ナイトウィザード The ANIMATIONの第4話を見ました
ナイトウィザード THE ANIMATION VOL.1 初回限定版《予約商品12月発売》
Episode.04 キリヒト~月面の出逢い~
「本日のお茶はロイヤルミルクティです。アッサムの強い香りがミルクにとっても合うんですよ。無事に賢明の玉を回収できたようですね。この調子で次の宝玉の探索もよろしくお願いします」
「あの、アンゼロットさん。私、感じたんです。次の宝玉なんですが、月にあるんじゃないかって」
「月!?」
「月って空に浮かんでいるあのお月様?」
「はい」
「やはりエリスさんもそう思いますか?」
「何か思い当たる節でもあるのか?」
「我がロンギヌス部隊はいたる所で宝玉の捜索を続けています。つい先日のこと、月面で探査活動中だった部隊が突如消息を絶ちました。これがその部隊との最後の通信記録です」
月で宝玉探索中のロンギヌス部隊のうち、月面で活動中の部隊が、“白い悪魔”という言葉を残し、消息不明になっていた。
原因不明のままではあったが、スペースシャトルのような宇宙航行用の箒“シルバースター”に乗って、月に向かう事になった
エリス達。
けれど、期末試験が近いという事で、道中は試験勉強に明け暮れる事になるのだった……。
「なぁに?柊、こんな問題も解けないの?じゃあ、やっぱあんたの秘密を皆にバラすしかないねぇ」
「俺の秘密と勉強に何の関係があるってんだよ!?」
しかし、月面まで後わずかとなった時、杵を持った大量の白いウサギが船体に取りつき、杵でシルバースターを破壊してしまう。
「まさか、白い悪魔って…」
「あいつらのことだったんだ」
そして、爆発に巻き込まれ、それぞれバラバラに月面に放り出された一同だったが、月衣によって皆、一命は取り留めていた。
気絶から目が覚めた
エリスは宝玉のある方角に向かって歩き始めたが、そこに再びウサギ達に襲われる。
すると、突然、学園中等部の制服を着た少年が現れ、
エリスを守るのだった。
「全く、僕が守る羽目になるなんて…。柊蓮司は何をやっているんだ。他の連中も雁首を揃えて、もっとマシなウィザードがいるだろうに。アンゼロットは何であんな頼りにならない奴らを」
「そんな言い方ないと思います。柊先輩は何度も私を助けてくれました。くれはさんだって、灯ちゃんだって私を守ってくれている大切な仲間なんです!!」
「ごめん。君の仲間を悪く言うつもりはなかった。ただ、君が危険にさらされているのが許せなかっただけなんだ。僕の助けはここまでだ。試練を乗り越えろ、エリス」
「あなたは…?」
「ふっ」
「待って!!」
宝玉を更に近くに感じて、頭が痛くなりその場に座り込んでしまう
エリス。
そこに箒に乗って現れる
灯。
白い悪魔に追いかけられている
くれはだったが、
蓮司が助けに入ります。
蓮司が白い悪魔を相手にしている間に
くれはは爆発したシルバースターの残骸から高速飛行能力に特化した箒のテンペストを見つけ出し、
蓮司を掴まらせて
エリスの元へ向かう。
灯と
エリスは人工建造物を月面で発見し、近づいていくと近くに宝玉を感じるのだった。
だが、そこに赤い月が現れ、侵魔が襲ってくる。
剛毅の玉を持つ侵魔は巨大化し、
蓮司達も気づきます。
「灯、エリスは?」
「あいつの中に」
「この状況、エリス、君はどうやってくり抜ける?」
「あれは単なる巨大な侵魔じゃない。おそらく、あの巨大な身体そのものが一つの月匣」
「つまり、あの中にエリスと、エリスを捕まえた侵魔がいるってことか。俺が行く!!くれはと灯は攻撃を一ヶ所に集中してくれ。月匣の壁が脆くなったところを狙って、俺の魔剣でぶち抜く」
蓮司の指示通り、一ヶ所に攻撃を集中する
灯と
くれは。
そして、脆くなった月匣の壁を魔剣で斬り裂き、中に入っていく
蓮司。
上から下がってきた
蓮司の攻撃を受け止める侵魔。
宝玉の力を借りている侵魔に
蓮司の攻撃が効かない。
「違う、それは私の光。それは私の光。私の光、戻りなさい」
侵魔の持っていた剣から剛毅の玉が
エリスの手に回収される。
「魔器解放!!御託は裏界に帰ってから並べやがれ」
侵魔を
蓮司は斬り裂くのだった。
「全く冷や冷やさせられたよ。」
「あなたは…」
「誰だ?お前」
「柊蓮司、あの程度の侵魔に梃子摺っているようじゃ先が思いやられるな。他の二人もそうだ。与えられた使命に相応しい働きをしてもらいたいね」
「何だ、テメー!?いきなり出てきて偉そうに」
「ふっ」
「は、テメーこの野郎!!」
「あ、あの…ありがとう。さっき助けてもらったお礼を言わなかったから。あ、待って。あなたの名前は?」
「キリヒト」
「キリヒト…」
「けっ、いけ好かねえガキだぜ」
次回、「覚悟~二人の魔剣使い~」
「ナイトウィザード-The ANIMATION-」Characters Vol.1~志宝エリス(CV.宮崎羽衣)