!!」 バットを手にした秋生に襲い掛かられそうになるが、制服が娘のと同じことに気づくと止めてもらえます。 そして、渚の友達だと分かると部屋に案内してもらえます。 「もしかしたらボーイフレンドかもしれませんね」 「フッ、こんな優男に渚を渡せるか」 インパクトに欠けると名前を、岡崎銀河、さらに大宇宙銀河に改名するように言う秋生。 早苗からは岡崎朋也エターナルにするように言われてしまいます。 かなり変わっているが、歓迎され夕食をご馳走になる朋也。 「何か不思議だった。こんな家族もいるんだな。スゲー仲いいんだな」 「そうでしょうか?普通だと思いますけど…」 朋也が帰宅すると、酒と賭けごとしかしないダメ父がいた。 「親父、寝るんなら横になった方がいい。なぁ、父さん」 《俺の母親は俺が小さい頃に交通事故で死んだ。そのせいなのか、親父はアルコールと賭け事に溺れ、ロクに仕事もしなくなった。》 酔いつぶれた父の姿に家を飛び出した朋也は街頭の灯の下で、一人芝居をする渚に会う。 「もしよろしければ、あなたをお連れしましょうか?この街の願いの叶う場所に」 次回、「最初の一歩」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 14, 2007 08:43:14 PM
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