ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-の第4話を見ました。
第4話 飛翔―空の果て―
2年前
シャトルと激突したドラゴンを見つけた
キタジマ。
「これがアトルム…」
ドラゴンに
キタジマが触れると、光りだしたドラゴンの姿が消えていた…。
新小笠原の騒動から一命を取り留めた
ジン。
「ギオ…」
「ん?」
「無口な奴だったけど、妙に馬が合ったんだ、ホントに。弟みたいに思ってた。そんなスピリタスを俺は…殺した」
「ハウルのせいじゃない。あたしだってアキラちゃんに殺せって言われてたら」
「マスターの命令は絶対なのです。レゾナンスの神官から決定付けられておりますからな」
「私は殺せなんて命令しない」
「つうかよ、何でこんなことになっちまったんだ!?スピリタスは何であんなことに…。アマギのせいなのか?」
「それはISDAの調査室が動いている。ああするしかなかった。すまない、ハウリングスター。今、我々がすべき事は一刻も早くカミシナ・ジンとギオを探し出すことだ。これ以上騒ぎを大きくしてはならない」
ギオが自ら割って出て行ったカプセルを見つめる
カズキ。
「ギオ、どうして…ジンと。どうして、どうしてなんだ!!」
新小笠原の事件で国民が動揺しているが、Dプロジェクトのことを明かすわけにはいかないと言うキリル。
「サカキ司令、あなたはどうお考えか?あなたのお考えをお聞かせいただきたい」
「一連の殺人事件の犯人のその正体を隠し通すのであれば、国民の意識をそらすためにもDプロジェクトは公表すべきだと考えます」
「同感だ」
ジンは近くにいた
ギオに話しかけていた。
「服、どうしたの?」
「人間とはこういうものなんだろ」
「お前、とあの何なんだ?」
「俺はトアを守るために生まれてきた。」
「トアを守る?」
「お前はトアの何なんだ?」
「俺?俺は…」
《俺はトアの何なんだ…?》
「あ、この音は…」
突然立ち上がる
ジン。
「トアだ、確かに聞こえる」
「何か聞こえるのか?」
「お前には聞こえないのか?月だ、トアは月にいる。」
「月?何故そんなことが分かるんだ?」
「聞こえるんだ、歌が」
「歌?」
「あのさ、マキナ。さっきの話なんだけどあたしだってマキナに殺せなんて言わないぜ。言うわけないじゃん」
「うん、分かってる。ギオ!?」
車で走っていた
マキナと
アキラの前に
ジンを拘束する
ギオがいた。
トアとの再会を望む
ジンを、
ギオはドラゴノーツに引き渡し、あげく自らも投降してしまう。
「俺はコイツに利用されただけだ」
「この裏切り者!!トアに、トアに会いたくないのかよ!!」
アキラと
マキナは
ジンと
ギオを保護し基地に連れ帰る。
「では、アルブムの呼ぶ声がして、その後の事は覚えていないと言うのだな?」
「あぁ」
「キタジマ博士の所に連れて行け」
アキラは
ジンを尋問していた。
「なぁ、何だってあんな無茶をしたんだ?」
「トアに会うため、それだけです。俺はトアの何なのかを…それを知るためにトアに会いたい。一人じゃないと言ってくれた人だから」
いきなり暴れ出す
ギオ。
ギオを止めに行こうとするが、
アキラは
ギオと
ジンが連携してると気付く。
「どうしてマスターでもないお前がギオに、ドラゴンに乗ることができたんだ?レゾナンスもしていないのに」
「何を言ってるんだ?何のことだ?」
「とぼけるな、ちゃんと質問に答えろ」
「マスターとか、レゾナンスとか一体何のことなんだよ」
「とぼけるなと言っただろ」
「とぼけてなんかいない!!答えたくても分からないんだ。一体、何なんだ!?何が起こってるんだ?こっちが聞きたいよ!!教えてくれ!!」
《ホントに何も知らないのか?だったら、コイツとギオの関係って…》
「真実が知りたいんだ。だからトアに会う。会って確かめるんだ!!」
ギオの起こした騒ぎに乗じて、
ジンは
アキラの制止も振りきって宇宙ポッドと宇宙服を強奪する。
「あなたはカズキとレゾナンスしたはず。なのにどうしてカズキの言うことを聞かないの?」
「俺は俺だ、誰の指図も受けない」
「何故、あなたは自由なの?」
「さぁな」
「興味深いわ、あなた」
「俺はあんたに興味ないぜ」
ガードレールから落ちた車にしがみ付いていた
アキラを助ける
マキナ。
ギオはドラゴンに変身し、
ジンはトラックから宇宙ポッドを発進させ、
ギオの首に合体する。
そして、月へと飛び立っていくのだった。
「追わなくていい。あいつなら変えられるかもしれない」
「変える?」
「うん、ドラゴンと人間の関係をな」
「ジンの奴、また僕のギオを…。許さない、絶対に」
「これはこれは。ドラゴンを取られたドラゴノーツ期待のルーキーさん」
「こんな所で油売っていていいのかな?」
「いつ出動命令がくるか分からねえぞ」
「もっとも出動しようにも乗り物がねえってか?」
宇宙に出た
ジンは初めてのの宇宙からの地球に感動する。
「これが地球…」
ボコボコにされた
カズキにハンカチを差し出す女性――。
次回、「交錯―降り出した雨―」
perfect blue/Jazzin'park